KEITA BEAR

毎日パートナーのshamoko とテディベアを作って暮らしてます。ブログでは新作を順にご紹介しております。

約22年前からの生まれ変わりオールドブラックベア🖤

2024年12月13日 | テディベア(クラシックタイプ)




さてさてこちらは
少し前に販売用に出品しておりましたオールドブラックベアです
すぐにお声掛け頂き無事にお届けしてございます。ありがとうございました

こちらご紹介していきますね✨

この子は、ぼくが愛用していたブラックベアで、最初に制作をしたのは約22年前なんです!テディベア生誕100周年の2002年の時ですね。
ぼくがまだ『テディベアカンパニー』に勤めていた頃で、そこの会社が主催するテディベアフェアで一応専属作家として(社員)、実演販売をしていた時に作ったブラックベアでした。(余談ですが全国の百貨店や書店催事場を巡業する自社のテディベアフェアでの仕事は、ほとんど家に帰れずとても大変でした😅)

で、パーソナルな話なので割愛しますが、とある事情からもう10年以上経つかな?ぼくの手元に来ることになりまして、もちろんそのままそれを出品したわけでは無く、しっかりとフルメンテナンスをして販売させて頂きました
※出品されていた子を引き取ったわけではございません。ちなみにお迎え頂いた作品を泣く泣く手放すことに対しては、様々な諸事情があるかと思いますのでもちろん否定的な気持ちはなく、むしろ少しでもお役に立って頂ければと思ってます。

先ほど「ぼくが愛用していた」と書きましたが、リラックスしたい時によく抱っこしたりしていました。😄テレビを見ながらソファーでくつろいでる時や、ブログを書いてる時など何となく気軽に膝へポンっと抱えたくなるベアでした。念入りにチェックして匂い等はとくに無かったと思いますが『中古品』としての扱いで出品していました。




今回着せてあげていたベビー服も古いアンティークのドール服でした。

なので、ほつれやシミなど多少ございます。


シンプルで可愛いですよね




素朴な刺しゅうも素敵🩵



ボタンがなくて破れもございました。

古いコットンは繊細で、首まわりは余裕を持たせて安全ピンなどで留めています



やはりオールドベアに素朴なアンティークベビー服は似合いますね

とても好きなスタイルです!



ダメージ加工は22年前からのデザインです(アンティークライク仕上げ)

ダメージ加工はデザインとしてであって、20年以上経ってもモヘアの状態は非常に良好です


お顔はセンターシームで作っていましたね。
センターシームとは
材料を経済的に利用するため、シュタイフ社は1本のモヘアのロットから6体のテディベアの頭部を製造しました。 7番目の頭部は2つに分割され、「センターシーム」テディベアが誕生しました。 数が少なくてセンターシームのアンティークベアはとても貴重でコレクターに人気です。


☝︎1900年初頭当時どのように配置していたのかは分かりませんが、頭のセンターの型紙はこんな感じで、センターシームのアンティークベアが生まれました🧸


そのセンターシームのブラックベアをオマージュして制作したオールドブラックちゃんなのでした😊

次回のブログではメンテナンスの内容など簡単にご紹介していきますね✨
是非どうぞまたブログへ遊びに来て下さい。


最後までご覧頂き誠にありがとうございました🍀

☝︎
タップすると移行します。インスタグラムで投稿しましたが、昔からずっと『オールドブラックベア』や『オールドブラック』と表記していて他の名称を使用したことはございません。



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