なんだかもうぐちゃぐちゃ

まずは今日の東スポを見て一言。

「うちの球団はこんなことになっていたのか！！」

東スポだから仕方がないけれど、どうやら何か球場で更なる一悶着が起きて欲しいと願っているとしか思えない東スポの記事も、お昼前後に都内近郊で発売される早刷り版を読んでいるのならまだ燃料になるのだろうけれど、生憎と仕事上がりで疲れ切っているおいらには、東スポがくべたはずだった燃料も、全く機能しなくなるほど。中程のカラーページは別として

もうね。
なんだかね。

おいら。

「情報戦」という名の戦争だったら、完全に敗北してますな。

前夜、その会見で、論理的には各所からツッコミが入りまくりではあるけれど、とにかく火消しに躍起になったオーナー代行がいらっしゃるわけですよ。
苦い過去もありますよ。球団再編問題の時に、あれだけ合併を否定しながら、動いていたのは他ならぬロッテ自身だったのだから。
そんな苦すぎて体調を崩して今なお尾を引いている過去があろうとも、オーナー代行の「千葉に根付きたい」という発言を引き出せたことで、何はともあれ一歩前進…と、今朝の段階ではそう思っていたのだが…。

ロッテ重光代行移転＆ボビー途中解任否定(日刊スポーツ) - goo ニュース

ロッテの重光昭夫オーナー代行（５４）と瀬戸山隆三球団社長（５６）が２６日、都内のホテルで異例の記者会見を開き、球団をめぐる一連の騒動の沈静化を図った。昨年１２月にバレンタイン監督の今季限りでの退任を早々に発表したことに端を発し、今年１月に球団内の人事を大幅に変更。これによりパ・リーグ６球団による共同事業会社、パシフィックリーグマーケティング会社（ＰＬＭ）に出向した前事業本部長の荒木重雄氏ら数名が退社を決めるなど、球団内に亀裂が生じていた。

　千葉マリンの右翼席では、ファンが監督続投を求める署名活動を行ったり、阪神と行った久保と橋本健のトレードの説明を求めるなど、騒動が続いていた。最近ではフロント批判の横断幕が掲げられ、インターネット上では女性幹部を名指しで非難する書き込みも増えていた。

　そんな中、球団首脳が幹部会で、ファンの騒ぎが続いた場合は本拠地移転を検討する趣旨の発言を行った議事録があるとの日本経済新聞の報道にも言及。同オーナー代行は「移転についての公式の議事録は存在しないし、そのような話は一切出ていない。川崎から千葉に移転した時にどれだけ大変かを味わっている。２度とやりたくないし、球団はファンのものですからやってはいけないことだと思っている」と完全否定した。さらにバレンタイン監督の任期途中での解任を検討との報道についても否定。「彼には世話になったし、花道をつくってあげたいと思っている。井口を獲得したのもその表れの一つです」と説明した。

　また、報道陣にジーンズ・ジャージーでの球団内取材を禁じ、選手に敬語・丁寧語を使うよう通達するなど、その言動が周辺に波紋を広げている女性幹部のことについても言及した。「エキセントリックな方で、私も数年前の納会で運勢を占ってもらったこともある。だけど異常人格者のような言われ方をしているのはどうかと思う」とかばった。同幹部の降格人事はないとした上で、瀬戸山社長は「彼女には担当業務を縮小して取り組んでもらいます。激しすぎるところがあればご指導いただきたい」と、今後の対応を説明した。

　シーズンはまだ始まったばかり。これで事態収拾となればいいのだが…。

前夜、あれだけオーナー代行が火消しに躍起になったにも関わらず、それが間違っているとは、この発言を聞く限りでは１００％は思わないにしても、オーナー代行が火を消した後に更に火をくべる球団社長って…。。。

瀬戸山社長「本拠地移転言及の文書」認める…ロッテ - スポーツ報知

ロッテの瀬戸山隆三球団社長は２７日、バレンタイン監督の今季限りでの退団に端を発した一部ファンが絡んでの騒動に関連し、同社長の「千葉のくだらないファンなら（本拠地を）変えようか」などの発言が載った「議事録」と称される文書が球団の内外に出回っているとの認識を示した。その上で「そもそも公式の議事録なんてない。冗談じゃない。偽造ですよ」と内容は全面的に否定した。

