安倍晋三内閣総理大臣は、7/9日に以下の様な発表をしました。
「安倍晋三首相は9日、首相官邸で記者団に対し、ハンセン病元患者家族の訴えを認めて国に賠償を命じた熊本地裁判決について、控訴を断念すると表明した。」
国の隔離政策により、差別を受けたと主張するハンセン病の家族の訴えに対し、異例の控訴しない考えを決断したようです。
これ以上長引かせるわけにはいかない、という首相の意見にはある意味納得できました。
ただ、周囲からは断然控訴すべきである。という意見も。
理由は、前例をまた作ることになるからだという。
因みに、小泉元首相時代にもハンセン病元患者の訴えに対し、控訴を断念したという経緯が2001年にあった。
難しい問題だと思うが、皆様はどう感じますか?