どうもです。
パナソニックのエアコンで、タイマーランプが点滅。
H11のエラー表示があって停止してしまっていますか?
これは、
「内外線 通信異常」という名前がついている故障。
様々な要因が考えられますが、
- 室外機基盤
- 室外機ファンモーター
- 室内機基盤
- 膨張弁用のコイル
- 内外連絡線の途中接続
などの要因が主な原因とされています。
設置工事の際に、エアコン業者が電線を途中接続(ワゴなどで)することで、内部に湿気などが溜まりエラーを起こすケースがあるので厄介です。
これをご覧になっている方で「設置工事」に携わっているプロの方は絶対に行わないようにした方がいいでしょう。その理由は、当然ユーザーさんへの損害であり、真夏の最中にエアコンの運転停止が起きて、損害賠償請求されたら。。。
よっぽど高額まで出る保険に加入しているか、多くの現金蓄えがないときっとヤバいことになります。
内容を戻しますと、「H11」エラーは割と良化率の高い故障のようです。
私も良く修理に行くことがありますが、
高確率で「室外機」だけで治ります。
まずはテスターで室外機の端子盤に、AC100Vか200Vが白黒間にあるかの確認です。
そして、2-3番室外端子板にDC55Vくらいが常時来ているか?もチェック項目。
もちろん、運転中です。
※DC電圧検査にはアナログテスターが必要。
これで、室外か室内なのかを判断できます。
室内と判断できれば、通信線(3芯)の途中接続などによる不良か、室内の基盤だと考えられます。
室外と判断できれば(2-3番間でDC0V)膨張弁コイルや負荷のショートを検査交換。
良化しない場合は、室外基盤も同時に交換すると良化すると思います。
今回は、パナソニックのルームエアコンで「H11」エラーが発生した場合の対処・診断方法について、電気工事士免状保持者向けに書いてみました。
くれぐれも、記事から素人の方が修理点検に進むことはおやめください。*感電します!
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