6点リードで7回98球。これをどう見るか…。
楽天・ヒメネス、自滅3回3失点で4敗目(サンケイスポーツ) - goo ニュース
[ニッカン式スコア]
○ 一番搾り 5勝5敗
● 姫様 4敗
昨日の試合の先発は俊介とヒメネス。
ヒメネスがどうこうではなく、俊介の出来如何で試合展開が大きく変わりそうだというのがポイントとなる試合。まあ打線は言わずもがななんでゲフンゲフン(´・ω・`)
試合前には、先日アメリカでお亡くなりになった伊良部選手の黙祷が行われた。
これについては稿を改めて書きたいと思います。
その俊介の初回、2回こそ計4安打を浴び球数を要するが、3回以降はすいすいと流れるような、実に俊介らしい、ペースに嵌るとすいすい逃げられる逃げ馬のごときテンポで楽天打線を翻弄。
序盤こそ球が散っていない印象だった俊介も、一つのポイントになったのは初回の山崎武を三振にした内容。
ストレートでコースを見せておいて、ブレーキがかかったカーブで三振。
ストレートとブレーキがかかったカーブこそ俊介の生命線で、このカーブに合わせられるようだと苦労すると思ったのだが、緩急はついているので、ペースに合わせられればそうそう打たれることはないだろうと。
打線も俊介がペースに合わせるのとほぼ同じようにヒメネスを捉えていく。
初回こそカスティーヨの完全な1-6-3の当たりをヒメネスがセカンドカバーの松井へ悪送球で貰っただけに終わったが、自らのエラーで思わず頭を抱えたヒメネスに対し、真綿で首を締めるかのごとき攻撃を展開。3回にはカスティーヨと今江のタイムリーで2点を加えると、4回にはヒメネスから替わった井坂を攻め、早坂の好走塁の3塁打から岡田、伊志嶺、井口と続いて3点、計6点。援護がないと言われてきた俊介に6点のプレゼント。
こうなるとおそらくは俊介の完投ペース。
初回こそ球数を要したが、どこまで俊介が投げるのか興味津々。
相手も俊介相手には歯が立たぬと見え、7回表終了後に5番に入っている松井稼頭夫を下げて西村を入れる。
この選手起用が、8回の明暗を分けることになろうとは…。
そして8回表。
調整登板の意味合いをこめて俊介はお役御免で伊藤ちゃん。6点差ある状況だから、おそらく9回もロサで行くんだろうな…とはたやすく想像できるところ。
ところがこの伊藤、ブルペンでの調整具合がどうだったのかは分かりかねるが、調整登板の難しさなのかこれがまあ全く球が入らない。
中村、伊志嶺に連打を浴び1点返され、聖沢にはストレートの四球。
6点差もどこへやら、突然試合の雲行きが怪しくなるのは、いまいち波に乗り切れていないチームの象徴でもあるのだろう。
慌ててベンチはロサを投入。この時点でまだ無死だから、1球か2球で併殺を取れるなら色気は出すけれど、後続に球数を要した時点でロサはこの回しか投げられないから、9回表は点差の開きの如何を問わず薮田を投入せねばならなくなってしまった。
こんな状況で火消しに回されるロサもある意味かわいそうで、内村こそサードゴロに仕留めるも、守備固めに使われている元メジャーリーガー岩村にフォアで満塁、山崎には変化球を捨てられて押し出しで2点目。
この押し出しの1点は、いいように考えればドカンを食らうよりは1点で済んだ方が…という理由もあっただろう。
この後が西村と横川。楽天も敗戦を見越して選手を下げてくれたので、西村に代打を送れなかったのが本当に幸いしたと言う他ない。ショートもセカンドも交代要員がいなかった(内野手登録でガルシアは残っていたが…(・・;))のが幸いし、これ以上の点に結びつかなかったのは、不幸中の幸いと言うべきかなんというか…。
流れ次第では、6点差の試合が一転してピンチに陥ってもおかしくはない場面だっただけに、両チームの「見越した」采配が、結果はどうであれお互いに澱みを残す形になってしまった。
あたし?
