小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

春の1000罰拙攻野球大会

2009-04-29 12:17:07 | 千葉ロッテマリーンズ
いやあ、寒かった…。

ロッテファン横断幕「迷フロントよ 千葉を去れ」(スポーツニッポン) - goo ニュース

[ニッカン式スコア]

○ 過当 2勝
● 色丹 2勝2敗
HR 大引け1号

簡単に言えば、こうなりますかね。

打つべき時に打つべき人が打たず、決めるべき人が決めず、失敗を取り返すべき人が取り返したってーことですか。
7回表1死で大村がライト前に放つと、自身通算200盗塁となるスチールを決め、里崎の悪送球となりあっという間に1死3塁。
ここで投手が川崎に代わって伊藤。
その初球。
バッテリーは内角高めに外したのか外れたのか。
高めの球に大引が手を出すことなくスクイズ失敗で、大村が三本間挟殺であっという間に2死無塁。

そして試合は延長へ。
延長10回。
前の打席でスクイズを失敗した大引が、今度は己のバット一振りで試合に決着をつけた。
このところ結果が出ず、2週間も眠れない日々が続いたという大引。
それでも、打席が回ってきた時に、最後の最後で心を折らなかった大引の、最後に残されていた意地に屈した形に。
敗戦は悔しいけれど、大引のプロ根性を見せつけられた試合と飲み込んでおこう。
最後の最後に残されたプライドで、試合に決着をつけた大引。
何度も書くけれど、敗戦はもちろん悔しいが、「プロは結果を残してナンボ」という厳しい世界に、他チームながらも生きる大引の野球人生に触れられたような気がする。

よみがえるよ はじめてのこと パンを一切れ 稼いだ
汗あふれる その手の中 光った 自分への 誇り
人間の プライド 積み上げてきた 輝く城閣
ここにある ある プライド 鏡の奥地に そびえたつ
ラララ ラララ プライド 高く持てば持つ程心高く
ラララ ラララ プライド 消えたらその日に魂終わり
(山本正之 プライド)



しっかし…。

寒かったぁ…。
風はほとんど吹き込んでこないのだけれど、ストーブが欲しくなるほど冷え込んだ関東地方。
なにせおいらも、スプリングコートを着ていてももう1枚欲しくなったほど。
しかもその寒さは球場内だけのことではなく、夜7時過ぎに出た神田の会社から感じたほどだったから、「球場に行くことが分かっていたら、もう一枚重ね着をしていけば良かった」と後悔したほど。千葉マリンはただでさえ海際だから、春先のナイターは、街中を出歩く格好にもう1枚用意しておくのが常識。
…まあ、立っていてぶるぶる震えるほどの、先週土曜日の西武ドームのような寒さではなかったのと、外野だったので風が吹き込まなかったのが幸いだったようだ。

まあね。
寒いのは試合もだよねえ。。。
おいらが球場に到着したのは6回裏攻撃中。
無死1塁。打席には、とうとう打率が101系電車になってしまった大松。



ここでランナーを進められなかった時点で、さすがにこの試合のきな臭さは感じましたよ。

まあ…。
これがロッテ野球なんで…。

そいつに檻ッ鉄まで付き合ってくれるとは思わなかったが。

お陰様で4対3の試合なのになぜか4時間ゲーム。
明日、というか今日、というか翌日が祝日だったから、大多数のファンがある程度遅くまで残れる状況なのでよかったのだろうけれど、これが平日だったら…。
しかも明日が祝日だから、ライトスタンドは列抽選があり、試合後数十分間は束縛されてしまう。おいらはあくまで名目上は翌日の列抽選のために出かけるようなものですから。

試合終了後。

ライトスタンドからは横断幕が数本あがった。

試合後騒然…ロッテファン抗議の横断幕 - 日刊スポーツ
千葉マリン右翼席が騒然となった。オリックス4回戦が終了した直後の午後10時20分すぎから約10分間、一部のファンからフロントへの抗議の横断幕が掲げられた。「我々はファンを侮辱した発言と数々の混乱を招いたフロントの本人による説明及び謝罪を求める」「くだらないファンと言うフロントより世界一のファンと言ってくれるボビーと共に戦いたい」など4枚。

