Kei's Page

 
 世の中のニュースへの意見や、サムライの仕事はどういうものかなど、自分の興味あるものについて書いてるよん。

 タネ蒔き、

2013-05-11 |  独立開業前から開業して~

 ここんとこ、「人に会う強化月間」と称して、ま、称してるだけでそこまでガチガチに予定を入れてるわけでもないけど、おもしろい出会いやきっかけを得ている今日このごろ。

 ある気さくな保険屋さんと個別に、その保険屋さんの知り合いの司法書士や弁護士のとこにあいさつ回りに連れてってもらったり、個別にフットサルをきっかけとして経営者の人たちと会ったりで、これまでにないルートでの出会いを開拓してるとこ。

 気さくな保険屋さんは、ある交流会でたまたま席が隣だったからというだけで、後日連絡をくれ、俺の事務所にも来てもらい、さらには個別に自分の関与先に俺を連れてってくれてあいさつさせてくれ紹介してくれ、そこまでのお付き合いとなったありがたい方。トシも俺と変わらんくらいで、保険屋さんも顧客獲得に大変だったりもするけど、話を聞いてると、俺がやってる建設業関連の保険分野で役に立てることもあるとのことで、お互いにメリットがあるからと俺にもよくしてくれる。
 まあ、お互いの、「仕事になったらいい」という“下心”はありつつ、それでも俺のことを気に入ってくれて自分の関与先にまで俺を連れてってくれて名刺交換とか話をさせてもらう機会をもらえるのはありがたい。
 正直、保険屋さんは、みんな個人であれこれ動いてる「個人事業主」なわけで、ガツガツしてる人も多いし、交流会とかにもよく来てる。その人もそういうかんじだったから最初はちょっと遠慮もしてたけど、俺に個別に電話をくれ、事務所にも来てくれ、それでいてこうやって連れ出してくれて、俺にとってもいいきっかけを提供してくれるんで、その人については俺も感謝してる。それでもその人も俺のことを「先生、先生」と呼ぶもんだから、打ち解けたころを見計らって(笑)、「もう“先生”と呼ぶのはやめてください」と伝えた。そういうとこでも、(俺を持ち上げてるのかわからんけど(笑))、「そういうお人柄がいいですね」と言ってくれる。
 どういうきっかけになるかわからんけど、その人も地道にそういう営業を足しげくやってる人で、ちょっとした交流会で俺に知り合ったことで俺にも連絡くれ、マメに関与先に電話してはなかば飛び込みでその一緒にいたエリアの顧客のとこに俺を連れてってくれた。そういう姿勢や、あいさつだけではあっても“攻め”の営業を見せてもらい、俺を紹介してくれありがたかった。

 フットサルにも1年ぶりくらいに行ったけど、それも、ごぶさたしてるある弁護士からの誘い。
 若くて体格のいいその弁護士がひさしぶりに軽く俺に声かけてくれたのがきっかけで、その人と会うのも1年以上ぶり、でも、俺も開業してからその人にあいさつもできてなかったし、経営者らが集まるというそのフットサルに行ってみた。フットサル自体ひさしぶりやりたいと俺自身思ってたけど、やはりボールがあれば初めて会う人とも名前は知らんでも打ち解けられる。そういうメリットもある。みんなこれまた気さくで、俺と同世代か若い人らでおもしろくてユニークで楽しかった。しんどかったけど行ってよかった。そのあとも居酒屋で飲んで名刺交換もできたし、形だけの交流会とは全然違う身近さ、気さくさがあって、また行こうと思う。
 ま、そんなんで下半身は筋肉痛でガタガタだけど(笑)、思いっきり体を動かして汗かいて、俺の仕事につながるような話もできたし、有意義だった。
 
 そういった、ひさしぶりに声をかけてもらう切り口、きっかけも、だいぶ前の交流会やフェイスブックなどでつながってるからこそフットサル参加の声もかかったわけで、以前の出会ったきっかけがこうしてだいぶたってからさらに新しい人と出会えるきっかけになるのはすごいとも思う。
 普段はなんもなくて最初のきっかけがなんだったのかも忘れてるくらいでも、それでもたまたまつながってるからまた今の時期で接点がもてる、声をかけてもらうってのもありがたい。誰もが参加する交流会とか士業の集まりとかで、そこでは誰が誰やらわからんかったり、以前も書いたけど、その場だけで終わる人もいたりする。それが“第一段階”とすると、それでも、だいぶたってからでもこうやってまたひさしぶりに声かけてもらい“第二段階”の交流につながるのはありがたい。
 その“第一段階”のきっかけは自分から飛び込んでいかないといけないもんだろうけど、これもタネを蒔く、ということだろう。

 社労士同士、行政書士同士でつるむよりは、そういう集まりや異業種の交流会などから派生するきっかけはよりおもしろみがあるし、どこでどうなるかわからん「おもしろい可能性」がよりあるように思う。
 俺自身も、本来は人見知りだったり(笑)、躊躇するとこやメンドくさいと思うとこもあったりもするけど、なにより、自分で選びつつもとりあえず参加してみようとまず思える思考回路にもなってきた。それだけ自分が自分でやってることに前向きになってたり、あまり意固地にならず周りを広く見ようという意識になってきたのか。
 行って「しょーもなかった」ということも確かにある(笑)、でもそれはそれでしょうがなくもあり、行ってみないとわからないものでもあり、また、自分が冷めてても俺に興味持ってくれてその後も声かけてくれる人に出会えたり、そういうこともあったりするもんで、やはりそのきっかけ、可能性は自分から動いて飛び込んでいかないとそういう出会いもないとも思う。俺が引っ込み思案だったり人見知りであっても、そういうきっかけのなかで俺に話しかけてくれて声をかけてくれる人もいる。
 そういう“第一段階”がないと、次の“第二段階”の交流、さらなる出会いはない。