あたし個人的には、伊藤のブルペンでの仕上がり具合はどうだったのだろうかと。
まあ、6点あるし伊藤くらいの投手なら試合を壊すことはないという見切り発車だったのかなとは思うし、それくらいでなければ投手起用は出来ないとは思うけれど、そう考えると、わざわざ流れに澱みをくれるような起用法はいかがなものか…とは思ってしまう。
難しいね、采配は。
結果論でいえば完璧にこちらにあった流れを澱ませてしまったわけだし、さりとて投げさせていない投手はどこかで使わなければいけないわけで。
ただ思うのは、伊藤にしろロサにしろ、これまで投げる機会がなかったかと言われたら、決してそうではないわけで、どうもこのところ投手起用がちぐはぐな面は否めないと思うのだ。
あと、気になるのはインコースを攻められた際に左手小指の付け根にボールが当たり、4回で正人に交代した今江の状態。
病院では左手甲の打撲と診断されたようだが…。
病院の診断結果でさえも信用ならない状態ってーのは…。
その先?みなまで言わせるか。
今日はサンデー晋吾。
まずは一つずつ取ろうぜ。
楽天・ヒメネス、自滅3回3失点で4敗目(サンケイスポーツ) - goo ニュース
(パ・リーグ、ロッテ6-2楽天、11回戦、楽天6勝4敗1分、30日、QVCマリン)楽天先発のヒメネス(前韓国・斗山)は3回3失点。一回一死一、二塁で投ゴロを捕球後、二塁へ悪送球して失点するなど4敗目を喫し「コンディションはよかったけど、言い訳はできない」と肩を落とした。星野監督は「走者を出すとダメだな。次の登板チャンス? 遠くなるだろう」と渋い表情だった。
[ニッカン式スコア]
○ 一番搾り 5勝5敗
● 姫様 4敗
昨日の試合の先発は俊介とヒメネス。
ヒメネスがどうこうではなく、俊介の出来如何で試合展開が大きく変わりそうだというのがポイントとなる試合。まあ打線は言わずもがななんでゲフンゲフン(´・ω・`)
試合前には、先日アメリカでお亡くなりになった伊良部選手の黙祷が行われた。
これについては稿を改めて書きたいと思います。
その俊介の初回、2回こそ計4安打を浴び球数を要するが、3回以降はすいすいと流れるような、実に俊介らしい、ペースに嵌るとすいすい逃げられる逃げ馬のごときテンポで楽天打線を翻弄。
序盤こそ球が散っていない印象だった俊介も、一つのポイントになったのは初回の山崎武を三振にした内容。
ストレートでコースを見せておいて、ブレーキがかかったカーブで三振。
ストレートとブレーキがかかったカーブこそ俊介の生命線で、このカーブに合わせられるようだと苦労すると思ったのだが、緩急はついているので、ペースに合わせられればそうそう打たれることはないだろうと。
打線も俊介がペースに合わせるのとほぼ同じようにヒメネスを捉えていく。
初回こそカスティーヨの完全な1-6-3の当たりをヒメネスがセカンドカバーの松井へ悪送球で貰っただけに終わったが、自らのエラーで思わず頭を抱えたヒメネスに対し、真綿で首を締めるかのごとき攻撃を展開。3回にはカスティーヨと今江のタイムリーで2点を加えると、4回にはヒメネスから替わった井坂を攻め、早坂の好走塁の3塁打から岡田、伊志嶺、井口と続いて3点、計6点。援護がないと言われてきた俊介に6点のプレゼント。
こうなるとおそらくは俊介の完投ペース。
初回こそ球数を要したが、どこまで俊介が投げるのか興味津々。
相手も俊介相手には歯が立たぬと見え、7回表終了後に5番に入っている松井稼頭夫を下げて西村を入れる。
この選手起用が、8回の明暗を分けることになろうとは…。
そして8回表。
調整登板の意味合いをこめて俊介はお役御免で伊藤ちゃん。6点差ある状況だから、おそらく9回もロサで行くんだろうな…とはたやすく想像できるところ。
ところがこの伊藤、ブルペンでの調整具合がどうだったのかは分かりかねるが、調整登板の難しさなのかこれがまあ全く球が入らない。
中村、伊志嶺に連打を浴び1点返され、聖沢にはストレートの四球。
6点差もどこへやら、突然試合の雲行きが怪しくなるのは、いまいち波に乗り切れていないチームの象徴でもあるのだろう。
慌ててベンチはロサを投入。この時点でまだ無死だから、1球か2球で併殺を取れるなら色気は出すけれど、後続に球数を要した時点でロサはこの回しか投げられないから、9回表は点差の開きの如何を問わず薮田を投入せねばならなくなってしまった。
こんな状況で火消しに回されるロサもある意味かわいそうで、内村こそサードゴロに仕留めるも、守備固めに使われている元メジャーリーガー岩村にフォアで満塁、山崎には変化球を捨てられて押し出しで2点目。
この押し出しの1点は、いいように考えればドカンを食らうよりは1点で済んだ方が…という理由もあっただろう。
この後が西村と横川。楽天も敗戦を見越して選手を下げてくれたので、西村に代打を送れなかったのが本当に幸いしたと言う他ない。ショートもセカンドも交代要員がいなかった(内野手登録でガルシアは残っていたが…(・・;))のが幸いし、これ以上の点に結びつかなかったのは、不幸中の幸いと言うべきかなんというか…。
流れ次第では、6点差の試合が一転してピンチに陥ってもおかしくはない場面だっただけに、両チームの「見越した」采配が、結果はどうであれお互いに澱みを残す形になってしまった。
あたし?
あたし個人的には、伊藤のブルペンでの仕上がり具合はどうだったのだろうかと。
まあ、6点あるし伊藤くらいの投手なら試合を壊すことはないという見切り発車だったのかなとは思うし、それくらいでなければ投手起用は出来ないとは思うけれど、そう考えると、わざわざ流れに澱みをくれるような起用法はいかがなものか…とは思ってしまう。
難しいね、采配は。
結果論でいえば完璧にこちらにあった流れを澱ませてしまったわけだし、さりとて投げさせていない投手はどこかで使わなければいけないわけで。
ただ思うのは、伊藤にしろロサにしろ、これまで投げる機会がなかったかと言われたら、決してそうではないわけで、どうもこのところ投手起用がちぐはぐな面は否めないと思うのだ。
あと、気になるのはインコースを攻められた際に左手小指の付け根にボールが当たり、4回で正人に交代した今江の状態。
病院では左手甲の打撲と診断されたようだが…。
病院の診断結果でさえも信用ならない状態ってーのは…。
その先?みなまで言わせるか。
今日はサンデー晋吾。
まずは一つずつ取ろうぜ。
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