六弦専務のほろ酔い日記

ブログ風にまとめた個人的な日記

Greco SS63-70

2008年02月05日 15時09分06秒 | ギター
前から計画していたGrecoのSGの板バネアームの修理を。

購入時からアームを止めるネジが裏からナット止めされてなかったからアームがすぐ緩んでしまう状態。5mmのナットはすぐ手に入ったんだけど樹脂ワッシャーが中々見付からなかったので思い切って業者から買っちゃったよ。20枚もいらなかったんだけど。

板バネ部分を分解しないと作業出来ないのがめんどくさいんだけどサクサクっと...。

ジャ~ン!すぐに完成。アームのトルク具合も良い感じ。



し、渋い...。


このGrecoのSGは86年製のミントコレクションシリーズで、おそらくSS63-70ではないかと思われ。板バネアーム付きは結構レアみたいですな。ネックジョイントも修理無し、↑のアームのネジ周り以外はおそらくフルオリ状態。家の近くのハードオフで売ってた。

ジャパンヴィンテージという言葉が生まれてから、変に格式が高くなったしまったこの時期の国産ギター、個人的には昭和生まれのパチもんという胡散臭さと、骨董品のような希少性の絶妙なバランスが最大の魅力だと思う。それでいて楽器としての質もそれなりに良い。実際にこいつも生音での音抜けはギブソンのレギュラーラインSG以上だったし。という訳でギブソンはドナドナされたけどこいつは手元にある。スロットで大負けしない限り手放さないだろうな。

ただフレットが結構減ってきているのでそのうちフレット交換したい。1万くらいで出来たら迷わないで済むんだけどな。それともコレクションとしてオリジナルのままがいいのかな。

最近では昔のGrecoのEGやTokaiのLSなどは一部非常に高価になって、とても手を出しづらい物になってきたけど、小遣いが少ないお父さんの為にも昭和ノスタルジーはあまり高騰しないてもらいたい。
コメント (2)
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