「カラオケポリープ」急増 熱唱+はやりの高音、要注意(朝日新聞) - goo ニュース
まずは皆様に一言。
ノドは一生モノですから。
…って、おいらが芝居を始めた頃に、どこかからか買ってきた発声練習法の本にさんざん脅すように書いてあったっけな。「声帯は潰すと二度と同じ声は戻らない」と。そのためには、絶対に声帯を潰さない発声法を習得しなさいよ。それすなわち腹式呼吸法ですよと。で、正しい腹式呼吸をマスターするには身体を柔軟にしなきゃいけないとか、なかなかどうして七面倒なことを書き連ねていた。そいつに恐れを成して、なんとか硬い身体を柔らかくしようと、毎晩大さじ一杯のすを飲む苦行も大まじめにしてたっけ。たいして効果はなかったがね(笑)。
それはともかく。
カラオケだけでなくとも、野球の応援でも一緒だが、酒を煽れば余計に勢いがついて、ついついオーバーペースになる。どこかで無理をして声を張り上げて、翌朝にはノドがガラガラ…という展開は、皆さん必ずどこかでお持ちだろう。
声についてはおいらも苦い思い出があって、1999年末の大晦日から2000年の年明け、つまり、大多数のITエンジニアの皆さんが、正月返上で「2000年問題」と向き合っていた時に、よせばいいのに調子に乗って、クリスタルキングの「愛を取り戻せ!!」なんて歌っちゃったもんだから、2~3日は大丈夫だったが、正月勤務の疲労がモロにノドに来たらしく、正月早々咽頭炎で40度近い熱を出してダウン。
それ以来、その曲はおいらの中ではお蔵入り。さすがにカラオケで仕事を潰すわけにはいかないしねえ…。
あと、これはむしろ小中学生に多いらしいのだが、少年野球などのスポーツで無理矢理声を張り上げさせるっていうのは、今でも行われているのだろうか。あれはなにげに小中学生の声帯トラブルに繋がる危険が高いので、声を張り上げるにも限度が必要。やっぱり、思うとおりに声が出せないのは、それだけで大きなストレスになるわけで、お子さんの声がかすれ気味だったらご用心。
とにかく、声帯を潰したり、ポリープを作っちゃったりしたら、元の声を持続的に出すのは極めて難しくなるので、ポリープを作る前にまず自制! あんな高音をナチュラルで出せる人なんか、そーゆー才能だった…ということで、諦めましょうや。自分のノドを傷つけるほど怖いことはないですぜ。
↑とりあえずクリックしてちょーだい。
カラオケの歌い過ぎで声帯の粘膜が腫れたりする「カラオケポリープ」と呼ばれる症状を訴える人が増えている。最近の流行歌は高音域の曲が多く、無理な発声をすることも影響しているようだ。喫煙や飲酒しながら「熱唱」すると症状を悪化させ、摘出手術が必要なケースもある。空気が乾燥する季節。医師会などが注意を呼び掛けている。
大阪府医師会理事の後藤和彦医師によれば、声帯はV字形になっており、擦れ合って音を出す。歌うと日常会話より振動回数が増すため、歌い続けると声帯に負担がかかり、内出血を起こして声帯の粘膜が腫れる「ポリープ」や粘膜が硬くなる「結節」ができる。これがカラオケポリープの症状だ。
酒や喫煙しながら歌うと、内出血や粘膜の荒れがひどくなる。初期症状は声のかすれ程度なので、風邪と勘違いする人もいるという。
兵庫県明石市の県立成人病センターではこの数年、毎月数人が訪れる。かぜの症状など悪条件が重なったケースもあり、働き盛りの30~50代に多いのが特徴だ。頭頸(とうけい)部外科の岩江信法科長は「仕事のつき合いで飲酒や喫煙しながら歌う人がかかりやすい」と話す。
カラオケポリープは正式な医学的病名ではない。名付け親の国際医療福祉大学東京ボイスセンターの福田宏之所長は「20年前に名づけた当時、患者はカラオケで接待する営業マンくらいだったが、カラオケの普及で主婦や学生などにまで患者層が広がった」と話す。声をよく使う保育士や教師、僧侶などもかかりやすいという。
