・・ここは、なんと、2年ぶりのブログ更新。
東京オリンピックもW杯も、そしてWBCもその間にいろいろあり、個人的にも、まあ、いろいろあったけど(笑)、俺は変わらず元気。
自分の事業も、あいかわらず忙しかったり波があったり、だけど、とんとこのブログのことも忘れててまったく書いてこなかった。
・・今回は、某日行ってきた、「沖縄」についてちょっと書こうかな、と。
そもそも、今回沖縄に行くことにしたのは、「ANAのセール」が、去年あったから。
それに乗じてかなり安くなってる航空券をとって行ってきた次第で。
おそらくそのセールがなかったら行ってなかったであろう(笑)。
・・・俺、個人的には「飛行機好き」ではあるし、那覇空港への飛行機や、空港について書くとさらに長くなるので割愛する(笑)。
ただ、いろいろ下調べをしつつも、レンタカーを使うと便利ではあれど、俺が絶賛ペーパードライバーでもあり(笑)、また、「米軍のクルマとモメるとやっかい」みたいなこともあったり「那覇市内は(時間帯によって)バス専用レーンもあって気をつけないといけない」とか、ややこしそうだったので、限られた日数での、限られたエリアの観光ということで、地元のバスを使ってみるべく「路線バスで回る」ことを選択。
まあ、バスに乗ることでの俺の懸念は、「バス酔いすること」(笑)。
クルマやタクシーでも、酔う時は酔うので、それが不安。
モノレールの「ゆいレール」はあれど、走ってるとこは限られてるし、まあ、それで工事中の(笑)首里城とかも今回行ってはきたけど。
空港から国際通りなどの繫華街もゆいレールで行ける、でも、那覇からちょっと遠出するには他に電車もなく、レンタカー以外ではバスしか選択肢がなく、安くも済むし、また、路線さえ間違ってなければ目的地には着くだろうということでバスの時刻表やら行先やらもネットで調べて行った。
しかし、だ。
その路線バス、「琉球バス」だったか、いろいろ不便。
観光産業でいろんな沖縄各地に観光客を運ぶのに、不便なところがあれこれありすぎ。
バスの車両は、「昭和のバス」のようなかんじ、それはそれでのどかな郊外を景色を見ながらゆっくり乗って回るのはいいけど、どうにも古いのは否めない。
座席もクッションが薄くケツが痛い、それぞれの観光スポットに距離があるから30分、40分、1時間くらい乗ってることもある、それでその座席はつらい。
バスに乗ってて思ったけど、沖縄の道、道路は、解放感もあったり運転しやすそうではあるし、「レンタカーで運転するのも気持ちよさそう」とも思ったけど、微妙に、分かれ道が、左前方と右前方でナナメに分かれてたりで、ナビがあっても「どっち?」ってなりそうな分岐が多い印象だった。
そしてなにより、バスの「運賃の支払い」に難あり。
ICカードも基本的には使用不可、毎回小銭を出さないといけない。
乗る時には整理券をとって、距離によって運賃が数十円変わっていくから、あらかじめ小銭での額を把握しとかないと降りる時にゴタつくことになる。
おつりも出るんだったか、どうだったかな、なんにせよ、「ピッ」って簡単に降りられない。
そもそも、そういったバスは、なかなか時間どおりに来ない印象、つまりは、おそらく、旅行者も利用者も多いだろうに、そういうスムーズな料金支払いもできないから、そこで毎回、客がおりるたびに時間がかかり時刻表どおりに来ない、ってことになるのではないか、と。
沖縄県も、観光事業で潤うとこもあるんだから、地元のバスにも助成してやってそういったシステムやら小銭不要のサービスが整うようにしてやってほしい。
運転手も、降りるおばあちゃんとか相手にあれこれ説明してたり、観光客にも説明してたり、その間は当然バスは発車できず、そんなバスの支払い方ひとつで運転手自身もだいぶラクにもなるとも思うけどなー。
それでいて郊外のバス停も粗末で、「時間どおりに来ない時刻表」(笑)も貼ってあるんだけど、字がすんごく小さく不親切。
