kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

人形供養

2021年02月07日 | Weblog

今日、家の近くにある天照天大神に出向き、人形供養をしてきた。

爺、婆、娘1・2・3号、婿1号、孫1の総勢7名で生活していたこともある我が家だが、2020年8月に1号夫婦が近所のマンションに移り住んでから、爺と婆の2人暮らしとなった。
これを機会に部屋を少しずつ片付けているのだが、家の中には、絶対使わないし、かさばるのに、中々捨てられない物がある。

アルバムに貼っていない写真とネガ。
これは、爺が完全退職したらデジタル化しようと思っている。
子どもたちが幼稚園、小学校の時に作った作品群。
これは、次の年末年始にみんなが揃ったときに、カメラに収めてから処分しよう。
子どもが生まれた時にいただいた日本人形、男の子と女の子の市松人形と高砂人形。
どうすれば良いのだろうか。

リサイクルショップ数件に電話してみたが、日本人形は引き取らないとのこと。
NPO法人で寄付金込みで引き取ってくれ、必要としている人へ引き渡すというところもあるようだ。

昨日、天照天大神に行ってみると、お札やお守りを収めるところに、「ひな人形等は御霊抜きをしますので、神社へ連絡してください」との貼り紙があった。
直接社務所に行って聞いてみると、御霊抜きをする人形を持参してください、とのこと。

そして本日、市松人形と高砂人形を神社に持って行った。
持って行けば、後は神主さんがやってくれるのだろうと思っていたが、爺も御霊抜きの儀式?に立ち会うことになったのだ。
ドンドンドンと太鼓の音とともに御霊抜きは始まり、神様に対して二礼二拍一礼等一連の流れを、神主さんの指示に従って、短い時間であったが厳かに終了した。

最後に神主さんからこう言われた。
あなたは今日、とても良いことをしました。このように人形を扱う人は最近あまり見かけません。
人形は今まであなたの子供たちを見守ってきました。人形はこの後、お焚き上げで姿はなくなりますが、御霊は天上に戻り、あなたたち家族を守ってくれるでしょう。

何だかとても清々しい気持ちで人形供養を終えることができた。
お人形さん、これからも家族をお守りくださいね。


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