音声障害などが専門の大阪市淀川区の大阪回生病院耳鼻咽喉(じびいんこう)科大阪ボイスセンターには、カラオケポリープ患者ら毎月約20人が来院する。昨年の手術件数は170件で、3年前の約2倍に急増。昨年12月だけで「忘年会で歌い過ぎた」などカラオケが原因の新規の患者が5人いた。年齢層は20~50代まで幅広い。
同病院では、路上ライブなどで歌う若い人たちにポリープや結節患者が増えているのも特徴だ。通行人に聴こえるように大きな声で歌ったり、汚れて乾いた外気を吸ったりしたことが原因とみられるという。
コブクロやゆず、川嶋あい……。路上ライブ出身の人気歌手は高音の曲が多く、それをまねる傾向にあるという。
望月隆一部長は「最近の流行歌は、昔の歌謡曲とは違い、高音域の曲が増えたことも影響していると思う。高音では声帯が前後に引っ張られ、低音より激しく振動するので、歌い続けるとかなりの負担」と言う。
大阪府医師会は昨年末、ホームページで注意を呼び掛けた。後藤理事は「声のかすれが続くようなら診察を受けてほしい。喉頭(こうとう)がんなど別の病気の早期発見にもつながる。歌は自分の音域にあった歌を」とアドバイスしている。
まずは皆様に一言。
ノドは一生モノですから。
…って、おいらが芝居を始めた頃に、どこかからか買ってきた発声練習法の本にさんざん脅すように書いてあったっけな。「声帯は潰すと二度と同じ声は戻らない」と。そのためには、絶対に声帯を潰さない発声法を習得しなさいよ。それすなわち腹式呼吸法ですよと。で、正しい腹式呼吸をマスターするには身体を柔軟にしなきゃいけないとか、なかなかどうして七面倒なことを書き連ねていた。そいつに恐れを成して、なんとか硬い身体を柔らかくしようと、毎晩大さじ一杯のすを飲む苦行も大まじめにしてたっけ。たいして効果はなかったがね(笑)。
それはともかく。
カラオケだけでなくとも、野球の応援でも一緒だが、酒を煽れば余計に勢いがついて、ついついオーバーペースになる。どこかで無理をして声を張り上げて、翌朝にはノドがガラガラ…という展開は、皆さん必ずどこかでお持ちだろう。
声についてはおいらも苦い思い出があって、1999年末の大晦日から2000年の年明け、つまり、大多数のITエンジニアの皆さんが、正月返上で「2000年問題」と向き合っていた時に、よせばいいのに調子に乗って、クリスタルキングの「愛を取り戻せ!!」なんて歌っちゃったもんだから、2~3日は大丈夫だったが、正月勤務の疲労がモロにノドに来たらしく、正月早々咽頭炎で40度近い熱を出してダウン。
それ以来、その曲はおいらの中ではお蔵入り。さすがにカラオケで仕事を潰すわけにはいかないしねえ…。
あと、これはむしろ小中学生に多いらしいのだが、少年野球などのスポーツで無理矢理声を張り上げさせるっていうのは、今でも行われているのだろうか。あれはなにげに小中学生の声帯トラブルに繋がる危険が高いので、声を張り上げるにも限度が必要。やっぱり、思うとおりに声が出せないのは、それだけで大きなストレスになるわけで、お子さんの声がかすれ気味だったらご用心。
とにかく、声帯を潰したり、ポリープを作っちゃったりしたら、元の声を持続的に出すのは極めて難しくなるので、ポリープを作る前にまず自制! あんな高音をナチュラルで出せる人なんか、そーゆー才能だった…ということで、諦めましょうや。自分のノドを傷つけるほど怖いことはないですぜ。
↑とりあえずクリックしてちょーだい。
文化系でも、放送部やら合唱部やらブラバンやら演劇部やらで腹式の基本を身につけないと、その感覚さえ分からんもんなあ。
こういうのはのどに影響しますかね?
あと中学の部活(剣道部)で「声出せー」と言われ続けたのを思い出しました。
実際のやり方を知らないと、いくら「腹から声を出せ」と言われても、その術を知らないのですから、出せるはずもありません。
「いや、俺は昔ブラバンでトランペット吹いてたっす」とかゆー奴なら大丈夫なんだろうけどねえ…。
吹けたらいいなー。トランペット。
>たこかずさん
それは明らかにノドを潰すかと思われ。
男性の低音を女性が真似するのは無茶ですがな。