Beymaの20cmフルレンジがなかなかご機嫌な音を出してくれるのだが、よく聴き込むと高域の暴れみたいなのが
気になってきた。たぶんツィーターとの繋がりがうまくないのだろう。LC-NWを見直す必要があるかなと
思案していた。そういうときオークションで「Beyma」を検索したら、8AG/Nよりも一回り小さい15cmの
ユニットが目に止まった。そのユニットのマグネットがすごい。能率も93dBなのでドーム型ツィーターと
組み合わせるにはちょうど良い。ということで、運よく落札できた。
<< 5G40Nd >>
このユニットのマグネットはスゴイ! 箱から出して並べたら磁力が強くて くっついた。
それを引き離すのにびっくりするほどの力が要った。
これを収める箱は、最近よくお世話になっているHard-Offから もってこいのを見つけてきた。
ONKYOのD202Aだ。
ウーファーのコーンエッジがみごとに失われているので1,500円なり。
これだけの箱を自作すると とてもこの金額では作れない。
この手の小型のSPには疎いのでnetで調べてみると人気があるSPみたいだ。
そしてウーファーのコーンの劣化はお決まりの流れのようだ。このユニットもマグネットが半端ではない。
なんとか再生してやりたくなる。
早速、いつもの様に適当にサブバッフルを作りユニットを取り付ける。ツィーター用の穴も塞ぐ。
5G40Ndはスペックによると高域は17,000Hzまで伸びているので、ツィーター (D21/AF)とは10Khz/Octで繋ぎ
スーパーツィーターみたいな感じにしてみた。
さて音出しだ。
ウーファとの間は、CR型のパッシブフィルタで300Hzで切る。アンプは暫定EL-34ppを使う。
一聴して20cmフルレンジのときよりも 「良い感じ」だ。音の傾向は似ているがより Vocalなどは
リアルに再現される。何よりも低域の立ち上がりが良くなった。力感も増した。
Pops系(山下達郎とか)だと、沢山の音の中にvoclaが埋もれがちだが、ちゃんと浮き上がって来る。
Jazzのピアノのカキーーンと来る音も、悪くない。
オーケストラだと、若干ステージの前方で聴いているような感じだ。音が前に出てくるためだろう。
DYNAUDIOのように後方に広がる感じではない。
が、それほど悪くもないと言ったところなので、全体としては いい結果となったかな。
最新の画像[もっと見る]
- プレーヤー復活へ 1ヶ月前
- プレーヤー復活へ 1ヶ月前
- ORANGE社の小さなアンプ 2年前
- MDギターの改造 2年前
- MDギターの改造 2年前
- MDギターの改造 2年前
- Schector改造記 番外編 その2 2年前
- Schector改造記 番外編 その2 2年前
- Schector改造記 番外編 2年前
- Schector改造記 その5 3年前