 俺は、これまで書いてきたとおり、あまりどっかの団体に所属したりサムライの会に頻繁に顔を出したり、同じ人とばかり固定的に絡んだりするのは避けてきた。でも、自分がいいと思うとこには積極的に顔を出したいと思うし、それで「行ってよかった、おもしろかった」と思えるなら一応でも自分のそういうきっかけ作りは間違ってもないとも思う。
 当然、それで仕事や案件が来ないと結局はなんもならんけど、なにもそれだけが目的として狭い視野で考えてては、それこそ今後の可能性や紹介というものが遠のくような気もする。
 個別に打ち解けられたり、落ち着いていろいろ話せる、人数が少なくてもじっくり話せる機会があるというのは、大多数の交流会に何回も出るより価値がある。その方が、相手も俺のことを覚えてくれるし、それこそ、(いつになるかわからんでも)また連絡が来ることも期待できる。
 大多数の交流会では、確かに交換できる名刺の数は多くもなる。でもそれでどんだけのきっかけ、“第二段階”がそこからあるか。名刺を数多く交換したことだけで満足する錯覚はしたくない。ちなみに、フットサルに参加した日に交換した名刺は3枚、3人だけだった。でも、個別にいろいろ話せて、俺がやってることに関連がある人と話せたのは大きかった。
 異業種だからこそ、俺は俺で俺ができる専門的な分野がある。もし周りのそういう人らがなにか俺ができることがあればきっと声はまたかかってくる(と期待できる)。でも、形だけの名刺交換だったり同じような業種の人がいるなかにいてもなかなか俺のことを印象深く覚えてくれて後日連絡をくれることは期待できそうにもない。ま、前述の保険屋さんみたいな、交流会でたまたま知り合ってからのケースもあるけど、その人はその人で人柄もよかったし、最初からくだけてたんで俺と波長が合ったというのもある。それも運がよかった“第一段階”だった。

 どうせ自分が動くなら、可能性が期待できるとこに行きたいし、数人でもじっくり話せる場に出た方がよほどいい。
 フットサルのあとの飲み会でも、みんな案外近場の人だったり、俺のことも「事務所どこですか?」、「どういうことをやってるんですか?」と、人数が少なくて時間もゆっくりあるからそういう俺のことも聞いてくれる。フットサルのゲームをしたあとだからすでに打ち解けてるし、改めて名刺交換したりそれぞれの仕事のことを話したりするのも普段ないことでおもしろい。新鮮だった。
 あ、そういや、そうやって気軽に話せる雰囲気で、俺が前回このブログに書いた梅田の「グランフロント大阪」についても話題になり、やはり行った人はみんな「建物の中がよくわからん」と言ってた。カッコいいんだかオシャレなんだかわからん、と。みんな同じような印象、感想なんだなあ、と笑って話せた。
 そういうのも、フットサルで一緒にプレイして汗流してすでに打ち解けてたりどちらからともなく気軽に声かけられる雰囲気だからこそそういう話もすんなりできるわけで。同じ「初めまして」でも、交流会とかかしこまった場ではなかなかそうはいかない。
 いきなりでも一緒にコートに入ってボールを蹴ってると、誰と同じチームになろうが関係ない。パスをつないで、惜しかったら惜しいと声をかけ、うまいシュートが決まれば「ナイスシュート」と一緒に喜ぶ。しんどいなかハラが痛くなるほど笑ったりもした。そういう一体感がフットサルをいきなりやってる時点ですでにできる。男ばっかの汗臭い集まりだったけど(笑)、おもしろいきっかけだ。
 行ってよかったし、誘ってくれた弁護士の人にも感謝。

 そうこうしてるうちに、去年の11月くらいから今の俺の新しい名刺をいろんな人に渡してきて、最初に作った200枚がなくなろうとしてて、名刺を増刷した。あれから半年くらいで180枚くらい、自分の名刺を渡してきたことになる。既存のとこにも知り合いにも渡しはしたけど、1ヶ月あたり30枚、1日1枚くらいか(笑)。まあ、枚数だけではないけど、新しく事務所をかまえて新しい名刺をそれだけの人に渡して俺のことを知ってもらえたとは思う。そのうちからその“芽”もさらに出てほしいと期待する。
 5月もなかばになる。
 許可手続きや社保関連、そして来月下旬からの年度更新など、見込めることはいろいろありはするけど、やはりまだまだ基盤がゆるい、浅い。今年上半期はぼちぼちではあったけど、もうちょいピリッと、もうちょいバタバタしたくもある。
 まだまだ俺はこんなもんじゃない、とも思うし、自由に、自分の好きなようにできるからそういう刺激や忙しさに飢えてるとこもある。
 それには人と出会うこと、周りとのきっかけに飛び込んでいくことが今後もさらに必要だ。

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