夢のある生活って、なんですか?
妹になじられた後…自室で木刀とひも準備、冷静な犯行(読売新聞) - goo ニュース
殺害された亜澄さんの話として、こんなのも伝わってきている。
SANSPO.COM - 社会 ★ストレートにモノ言うタイプだった亜澄さん(一部抜粋)
自身は両親とも歯科医の元に生まれ、兄は歯医者の卵、妹は女優の卵である間で、年齢からいって3浪の受験シーズン。両親兄弟はもとより、親戚各位から想像できないくらいのプレッシャーに押しつぶされそうになっていたことは、どこからどう見ても容易に想像が出来る。
今現在ではまだ、容疑者の家庭環境がいかほどのものだったかは、真相が語られていないので何とも言えない部分はあるのだが、やはり容疑者も「歯科医になってなんぼ」という環境だったのだろうか。
3浪もすれば相当な抑圧感に苛まれるだろうし、ましてなお思うような成績も上げられない中で、芸能界で生きていくとして少しずつ階段を昇りつつある妹に、「あんたには夢がない」などと罵倒されれば、容疑者の心の中はもはやガソリンは満タン。一気に付いてはいけない火が接続点火されても、何の不思議もない。もちろん殺めるのはもってのほかで、罪を償って貰うしかないのだが…。
おいらは皆さんに問いたい。
「夢のある生活」って、なんですか?
そういえば20年くらい前に、♪幸せ~ってなんだっけ なんだっけ…っていう、明石家さんまのキッコーマンの醤油のCMが流行ったっけなあ。
夢に向かってひたすら邁進することが「夢のある生活」ですか?
ひたすら仕事に生きて私生活は一切切り捨て、その分がっつりと金を稼ぐのが「夢のある生活」ですか?
やりたいことを好きなように気の向くままにするのが「夢のある生活」ですか?
俺には、「夢のある生活」というのが、とんと理解できない。
可哀想とかバカヤローとか貴様それでも人間かとか、なじるならお好きなだけなじって下さい。
俺は逆に聞きたい。
「夢のある生活」って、本当に幸せになれるんですか?
夢のある生活か。
高校時代から全く夢のある生活なんてしていなかった。
以前、いじめ問題を扱ったエントリで述べたとおり、おいらの高校生活は、ひたすら部活動と生徒会に費やした。友と語り合う青春の一頁なんて、とうの昔に置いてきた。部活動? 芝居には、いい夢を見させて貰ったよ。高一の夏まではな。
おいらのうつの波も、人生の輝く1シーンも全てそう。
おいらの「いい時」は、長く続いた試しがない。
あの頃は、何も考えず、芝居に打ち込んでいたっけな。
芝居で見えた現実に嫌気が差して、夢が破れた。
それ以来、夢なんざ一つたりとも見てねえよ。
あるわけがないだろう。
夢や希望がほんの欠片でもあったなら、2年もうつで苦しんでなんかいない。
翻ってこの被害者の妹さん。
自分は芸能界入りを夢見ている。いわば「夢見る少女」とでも言っていい。
ググったらこんなのも出てきた。
芸能事務所にも籍を置いて、下北沢で芝居が出来るくらいの人だったのだから、まあそこそこには売れていたのかな。
東京にいたのでは分からないだろうが、一歩東京を離れれば、演劇の街下北沢はもとより、「東京都内で芝居をしたことがある」といえば、それだけでステータスになるのである。
彼女が身を委ねていた芝居の世界。
実力でのし上がったのか、はたまた聞きたくもない別の面で登っていったのかは定かではないが、芝居の世界など、役者志望の若者が日々上京しては、公演のために定職に就かず、日銭を稼いで暮らしている話など、ごまんといる。それこそ掃いては捨てるほどである。
確かに彼女は、芸能事務所にも恵まれ、大人向け映画にも出演したことがあるという。それだけでも大したものだとは思う。
でも、それが本当に幸せな生活…と、言えたのだろうか。
仏さんに言葉をぶつけても仕方ないだろうが、自身が夢を追っているからといって、親兄弟とはいえ「あんたには夢がない」となじれる生活をしていることが、本当に幸せなのだろうか。安易に人を順序づける生活が、本当に幸せなのだろうか。
確かに芸能界は弱肉強食である。売れなければ消えていくまで。そこには厳然とした優劣の区別が付けられる。
だからといって、人にまで全てを順序づけることが、本当に幸せなのだろうか。
俺には、分からない。
幸せって、なんですか?
