「ガリガリ君」、意外な現場で大人気

皆様おはようございます。
お昼にご覧の皆様はこんにちは。

最近アタマの体操的に時折行っております、こうま的ニュースもみほぐし。
今朝は意外とも思えるこちらのニュースをご提供。

命つなぐガリガリ君　終末期患者に食の喜び　医療現場で注目されるカップタイプ　「どんなに体調が悪くても喉を通る」病院や介護現場では季節を問わず圧倒的な支持｜埼玉新聞｜埼玉の最新ニュース・スポーツ・地域の話題

　緩和ケア患者に、食の喜びを―。赤城乳業（本社・深谷市）の人気アイスキャンディー「ガリガリ君」のカップタイプが医療現場で注目されている。ガリガリ君ならではの歯応えを生む細かな氷片が緩やかに溶け、乾いた口中を潤し血糖値も上げる。嚥下（えんげ）機能の衰えから経口摂取が難しくなる終末期。自らが握るスプーンで再び口から味わう食事として、患者の心と生きる意欲を支えている。

（記事全文は上記リンクへどうぞ）

そういえばここ数年、ガリガリ君のような氷菓子のようなアイスが医療、介護、福祉業界で人気があって、特に嚥下力が無に等しい終末期の方々にも受け入れられると大人気…という話を聞いたことがあるような気がします。
…というのは、あたしも末席中の末席ではありますがこうした業界で働いておりますから、こうしたニュースは一応たまにはチェックしているんです。

…言われてみれば、たしかに我々健常者でもすぐ口の中で溶けるから、アイスクリーム、それこそ「#シンカンセンスゴクカタイアイス」のような、口の中で溶けるよりはむしろ硬くて口に入れるまで一苦労のようなアイスは別としても、ガリガリ君のようなすっと口の中で溶けてくれるアイスは、終末期のお客様には…きっと味わっていただけるものと信じて提供したいですね。
終末期に携わることも多々ある身としては、口の中で溶けるようなものよりは、むしろ耳から聞くご自身のお好きな音楽であったり、スポーツ好きな方であれば野球中継ですとか、そういったことを流していたことはありましたが、ガリガリ君で最後まで味覚を味わっていただいてもよいのかな。
最後に感覚が残るのは味覚、聴覚といった、脳で反応する機能が最後まで残るとよく言われます。

…とはいえ、各施設ともにコスト高は悩みの種。
実際に同じものが提供できるかどうかは別として、話として、腕としてよく咀嚼して嚥下し話を身につけることを目標にしたいと思います。

朝から元気が沸くといいますか、いい話を目にしました。

それでは皆様今日もそれぞれの位置取りで頑張っていきまっしょい。