いったい誰が見てわかる時刻表なんだろう、どうせ時間どおりに来ないんだからそもそも役に立ってないんだけど、本数がいくらかあっても時刻の数字が小さく、ボロボロになってるのもあり、お年寄りにはさらに見にくいだろうし、多く人が待つとこではみんなが顔を寄せて見るから「役に立たない時刻表を見るために」行列ができたり。
そのあたり、どうにかならんもんか。
案内ひとつ、表示ひとつ、なにかと不親切。
なんでなんだろうな、そういうのを整備なり設置する人らは、カネがないのか、見る側、利用する側の立場なんかおかまいなしなのか。
バスの運転手もお土地柄でのんびりしてるのか、15分や20分くらい遅れても、「遅れてすみません」などのアナウンスもない(笑)、そもそも遅れてる自覚もあるのか、「しゃーないやん、俺のせいじゃないし」って開き直ってるのか(笑)、そのうちAIドライバーでも自動運転のバスでも仕事奪われるぞ、と。
それでも、残念ながら、観光客、旅行客は、レンタカー以外ならそんなバスを利用するしかないわけで。
今回は、那覇周辺をメインで回り、美ら海水族館の方までは行かなかったんだけど、ここで、ひとつ、印象に残ってるスポットについて。
そんなバスに乗って、DMMってついてたっけな、「かりゆし水族館」、に行ってきた。
もう詳細は忘れたけど(笑)、美ら海までは那覇からちょい遠いのもありだいぶ前に行ったこともあったので、まだバスで軽く行ける距離の「かりゆし水族館」の方に今回は行ってみたわけで。
しかし、かりゆし水族館の印象は、「不器用」。
なんかね、不思議というか、刺激がないようなかんじもしたり。
まず、利用者、入場者は、入り口でスタッフのおにーさんに、いきなり「上映される映像を見るように」と言われて、他の入場者と一緒に暗い部屋に進んで映像を見させられる。
立体的で、CGを駆使した、キレイな映像ではあるんだけど、正直、それが「なんのためなのか」よくわからんかった。
神秘的でかき立てられるもんでもなく、自分が操縦してる?視点での水中とかこの水族館へのルートやらの映像なだけで、「なんなんだ?、なんだこれ?」と思いつつ、スタッフの人が解説などするでもなく、それを5分くらい見させられる。
で、映像が終わったら、「はい、そちらのドアから出てくださーい」と促されて水族館の先に進む、と。
正直、いらんやん、と。
あんな立派な映像もカネかかってるだろうに、それもどういう意図で作ってわざわざ俺らに見せてるんだろう。
それで、その水族館の肝心の「展示」、これまたお粗末・・。
生体をただ水槽に入れてるだけのようなかんじで、それがどんな地域のどんな魚なのかの解説や説明のプレートなどもなく、水槽横に、ある種類のものだけ軽く解説した黒板に手書きしたようなのを置いてるのもたまにあったけど、それも、どうも「なんだこれ?」ってな印象だった。
初めて行ったからそんなんで驚いたけど、人に勧めるとか再度行ってみるとか、そんな気にはならんかった。
でも、その水族館とは別に、その建物の外、すぐ近くに「ビーチ」があって、それは開放的でよかった。
行った時はまさしく快晴、那覇空港に着陸する飛行機もたくさん見られて、当然ながら水族館以上に楽しめた。
・・ま、総じて、沖縄は、どうも不便、せっかくたくさんの旅行客が来るのに、そこに対応できていない印象。
そういう観光スポットにも当たりハズレはどこでもあれど、いいとこはいいけど、行くまでのバスやら手段もあれこれ、なんか、自分が思ってる感覚とはだいぶ違った。
まあ、でも、今回行けてないところや、バスも今回酔わずに行けたし(笑)、また数年後でも沖縄に行く時は違うとこに行ってみようかな、と。
47都道府県のうち、今で3分の2くらいは行ったかな、でも、もうだいぶ前のものもあるし、それこそ、また航空券のセールなんぞあれば、遠いとこに行ってみようかな、と。
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