 27日に複数の報道機関に怪文書が流れ、その書面に書かれていた球団首脳による球団移転発言に反応したものとみられる。重光オーナー代行及び瀬戸山球団社長は、26、27日に記者会見を開いて内容を否定している。

 だが、いまだ騒動の余波が収まらない中、チームも延長の末に惜敗した。バレンタイン監督は「全体的にいいパフォーマンスを見せてくれた。投手もいい内容だったし、打線もチャンスをつくった」と悔しさを押し殺すように話した。打線は、26日の西武6回戦前に体の張りを訴えた井口が、この日も欠場。代わりに今季初の4番に座った橋本将が3安打3打点と奮起。だが、終盤チャンスであと1本が出なかった。選手は騒動をシャットアウトしてプレーに集中している。

↑記事は写真付きです。

「我々はファンを侮辱した発言と数々の混乱を招いたフロントの本人による説明及び謝罪を要求する。」
「フロントにマリーンズ愛はあるか?」
「球史に残る迷フロントよ千葉を去れ!」
など。詳細は上記2つのリンクをご覧下さい。

これはもう、フロントに対する完全決別を意味するものと捉えて差し支えないだろう。
オーナーが火消しに走った翌日に、球団社長が更に火をくべてしまう現状では、このスタンスもやむなし…とも思うのだが…。

いや、多少ではあるけれども、フロント陣の多少の歩み寄りも見られたといえば見られたんですよ。
先週はこのようなバリケード状態だった関係者用駐車場。



この二重に囲まれた柵がよほどおどろおどろしく映ったのか、昨日は奥の背の高い青い柵が取り除かれていた。
そして、試合開始時までは、このエリアは開幕戦と同じように通れるようになったという。

かと思えば、場内音響面でも、2003年以前からのファンには懐かしい、マリーンズの守備終了時に流れていた、通称「DADADA」が、何の予告もなくいきなり復活。
まあ、この音楽が流れても「ウー!」と叫ぶ客がほとんどいなかったのは寂しいぜおい…orz

或いは「ロッテ親衛隊」も流れていたらしい。おいらは途中から入ったので聞いてないけど。

この「DADADA」まで歩み寄りに含めるつもりはないし、流す音楽がなかったから適当にあてがったのかは分からないが、ほんの若干ではあるけれども、歩み寄りが見られた中でのこの横断幕というのは…。

この横断幕を見て、観戦仲間の知人は涙していた。

知人も、そしてブログ上で書き連ねるおいらも、決して声を上げたくて上げているわけではない。
フロントと対峙したくて対峙しているような記事を書いたり、ゲーフラを上げているわけではない。
上がったゲーフラの意味を子供に問われ、答えに窮したこともある。
心を痛めつつも、「おかしいよ、なんでだよ」と声を上げていた。
それはただ、実際に踏みしめている俺達の遊び場を、何とかして守りたいその一心だけ。
それはただ、実際に踏みしめている俺達の遊び場で、みんなで笑顔で会うために考えただけ。

日々移りゆく激流に、呑み込まれるのか。呑み込むのか。

観戦仲間の涙を、決して無駄にしてはいけない。

惑星を 探査する 宇宙船に 突然 怪しい 音声が届く
地球は 我々が 占領をした おまえたちは サンプル用に 助けてやろう
窓の 外の 青い星 そこで 生きずに なにが人類か
飛行士 たちは 酸素を外し 故郷に 一番近い ハッチを 開く

月の光 背中に受けて あいつがいる 断崖
飢えて乾く 自分の喉を 噛み切る 噛み切る チカラ

オマエの プライド 風に流れ 星に流れ
ここに来た 来た プライド すべてに 乗り移れよ
ラララ ラララ プライド とても悲しくとても嬉しいもの
ラララ ラララ プライド 消えたらその日に想いも終わり
ラララ ラララ プライド 最後の最後に残されているもの
ラララ ラララ プライド 消えたらその日に命も終わり
(山本正之 プライド)




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