案件がほぼ決まってたような会社から2件、キャンセルというか、「また検討します」ってな回答があった。
こちらも2月末の忙しさにかまけて、ま、先方も月末で忙しかったのもあるだろうし、あえて2月末はこちらからも連絡しなかったけど、3月になって再度こちらから「その後どう?」とコンタクトをとったとこがそういう回答で。
顧客からの案件や顧問が決まるようなこともあれば、こういうこともある。
とらぬ狸の皮算用が怖いとこはこういうとこで、こちらは以前そういう話があってやる気マンマンでも、値段のことか、手続きの必要性か、なんにせよ、それらの会社(社長)の回答が“しばらく保留”、“また連絡する”というようなもので。
その打ち合わせも、早いものは去年の11月くらいから、もう1件は1ヶ月くらい前のものだ。それからちょっと間をあけて連絡するとこうなる・・しょうがない。
実情として、そういうとこはほぼ、今後連絡があって案件になることはない。そう決めつけてるわけではないけど、また近いうちに連絡があって依頼してくる可能性は低い。
そもそも、その社長がホントにやる気があるんなら先方からも連絡があってもいいはず。でもないままでこちらからコンタクトをとるとそういう回答になる。
バッサリ断ってくるわけでもないけど、“無期延期”状態になる(であろう)。
それでもこちらが忘れたころに連絡があったりもするんだけど、こちらとしては期待はもはやしない方がいい。
結構「急ぎで」とか「必要性があって」と、あらかじめ会って話してそういう流れだったのが、こうやっていざやるとなると進めることに渋るような、先延ばしにするような回答もあったりする。
そういう時の回答はおおよそ「今、バタバタしてて」というものでもある(笑)。
そのバタバタがおさまったら依頼してくれるのか・・いや、そういう確証はないし、それも社交辞令だろう。一応でも俺が話を聞いて相談に乗って、それでいて断るのもはばかられるから一応でもそう言ってくるのかもしれん。
でも、その社長がホンキでやるつもりなら、もしかしたら「今週はバタバタだけど来週なら、今月下旬なら」と先方から言ってくるかもしれん。でも、今回のケースは先方も恐縮しつつも、要は「今はやらない、今後も未定」ということ。
そういう断り方もこういう仕事をしてればあるもんだ。
もちろん俺としては残念でもあるけどしょうがない。
でも当然、会社としてはそういう手続きや対応はやっといた方がいいものでもある。というか、状況を聞くかぎりでは「やらなあかんこと」でもある。打ち合わせの段階で俺がそう説明もして社長も乗り気であっても、やはりこういうふうにもなる。
手続きをする会社、社長自身からは、そういう話をしつつ「やらなあかんな」となってても、こちらから再度投げかけると「そこまではまだいい」とされることもあったりする。
話だけ聞いて「かなり大変だな」、「こんだけカネかかるのか」と躊躇してしまうとこもあるかもしれんけど、その結果「そこまではいらん」とされるのかもしれん。
でもなあ、それだけの手続きで会社が今後うまくいければそれだけの価値があると見てもらいたい。それが違法状態だとかまでは言わんでも、どうせなら本業に専念して落ち着いて会社をやっていきたいだろうに、そのためにやるべきことをほったらかしにしてソワソワしながら気になることを解消しないままやっていくのもよろしくないだろう。
まあ、そこもこちらから経営者や社長に訴えかける、わかってもらえる俺の「営業トーク」が未熟なとこもあるだろうけど。
でも、手続きにしても労務管理にしても、それができてないまま、やらないままで、トラブルとか困ったことになってから俺にまた相談があるようなことも想像できる。役所が入ってきた、従業員が文句言ってきた、と。
かつてそういうこともあったし、そんなうやむやにしたままのケースでは後日、それこそ忘れたころに「言わんこっちゃない」ってな事態になってることもある。で、おおよそ、そういう時の“緊急”の対応は当然「急ぎで」となる。そうなると、こちらも「だから言ったのに」と、無用に焦ることになる。
そういう経営者や社長は、自分の会社で目の前の現実がそうなってから初めてそのリスク、やらんかったことの大きさというものを改めて思い知らされたりもする。
そうなってからあれこれやるにも限界があったり、結局は(カネ、コストが)高くついたりもする。
でも、それからでは遅いと俺サイドがわかってても、そうなるまでに危機感もって考えることはそうそうないのかもしれん。だから「今はまだいい」ともなる。
経営者や社長もそれぞれ。
こちらからの投げかけ方、タイミング、報酬の額ももちろんあるけど、先方についても「どれだけホンキでやるか」の意識、リアクションはその社長次第だ。
報酬や手数料などのことだけが原因なわけでもないだろうけど、やはり依頼する方からしたら安いにこしたこともないだろう。
俺の報酬は、結構アバウトでもあり、また、かつての俺が勤めてた事務所での割安な額が俺個人の相場になってることもあり、一般的には高いことない額で提示してるつもりでもある。
俺が数年前に勤めてた事務所は顧客もそこそこいたし、やはり高いと案件には結びつかんことが多いのもあって、顧客単価はそんなに高いもんでもなかった。俺もそういう相場やあんばいを知ってるから俺個人は今、顧客は多くなくてもおおよそそれくらいの額で提示する。
それでも、数万ではすまん(シャレではなく(笑))手続きもあり、それで提示すると、どうしてもそれだけの額の見た目でまずは判断されもする。
それもしょうがない。
俺も、見積もりや回答した額よりは実際に依頼してもらえたらそれより低い額で最終的に請求したりもするけど、やはりこちらもそういう見積もりの額で先方を見る。つまり、その仕事、手続きの価値というものが先方にもわかってもらえてるか、それだけ払ってもやる気があるか、というのを測ってもいる。それでも依頼してくれると先方の誠意、やる気も伝わるし、仕事のあとに実際に請求する額も多少は下げようとも思う。
でも、依頼の前段階で先方が今回のようなかんじだと、冷めてるような、とりあえず目先のことだけで問題なければいいというような、ちょっとこちらの思惑どおりには運ばないような、そんな印象になる。
まあ、思惑どおりにならないのも現実でもあり、それも再度書くけど“しょうがない”。
俺にとっては1件1件大事ではあるけど、そういうとこでも共感できたり一緒にやっていく足並みがそろう会社でないとなかなかその依頼や準備や支払いやらがスムーズに進まないことにもなる。
そういう会社には今後も間をあけて投げかけはしていくけど、こちらもさらに他に見込み客を広げられるよう活動していかないといけない。
ま、そういうこともある。
いいこともあれば、そうでないこともある。
それはそれでしょうがない。
くじけずにがんばろ。
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