EL156pp 再挑戦 その16
今回のアンプの回路は、6年前に作った6384ppがベースになっている。回路構成はほぼ同じだ。球は全て異なる。特に終段のEL156は6384と比べると倍くらいのスペックだ。
なので、電源周りの回路の抵抗値が変わってくる。
今日は、初段から終段までのプレート、SG電圧を設計値になるように電源周りの抵抗などを調整した。EL156のプレート電圧も430Vだったのをトランスのタップを上げて470Vとした。また、EL156のスクリーンへの電源供給はツェナーダイオードで簡単な定電圧回路を経て供給する構成になっている。ただ6384に比べるとEL156はスクリーン電流が6384よりも大きい。なので1系統のツェナーダイオードによる回路だったのを2系統に変更した。
そのために、手持ちの抵抗に適当な容量のがなくて必要以上に大きな抵抗(5W)を使うことになった。
ごらんのとおり、とても雑な見栄えになってしまった。
必要以上に5W級の大きな抵抗しかなくて、ここだけ、見苦しい様相になってしまった。
そういうことで久しぶりにアムトランスに必要な抵抗を発注した。