八千代東、初戦突破は薄氷の勝利

そんなわけで、火曜日に行われた八千代市営球場での対旭農業戦の観戦に出かけてまいりました。

旭農業

（７）柳　…三ゴロ………左安打………………捕ゴロ右＿飛………………
（４）三条…遊ゴロ………………投ゴロ………三安打………補邪飛………
（３）伊東…中前安………………三ゴロ………捕犠打………中＿飛………
（１）服部…三ゴロ………………左＿飛………空三振………遊ゴロ………
（５）加瀬…………一ゴロ………………中安打………四＿球………三ゴロ
（６）湯川…………空三振………………一犠打………投安打………遊安打
（２）吉田…………遊ゴロ………………空三振………死＿球………左＿飛
（８）鳥羽…………………一ゴロ………遊ゴロ………投犠打………死＿球
（９）熊本…………………投ゴロ………………四＿球右犠飛………空三振

八千代東
（４）岡田……右線２………中＿飛………見三振………………四＿球
（６）中村……投犠打………四＿球………左＿飛………………三犠打
（５）飯田……遊ゴロ………右安打………………左中２………三ゴロ
（３）福尾……中前２………左安打………………三犠打………左安打
（９）織戸……中＿飛………一邪飛………………遊＿飛………
（８）小川……………中＿２………三＿飛………左＿飛………
（７）三谷……………中＿飛………空三振………………………
　Ｈ　渡辺……………………………………………………空三振
　７　株本……………………………………………………………
（１）高橋佳…………二ゴロ………………………………………
　１　高橋良…………………………左＿飛………………………
　１　植草……………………………………………………左＿飛
（２）永野……………左＿飛………………二安打………中＿飛

※すんません、どうやら一部公式記録と手元のメモに違いがあるようです＿|￣|○


去年の秋に新チームが誕生した八千代東高校。
秋季大会は、折からの新型インフルエンザの影響で半数近くの部員がベンチ入りできず、昨年夏の大会の準決勝で破った流経大柏に１２対２でコールド負け。

春季大会では予選を勝ち上がったものの、本戦では西武台千葉を相手に、２つの走塁ミスが重なるなどで６対０でシャットアウト負け。
来るべき夏に向けて、どのようにチームが立て直してきたかが見所になる。

八千代東のスタメンは、６番にセンター小川君。背番号２０でまだ１年生。
投手はエースナンバー植草君を温存し、高橋佳隆君。



八千代東は後攻。

先発高橋佳は旭農業相手に、３回までにヒットを２本許すものの、打たせて取るピッチングで上々の立ち上がり。

一方の八千代東は初回、福尾のタイムリー２ベースで１点先制。
３回裏の八千代東、１死１塁から飯田のライト前ヒットで１死１、３塁。
続く福尾がレフト前へタイムリーを放つが、１塁走者が送球間に３塁を狙うもあっさり憤死。積極的というよりは…（汗

先発高橋佳は３回で降板、４回から６回まで高橋良が登板。
初回の４回表こそ３人で終わらせるが、５回は１死２塁、６回は２死２、３塁のピンチを背負うも、５回は鳥羽をショートゴロ、６回は服部を空振り三振に斬って取る。
７回からはエースナンバー植草が登板するが、いきなり先頭の加瀬にフォアを与えると、かなりイライラしただろうか？　自ら牽制を挟むなどの余裕が無く、湯川の送りバントは送球が乱れ無死１、２塁、続く吉田にはデッドボールを与え、無死満塁の大ピンチ。
ここで鳥羽がスクイズ、続く熊本がライトへの犠牲フライで、あれよあれよという間に同点に追いつかれてしまう。続く柳をライトフライに打ち取り、旭農業の反撃を同点止まりで凌ぐ。これが結果的には功を奏したか。
８回裏。
先頭岡田がフォア、中村送りバント、一人倒れて続くのは、今日２打数２安打２打点と当たっている福尾。
期待に応えてレフト前へはじき返し待望の勝ち越し点。打者走者は送球間に一、二塁間で挟まれタッチアウトになるものの、８回裏に待望の勝ち越し点。
９回表の旭農業。
デッドボールと内野安打で２死ながら１、２塁、一打逆転という場面も、最後は熊本をフルカウントまで持ち込まれながら空振り三振に斬ってゲームセット。

序盤の走塁ミスがなければ、もう少し楽な試合展開になったとは思うけれど、何はともあれ緊張の初戦突破を喜びましょうや。
「積極的な走塁」と「暴走」は確かに紙一重、線引きはかなり難しいところではあるのだけれど、春季大会も、２度の走塁ミスでチャンスを潰していたこともあったので、慎重になるのはよくないけれど…というところ。

打っては福尾君が３打数３安打３打点の大活躍。これぞ４番にふさわしい活躍ぶりでした。
中村君は３点のうちの２点を、送りバントで進めるアシスト。惜しむらくは６回裏、２球続けて送りバントを失敗していたので、それが成功していたら、或いは…というところ。

八千代東の次戦は、日付上では明日１６日、青葉の森球場第２試合で、対浦安高校戦。
相手は春季大会ベスト４。好投手の呼び声高い会沢君の前に、八千代東がどれほど太刀打ちできるのか、注目したいと思います。