糠平湖の幻の橋と言われるタウシュベツ川橋梁を見てきました。
タウシュベツ川橋梁は旧国鉄士幌線跡の河川橋梁で、
糠平湖に沈んだ旧士幌線が通ってた橋です。
士幌線は昭和14年11月18日に上士幌─十勝三股間が開通し、
昭和27年北海道総合計画の一環として、糠平ダムが31年6月に完成。
これにともなって清水谷-幌加間のルートが変更され、
旧ルートは湖に沈みました。
タウシュベツ川橋梁は1937年(昭和12年)に完成。
わずか20年しか使われず、
その後は湖の中で沈降を50年あまり繰り返してきました。
湖の水位の変化により姿を消したり表したりすることから、
幻の橋と言われてるそうです。
50年の間の水圧と春と秋の凍結と融解の繰り返しにより、
コンクリートの老朽化は進み、
もういつ朽ち果ててもおかしくないくらいボロボロ。
十勝沖地震の影響で中央部は崩壊していました。
2枚目の写真のような当時の面影はもうないですね。
他のアーチ橋は「登録有形文化財」になってるものも多く、
遊歩道が整備されたり、保存処置が取られたりしていますが、
タウシュベツ川橋梁は特に保存処置はされておらず、
アクセスする4kmほどの林道が
定期的に整備されているだけのようです。
このまま朽ち果てていくのも自然の成り行きそのままで、
良いのかもしれませんね。
タウシュベツ川橋梁は旧国鉄士幌線跡の河川橋梁で、
糠平湖に沈んだ旧士幌線が通ってた橋です。
士幌線は昭和14年11月18日に上士幌─十勝三股間が開通し、
昭和27年北海道総合計画の一環として、糠平ダムが31年6月に完成。
これにともなって清水谷-幌加間のルートが変更され、
旧ルートは湖に沈みました。
タウシュベツ川橋梁は1937年(昭和12年)に完成。
わずか20年しか使われず、
その後は湖の中で沈降を50年あまり繰り返してきました。
湖の水位の変化により姿を消したり表したりすることから、
幻の橋と言われてるそうです。
50年の間の水圧と春と秋の凍結と融解の繰り返しにより、
コンクリートの老朽化は進み、
もういつ朽ち果ててもおかしくないくらいボロボロ。
十勝沖地震の影響で中央部は崩壊していました。
2枚目の写真のような当時の面影はもうないですね。
他のアーチ橋は「登録有形文化財」になってるものも多く、
遊歩道が整備されたり、保存処置が取られたりしていますが、
タウシュベツ川橋梁は特に保存処置はされておらず、
アクセスする4kmほどの林道が
定期的に整備されているだけのようです。
このまま朽ち果てていくのも自然の成り行きそのままで、
良いのかもしれませんね。