妹になじられた後…自室で木刀とひも準備、冷静な犯行(読売新聞) - goo ニュース
東京都渋谷区の歯科医師武藤衛さん(62)宅で、長女の短大生亜澄(あずみ)さん(20)の切断された遺体が見つかった事件で、二男の予備校生、勇貴容疑者(21)は、洗面所で顔を洗っていた亜澄さんを木刀で殴っていたことがわかった。
亜澄さんはその後、ひものようなもので首を絞められていたことも判明。勇貴容疑者が、妹の亜澄さんからなじられた後、いったん自室に戻って複数の凶器を準備していることから、警視庁捜査1課と代々木署は、初めから殺害しようと思って亜澄さんを襲ったとみている。
供述によると、勇貴容疑者は先月30日午後3時ごろ、2階の居間でテレビを見ていた亜澄さんに「私には夢があるが、勇君には夢がない」などとなじられた。その後しばらくしてから、3階の自分の部屋に戻って木刀を持ち出し、同じ階の洗面所で顔を洗っていた亜澄さんを背後から数回殴ったという。
殺害された亜澄さんの話として、こんなのも伝わってきている。
SANSPO.COM - 社会 ★ストレートにモノ言うタイプだった亜澄さん(一部抜粋)
「私には夢があるけど、勇くんには夢がないね」となじったとされる被害者の亜澄さんが、グラビアアイドルを夢見ており“新ブログの女王”として人気の「しょこたん」こと中川翔子さん(21)に憧れていたことが5日、分かった。昨年所属していた芸能事務所関係者が明かした。
身長1メートル56、B90W58H87で「高峯駆(たかみね・かける)」の芸名で活動し、ブログまで開設。所属前から宣伝用に自費で水着のグラビアを撮影していた。血のつながっていない兄妹の禁断の愛を描いた「くりいむレモン」シリーズの映画に出演。12月上旬には初舞台も踏んだ。演劇系の事務所だったため、12月15日に契約を解除した。
「22歳で皆が知っている存在に」と人生設計し短大の後に週3回、芝居の稽古。裕福な歯科医の娘として育ったため、田舎から上京した演劇仲間との価値観のギャップでトラブルがあったほか、家族関係の悩みを周囲に吐露していたという。
負けん気が強く、ストレートにモノを言うタイプ。関係者は「プレゼントをもらったとき『もっと早く欲しかったよね』と言ったことがあった。なぜありがとうが言えないのか。その一言が人を傷つけるときがあるから毎日メモしなさいと何度も注意した」といい、発言が招いたとされる事件には「こんなことになるとは」と話していた。
自身は両親とも歯科医の元に生まれ、兄は歯医者の卵、妹は女優の卵である間で、年齢からいって3浪の受験シーズン。両親兄弟はもとより、親戚各位から想像できないくらいのプレッシャーに押しつぶされそうになっていたことは、どこからどう見ても容易に想像が出来る。
今現在ではまだ、容疑者の家庭環境がいかほどのものだったかは、真相が語られていないので何とも言えない部分はあるのだが、やはり容疑者も「歯科医になってなんぼ」という環境だったのだろうか。
3浪もすれば相当な抑圧感に苛まれるだろうし、ましてなお思うような成績も上げられない中で、芸能界で生きていくとして少しずつ階段を昇りつつある妹に、「あんたには夢がない」などと罵倒されれば、容疑者の心の中はもはやガソリンは満タン。一気に付いてはいけない火が接続点火されても、何の不思議もない。もちろん殺めるのはもってのほかで、罪を償って貰うしかないのだが…。
おいらは皆さんに問いたい。
「夢のある生活」って、なんですか?
