神様が味方してくれるような内容ではなかった…

…ってことになるでしょうな、結局のところは。

楽４―３ロ（１８日） 楽天がサヨナラ勝ち(共同通信) - goo ニュース

楽天がサヨナラ勝ち。２―３の九回２死一、二塁から山崎の左前打で同点とし、なお一、二塁で中村紀が右翼線へ打ち返した。２番手の青山が５勝目。ロッテは打線が終盤に粘ったが、抑えの小林宏が誤算。仙台では１５連敗となった。

[ニッカン式スコア]

○　南青山少女歌劇団　５勝１敗１Ｓ
●　ひろゆき　３勝２敗２７Ｓ
ＨＲ　キムチ・テギュンバーガー２１個目


岩隈に成瀬だから、どちらにせよ大味な試合展開にはならず、２点勝負、３点勝負と両陣営が踏んでいたであろう試合。
取れるところで点が取れず、なんとか点を取ったと思えば、すぐ裏に追いつかれたり、エラーを４つも重ねておいて勝つだなんて、さすがに野球の神様も、そこまではマリーンズを許してはくれない…ということなのだろう。
昼間のエントリで、「木曜日の斎藤は良かった」と書いたけれど、これがマリーンズのキャッチャーの、ある意味で伝統であるパスボールを、今日もやっちまったなあ…。
もとより、斎藤だ的場だと、打率はどう見ても度外視しなければいけないキャッチャーを据えなければならない時点で、マリーンズは劣勢なのだが、これはもう里崎のケガの具合にも左右されることだから致し方ないことで、もっというなれば、そこで戦力がどうのこうのと言っている輩には、だったら代わりのキャッチャーでも連れてきて下さいよ…という話になる。
８、９番の打率には目をつぶらなければいけないことは、何より首脳陣が分かっているはずだし…。
その斎藤に４回、チャンスが回ってくる。
井口死球、テギュンフォア、今江が送りバント、サブロー投ゴロ１塁封殺、大松は最後は敬遠のフォアで２死満塁、バッター斎藤。
悔しいが、イライラしながらもかなり圧巻だったのが岩隈。

全部フォークで三振に取りやがった…。

岩隈は完全に斎藤をなめきっていたと書いて差し支えないほど。
おそらくキャッチャーの嶋からすれば、ストレートや他の変化球も挟みたいところだったけれど、そんな小細工すら斎藤には無用とでも判断したのだろう。

６回には岩隈相手にテギュンが失投を逃さず、落ちきらなかったフォークをスタンドに持っていって同点。
ここまでは、岩隈相手に反撃するには良い展開だったのだが、その裏に守備妨害気味にカマされた嶋のスクイズが、予想以上に効いたかな…。
あれ、斎藤の動きを見れば守備妨害とも言いたくはなるけれど、それよりもホームががら空きじゃんね…。
８回には井口の２ベースで再び追いつき、９回には剛のセンター前で勝ち越し。更にランナーが残っていたから、贅沢を言えば、あそこでもう一人でも多くランナーを返せていたら、また違った展開があったのかなと。
これだけミスをしても、これだけ追いついて突き放されても、勝てる流れなら取っておきたいところだが、やはりそうはイカのなんとか。
キャッチャーは３番手雅彦、ピッチャーは抑えの切り札宏之。
ところが、宏之が目に見えて良くない。
とにかくスライダーがベースでワンバウンドするか、決まっても高めに浮くとあれば、バッテリーは変化球では勝負しづらい。
スライダーのコントロールが真骨頂であるはずの宏之が、スライダーが入らないというのなら、これはもうあとは運を天に任せるだけ。

ああ、やっぱりな…。

負けた瞬間は、「なんでこうも勝てないんだ」とは思うけれど、よくよく考えてみたら、まさに「負けに不思議の負け無し」の格言通りの試合だったと思う。

う～ん。
これで仙台１５連敗か…。
さすがにおいらも、９回表に角中殊勲のフォアを選んで剛が返したシーンを見た時は、「今日で連敗は止まるか…？」と思ったものだが、さすがにそうはいかなかった…。

こうなれば、セオリーに任せず、振るタクトは全て勝負手。
即ち、明日の先発が吉見なのだから、最初から指名打者を外すという選択も、視野に入れた方が良いのか悪いのか。
…まあ、投手頼みの打撃事情という点からしてもダメなのだが、そうは言っていられない状況で…。
ただ闇雲に振るタクトは「クソ采配」だが、何らかの意図が嵌れば、それは即ち「名采配」になる。まあ難しいと思うけど。
そんな勝負手を見せない限り、仙台１５連敗の悪すぎる流れは、そうそう断ち切ることは難しいのではないかとさえ思う。

明日はデーゲームか…。
これを国分町で女の子をしばき倒した後で読むファンの皆さん。
早く寝て下さいww

っつーか、ぶっちゃけ、明日から３つ取りゃいいんだろ。

…って書いておくと、無理だと思っても結構的中することがあるんで、願望として書いておきました。