手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

EL156pp 再挑戦 その15

2021年09月14日 02時05分56秒 | 真空管アンプ

EL156pp 再挑戦 その15

まだ初段のWE407のプレート電圧(90V程度)とドライブ段の5687のプレート電圧(340V程度)の細かい部分の調整が残っていたが、EL156をセットすることにした。
いつものことながらこのときが一番緊張する。電源スイッチをオンに。暫く待ってもヒーターが赤くならない。まさかヒーターの断線?と慌てたが単純なピン接続のミスだった。
お恥ずかしい。
手直しして再度、スイッチ・オン。無事ヒーターがオレンジ色に灯った。久しぶりに見る輝きだ。EL156のグリッドにはマイナス50Vくらいの電圧がかかっているので、カソード電流は殆ど流れない。VRを少しずつ回して、バイアスを浅くしていく。2本のカソード電流をモニターしながらカソード電流を増やしていく。約25mAにセット。
車でいうと慣らし運転程度の電流で音出しだ。

マイルス・デイヴィスのCD「スケッチ・オブ・スペイン」を掛けてみた。もう調整も必要ないような聴きなれた音が出てきた。常用のアンプ、6384ppの片CHを使って慣らしてみた。
スピーカーから耳元まで1.5mの位置で聴いているが、耳元でささやくようなマイルスのペットの音が素晴らしい。すでに深夜なので、大きな音は出せない。
明日は、再度聴いてみよう。NFも掛けていなし、細部の調整が残っている。

 それはいいのだが、モノラル・アンプなので、もう1台同じものを作らなければステレオで聴けない。
果たして、今のテンションをあと1週間維持できるやら.....? ?



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