夫の母が倒れたら

ある日、突然。備忘録。

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2019年07月03日 | 日記
沈黙。
車内の3人とも唇を引き結んで、フロントガラスを見つめていた。
高速のランプが後方に流れていく。
夫は、制限速度すらもどかしいというふうにハンドルを握っている。

「焦らないで…気持ちはわかる…同じだから…」

正直、自分も動揺していたけれど、それほどでもなかった。
夫の焦りに同調しようという計算も働いた。

「わかってる。わかってる…」

冷静さを欠いた夫の横顔。
私が運転すべきだった、と心の中でつぶやいて、道中の無事を祈る。
こういう時、夫に余計な事を言えば怒鳴られるだけだ。


姑の近所に住んでいるA叔母と連絡がとれないのも
皆の心配に拍車をかけた。
A叔母のラインは、実家近くなっても既読にならない。

どうしたんだろう。
おばさん、ライブにでも出かけてるんだろうか?