「手がよごれるからドロだんごは作ってはいけない」
「服が汚れるから外であそんではいけない」
「芝生がはげるからこの中に入ってはいけない」
「散らかるから積木は出してはいけない」
「危険なあそびはしてはいけない」
などなど。。。
子どもたちは知らぬ間にたくさんの制限がつけられます。もちろん命に関わる危険なあそびは、ちゃんと大人がみていないといけませんが、制限をしすぎることは子どもたちの健全な発達をも制限することになると思うのです。ドロだんごづくりは伝承と細かい手先を使い脳の刺激を促します。積木は空間認識や創造性、集中力を育てます。もちろん外あそびや森の中であそぶことは、本来の子どもらしいあそびだと思います。これらが全て制限されたとしたら、この時期にしか身につかない大切な能力が欠乏するといわれています。
幼稚園では子どもの発達にあわせて、たくさんのあそびが用意されています。その中から、自分で考え、選んであそべる環境を用意したいと考えています。
子どもにとってあそびはまなびであり、ごはんを食べるのと同じくらいこどもには必要なことだと思います。。。