大道具の素

劇団ほうき座の大道具・舞台裏

ドリルの研磨

2025年02月01日 | 工具治具
僕が仕事をする前からあった古い両頭グラインダー。砥石がすり減ったので
探したのですが穴径が10mmの砥石がなく穴径12.7→10mmのスペーサーも
見つけられなくてあきらめていました。



ディスクグラインダーでは固定が不安定で視力も低下しているので研磨を
あきらめ、100円ショップや比較的安価なショートドリルを使っていました。



でも、久しぶりに検索すると10mmブッシュ付きで150mmの砥石が売って
いたので、 NACHIのドリルがチョリチョリっと完全復活!(むっちゃ切れる)
ダイソーのドリルだってコスパ最高なんですよ、ただ高価なドリルを研磨しな
いで捨てているのが職人として認めたくなかっただけです。


固定スケール?

2024年07月30日 | 工具治具

これはね、コンベックスの爪がかかりにくい物や曲がってしまう材料の墨出し作業のために製作しました。

 

っていうか、この手すりの笠木の裏側に付ける目板とか溝ふさぎ材とかオプションだったり同梱だったりアルミだったり樹脂材だったりするものを測るために作ったので、長さは1200ミリです。

ブラケットやエンドキャップの間にこまめに切断するのでこういう物があるとはかどります。

軽トラの荷台のどこかに仕込みたかったけど、いい方法が思いつきませんでした。明日も使います。


コーキング用の金ベラ製作

2024年07月21日 | 工具治具

今までは、ちょっとお高いステンレスの丸ベラ、パレット型を加工していたんだけど、

どこのホームセンターへ行っても置いていない。Amazonで買おうかとも思ったけど、

YouTubeでシールの本職の人が百均の商品を加工して作っているのを見て、真似してみた。

これが、今まで作ってきた物の中で最高の出来栄えだったので、もう一本作りました。

明日、デビューです。


パッキンケース

2024年07月14日 | 工具治具
商品名は「施工調整スペーサー」で隙間に入れる「かいもの」です。
僕らは取付パッキンと呼んでいます。


今までは、工具箱に入るように切ってしまっていました。


定尺は長さが1000ミリで幅が50ミリ、厚さは0.5、1.0、3.0、5.0ミリがあります。


長いまま使いたいこともあるのでケースを作りました。
ケンドンでこの隙間に収納するので、取っ手も付けました。トッテもいい。