そういえば20年くらい前に、♪幸せ~ってなんだっけ なんだっけ…っていう、明石家さんまのキッコーマンの醤油のCMが流行ったっけなあ。
夢に向かってひたすら邁進することが「夢のある生活」ですか?
ひたすら仕事に生きて私生活は一切切り捨て、その分がっつりと金を稼ぐのが「夢のある生活」ですか?
やりたいことを好きなように気の向くままにするのが「夢のある生活」ですか?
俺には、「夢のある生活」というのが、とんと理解できない。
可哀想とかバカヤローとか貴様それでも人間かとか、なじるならお好きなだけなじって下さい。
俺は逆に聞きたい。
「夢のある生活」って、本当に幸せになれるんですか?
夢のある生活か。
高校時代から全く夢のある生活なんてしていなかった。
以前、いじめ問題を扱ったエントリで述べたとおり、おいらの高校生活は、ひたすら部活動と生徒会に費やした。友と語り合う青春の一頁なんて、とうの昔に置いてきた。部活動? 芝居には、いい夢を見させて貰ったよ。高一の夏まではな。
おいらのうつの波も、人生の輝く1シーンも全てそう。
おいらの「いい時」は、長く続いた試しがない。
あの頃は、何も考えず、芝居に打ち込んでいたっけな。
芝居で見えた現実に嫌気が差して、夢が破れた。
それ以来、夢なんざ一つたりとも見てねえよ。
あるわけがないだろう。
夢や希望がほんの欠片でもあったなら、2年もうつで苦しんでなんかいない。
翻ってこの被害者の妹さん。
自分は芸能界入りを夢見ている。いわば「夢見る少女」とでも言っていい。
ググったらこんなのも出てきた。
芸能事務所にも籍を置いて、下北沢で芝居が出来るくらいの人だったのだから、まあそこそこには売れていたのかな。
東京にいたのでは分からないだろうが、一歩東京を離れれば、演劇の街下北沢はもとより、「東京都内で芝居をしたことがある」といえば、それだけでステータスになるのである。
彼女が身を委ねていた芝居の世界。
実力でのし上がったのか、はたまた聞きたくもない別の面で登っていったのかは定かではないが、芝居の世界など、役者志望の若者が日々上京しては、公演のために定職に就かず、日銭を稼いで暮らしている話など、ごまんといる。それこそ掃いては捨てるほどである。
確かに彼女は、芸能事務所にも恵まれ、大人向け映画にも出演したことがあるという。それだけでも大したものだとは思う。
でも、それが本当に幸せな生活…と、言えたのだろうか。
仏さんに言葉をぶつけても仕方ないだろうが、自身が夢を追っているからといって、親兄弟とはいえ「あんたには夢がない」となじれる生活をしていることが、本当に幸せなのだろうか。安易に人を順序づける生活が、本当に幸せなのだろうか。
確かに芸能界は弱肉強食である。売れなければ消えていくまで。そこには厳然とした優劣の区別が付けられる。
だからといって、人にまで全てを順序づけることが、本当に幸せなのだろうか。
俺には、分からない。
幸せって、なんですか?