　一方で同社長はこの「議事録」に記されている７日に、幹部による会議があったことは認めた。また、この問題に関しては本社に調査を一任したという。

　ロッテでは２６日に重光昭夫オーナー代行が、千葉からの本拠地移転に言及した球団幹部の発言が会議の議事録に載っていた、との一部報道を否定したばかりだった。

　ロッテ・瀬戸山隆三球団社長「（これまでにも）怪文書が出回ったり、いろいろなことがあった。自宅にも脅迫状がきて（既に）引っ越している。告訴？　そういうことも含めて（本社の調査結果が出るまで）ノーコメント」

偽造ですか…。
世の中に「事実」など存在しないのは確かだけれど、では日経が入手したとされる「議事録」は、そもそも偽造だったのか。或いは瀬戸山社長が後段で触れている、いわゆる「怪文書」の一つだったのか。はたまた議事録に本当に記載されちゃっているから、「偽造」扱いにしておこうとしているのか。
それより、

＞自宅にも脅迫状がきて（既に）引っ越している。
＞自宅にも脅迫状がきて（既に）引っ越している。
＞自宅にも脅迫状がきて（既に）引っ越している。
＞自宅にも脅迫状がきて（既に）引っ越している。

やった奴はマジで自首しろ。シャレにもなってないし、いくらフロント一派のやり口が汚いからと言って、やっていいことと悪いことがあるだろう。
脅迫状などがエスカレートすれば、それこそ冒頭の東スポの記事のように、夕刊紙がこぞっておもしろおかしくあること無いことを書き立てるだけだ。
その東スポの記事が、「２８日に大規模な抗議集会が計画されているとの情報がある」と、これまたタイトルに違わずファンを暴動に煽るような記事を書いているのだが…。

あのさ。

計画が本当に存在しているかどうかなんて、おいらの知る由ではないけれど、２８日といえば、世はＧＷ、ともすればこのご時世、１６連休という会社も少なからず存在するとはいえ、ド平日ですよ、しかも連休前の。
ド平日の千葉マリンに大規模集会を開けるほどのファンが集まれるとでも思ってるんですか？
開幕戦や最終戦じゃあるまいし。
それに、下手に暴動などを起こせば、先に上げたエントリで触れたとおり、７日の幹部会でファンをどうにもこうにも煽りたい一部フロントの思惑通りになってしまうことくらい、我々ファンだってバカではないのだから、それくらいは分かっている。

オーナー代行が火消し発言をしたことで、ようやく歩み寄りの第一歩を踏み出せるのかな…とも正直思っていたのだが、瀬戸山社長の発言によって、更に火がくべられてしまった感がある。
こうなると、もはや目の前の野球云々とか、遊び場云々の問題を遙かに飛び越えて、本当に来年、千葉に千葉ロッテマリーンズが存在するのかどうか、本当に怪しくなってきたと思わざるを得ない。
だってそうでしょう。

オーナー代行の言葉が、一夜にして吹き飛ぶなんてことがあっていいはずがないでしょう。

今となっては、おいらはオーナー代行の言葉を信じる以外に無いと思う。
過去のいきさつがいろいろあるのは重々承知している。
承知はしているけれど、やはりどうしても疑いたくなってくる心も、もちろんある。
目の前の言葉を額面通りに受け取るだけなら子供でも出来ること。

ただ、オーナー代行が移転否定の旨の発言を引き出せたことは大きな前進だし、発言した以上は責任と義務が生じることは、前回の球団再編問題で嫌と言うほど味わい尽くしたはずである。
それに、ごくごく根本的な考え方として、オーナーがあっての千葉ロッテマリーンズであることには何ら代わりがなく、今、オーナー代行の言葉が信じられなければ、一体誰の言葉を信じればよいというのか。

今はただ、オーナー代行の言葉を信じつつ、千葉に千葉ロッテマリーンズがあることを願うために、声を上げるしか方法はないと、「今の」おいらは思う。

正直難しいですね。
玉虫色というか、オーナーの言葉は信じたいが…という気持ちもあるし、かといってこのままの状態が続くのが決していいわけがない。
今は、動きを注意深く見守るしかないのかな。
なんだかお役所的な表現ですが…。。。

それに、これだけロッテのフロントの問題の「情報」があれやこれやとばらまかれることになると、一つ一つを精査しているだけでめっちゃくちゃ疲れる。
先にも書いたとおり、情報戦という名の戦争だったら、真っ先においらはのたれ死んでますな。とほほ。