いや、ほんの一瞬のことだったけれど、マジで肝を冷やしたぞ。
昼下がりの通勤途上の山手線。
ドア際に立っていたおいら。
電車が御徒町駅を発車しようとドアが閉まるか閉まらないかというせつな、ホームのベンチで何を物思いにふけていたか知らないが、若い女性が乗るのか乗らないのか、フラフラと立ち上がり、閉まりかけた扉へ突っ込んできた。
当然ドアは無情にも「ピンポ~ン、ピンポ~ン、ピンポ~ン」とチャイムを鳴らして閉まる。
いや、正確には「閉まりかけた」。
その瞬間、わずか15センチほどの隙間に、何を思ったかその姉ちゃん、右手に持っていた「お~いお茶」のペットボトルをドアに挟みかけた。
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↑※写真は本文とはあんまり関係がありません。
なにせおいらの目の前の一瞬での出来事。
思わず「危ないやろ」と口に出ちゃったよ。
しょうがねえなあ…。
閉まらないドアに、ラッシュ時の駅のホームの押し屋さんよろしく手と足をかけてドアをこじ開け、姉ちゃんを乗り込ませると、何事もなかったかのように電車は動き出す。
いや、本当だったら即座に説教ですよ。
「あんたが今挟んだそのペットボトルで電車が止まんねんぞ」と。
ペットボトルはパッと見で直径6センチくらいはあるだろうか。
これを挟むくらいなら電車のドアは検知するから、ドアが開いていることを示す、運転台のパイロットランプが点灯したり、車両側面の赤色灯(側灯)が消えることはないだろうが、これよりももっと薄いカバン類だったら、下手したら挟み込んだまま電車が発車するところで、挟まれたまま発車する様を見て、慌ててドアからカバンを引っこ抜こうものなら、下手をすればパイロットランプ消灯で急停車、防護無線で周りの電車が一斉に急停車…という憂き目に遭うことだって容易に考えられる。
というより、なんでもいいから挟めばドアを開けてくれるだろうなんて浅はかな考えは止めてもらいたい。マジで。
カバンだろうが足だろうがお茶だろうがなんだろうが、開けてもらおうと何の気無しに手当たり次第のものを差し出すその行為が、どれほど危険であることか。
これで挟み込んだら鉄道会社の責任にされるんですよ。
こんな迷惑な話があるかっての。
駆け込み乗車は本当に危険ですから止めましょう。
これは余談ですが、山手線のドア…というか、最近流行の電気式の戸閉め装置だと、ドアをこじ開ける時の手応えが全然楽なのね。
従来からの空気式の戸閉め装置だと、空気圧の力でドアを閉めにかかっているから、ドアを押さえようとすると、その力がかかって、結構体重をかけないと開けていられなかったのにね。
この空気式の戸閉め装置は、以前交通博物館の101系のモックアップのドア装置で体感出来たのだけれど、いつからかドアがアクリル板で覆われるようになってからはそんな体験も出来なくなっちゃって残念。
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昼下がりの通勤途上の山手線。
ドア際に立っていたおいら。
電車が御徒町駅を発車しようとドアが閉まるか閉まらないかというせつな、ホームのベンチで何を物思いにふけていたか知らないが、若い女性が乗るのか乗らないのか、フラフラと立ち上がり、閉まりかけた扉へ突っ込んできた。
当然ドアは無情にも「ピンポ~ン、ピンポ~ン、ピンポ~ン」とチャイムを鳴らして閉まる。
いや、正確には「閉まりかけた」。
その瞬間、わずか15センチほどの隙間に、何を思ったかその姉ちゃん、右手に持っていた「お~いお茶」のペットボトルをドアに挟みかけた。
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↑※写真は本文とはあんまり関係がありません。
なにせおいらの目の前の一瞬での出来事。
思わず「危ないやろ」と口に出ちゃったよ。
しょうがねえなあ…。
閉まらないドアに、ラッシュ時の駅のホームの押し屋さんよろしく手と足をかけてドアをこじ開け、姉ちゃんを乗り込ませると、何事もなかったかのように電車は動き出す。
いや、本当だったら即座に説教ですよ。
「あんたが今挟んだそのペットボトルで電車が止まんねんぞ」と。
ペットボトルはパッと見で直径6センチくらいはあるだろうか。
これを挟むくらいなら電車のドアは検知するから、ドアが開いていることを示す、運転台のパイロットランプが点灯したり、車両側面の赤色灯(側灯)が消えることはないだろうが、これよりももっと薄いカバン類だったら、下手したら挟み込んだまま電車が発車するところで、挟まれたまま発車する様を見て、慌ててドアからカバンを引っこ抜こうものなら、下手をすればパイロットランプ消灯で急停車、防護無線で周りの電車が一斉に急停車…という憂き目に遭うことだって容易に考えられる。
というより、なんでもいいから挟めばドアを開けてくれるだろうなんて浅はかな考えは止めてもらいたい。マジで。
カバンだろうが足だろうがお茶だろうがなんだろうが、開けてもらおうと何の気無しに手当たり次第のものを差し出すその行為が、どれほど危険であることか。
これで挟み込んだら鉄道会社の責任にされるんですよ。
こんな迷惑な話があるかっての。
駆け込み乗車は本当に危険ですから止めましょう。
これは余談ですが、山手線のドア…というか、最近流行の電気式の戸閉め装置だと、ドアをこじ開ける時の手応えが全然楽なのね。
従来からの空気式の戸閉め装置だと、空気圧の力でドアを閉めにかかっているから、ドアを押さえようとすると、その力がかかって、結構体重をかけないと開けていられなかったのにね。
この空気式の戸閉め装置は、以前交通博物館の101系のモックアップのドア装置で体感出来たのだけれど、いつからかドアがアクリル板で覆われるようになってからはそんな体験も出来なくなっちゃって残念。
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そんなヤツに限って、もしそのまま発車したら、文句言うんやろね。
やだやだ。そんな大人にはなりたくないね。
どれほど危険な行為か全く認識してない。
あーやだやだ。