駄目ならPCメルアド携帯に送ってくれ
PCぶっ壊れてるからそっちのアドレスがわからんので
これは邪魔そうなら消してくれい
その方がわかりやすいでしょう。
「夢」ってのは別にスバラシイモンでも無いと思う
まあ色んな所で素晴らしい物と言われ扱われてるが
そら上手くいったらいいだろうけど、そんなん結局ごく一部で
それをメディアやら何やらがこぞって取り上げてるんで
「夢」=「スバラシイもの」みたいになってる気がする
んでも、実際のところそうは行かない人の方が大勢な訳で
そりゃまあ何であれ上に行けば確立と倍率が上がるんだから、当然
そうそう万馬券は引かないぞー、みたいなモンで
しかし、その「夢」ってのが何なのかは人それぞれだろうけど
それが心底「好き」で「やりたい」ものならもう事の成功失敗は関係無いだろ、と
多分その人が本当にそれが好きでやりたいなら、それをやってしまうから
そうである以上、成功も失敗も関係ない
それはもう「ついで」であって、当人にとってはそんなものは余禄だから
成功して上手くいって、そんで生活成り立ってお金もがっつり、ってのはまあ理想だが
それは何というか・・・夢見すぎだろ、それこそ
これがまあ「夢」ってモンなのかというのはちょっと一般的ではないと思うんだが
ただまあ周囲の余禄をハナから目的としてるならそれはちょっと夢とは違うかもなー
それ自体は全然良いんだけど、そりゃ多分目的とか標的とかじゃないかな
ちとズレたんで戻すけど、だから「夢」なんて持ってるから良いかどうかは解らん
正直その人次第だと思う、だって下手したら一生貧乏暇なし日の目浴びず、だもん
んでも、その人がそれが心底好きで、どうにもやらずにはいられず
んでそれをやってる時は幸せなんだー、ってんなら、そりゃまあ幸せかもね
でもまあ、夢がある→いずれ叶う→幸せになる→(゜Д゜)ウマー
・・・みたいな考えはどうかとは思う、いやまあ悪いとは言わんのだが、夢とかじゃないかもな、と
大体、夢は叶うもの、なんて考えは随分とおこがましい
叶わないから、までとは言わないけど、そんな簡単なモンでもないだろと
一生賭けるものもあるのに数ヶ月数年程度で出来た出来ないと言うもんじゃない
今はそこいらがすっぽ抜けて、ただ「夢サイコー!」とだけ言われてるっぽい
おいしいトコ以外は知らないよ、みたいな
だからまあ「夢」=「幸せ」ってのは多分幻想だと思ったりする
んで、夢持ってないから駄目なんだー、ってのも幻想だと思う
別に日々の幸せを求めるのは十分過ぎる位大事で大切なことだし
(むしろここんとこ出来ずに夢や希望って言ってる方がどうかと)
そうでなくても生きることは出来るし幸せなことは幾らでもある
友達と会うのも幸せ、美味しいもん食べるのも幸せ、電車乗るのも幸せだろ(笑)
んだから、夢とか幸せってのは・・・人それぞれじゃねーのかな、と
持ってるから良いとか悪いとかじゃないんじゃねーの、と
夢持ってるからアタシはやるぜー、他とは違うんだぜー、みたいなのは駄目だと思うが
持ってない俺は駄目なんだー、って事も無いだろう、と
・・・なんかまとまんないねぇ、でもまあこんな感じかと
あんま一般的な考え方じゃないけど、そこもまあ、人それぞれってコトでさ
以上、長々私見と戯言、年始早々すまなんだ、邪魔なら消してくれ
正直その人次第だと思う、だって下手したら一生貧乏暇なし日の目浴びず、だもん
この部分はまさにその通り。
下手に夢を持っちゃったばかりに、夢で生活を壊すことだってあるし。
それが本当にいいことなのかどうか…と言われると、やっぱりおいらは疑問を持たざるを得ないわけですよ。
夢という意味に於いては、かれこれ10年以上は枯れた生活を送っていたから、その辺の区別ができなくなってきてしまっているのかもしれない。
しかし、「夢を持っていないからろくでなし」なんて言われると、そりゃあ違うだろう…と思ったりするわけですよ。
なんだかうまくまとめられんな。
ごめんなさい。
携帯からなので明日PCからまた来させて貰います!では…
コメント&ご訪問ありがとうございます。
まあ、いつもこんな調子でざっくばらんに語っておりますので、テキトーにツッコミを入れて頂きながら、ほんの一瞬のひとときを、当ブログでお過ごし頂ければと存じます。
またお越し下さい。ありがとうございました。