第１４２回天皇賞・秋

台風が去っても関東地方は曇天のまま、むしろ夜からまた雨予報が出ている折。馬場が予想も左右しそうですが、さて。

馬場と実績を考えると、▲[２]ブエナビスタには、今日の馬場は明らかにマイナス。「宝塚２着があるじゃないか」と言われそうだけれど、先団につけて追い出すもいつものキレは見られず、ナカヤマフェスタに豪快に差され、アーネストリーと３着を争った上での２着確保。当欄は、地力だけで一杯一杯の２着確保と見て、ここは少々評価を下げる。ただ、前走は先団につけて脚がなくなってしまっただけに、今回は内枠を引いてイン３のケイバをするのか、或いは後方でじっくり脚を貯めるのか。鞍上の作戦が展開の鍵を握りそう。

本命は、ここは相手がぐんと上がるも、歴戦の雄と互角の戦いを演じてきた◎[１０]シンゲン。とにかく足元が弱い馬なので、ここは間隔を十分空けてのメイチ勝負。
パンパンの良馬場よりは、湿り気のある馬場の方がより得意そうな○[３]ジャガーメイルをもう一度。宝塚は案外だったが、東京コースは６戦して５連対、芝重成績は（１、２、０、０）。馬場とコース適性で見るならむしろこちらという手もあるが、休養明け初戦ということで評価を一つ下げる。
△[１６]キャプテントゥーレも２戦目で注意、３歳馬では人気がない△[４]エイシンアポロン、「Ｖライン」を描いている成績の△[１１]アクシオン、最後に穴中の穴は、いつの間にか上位争いに割って入りそうな△[１３]ヤマニンキングリーまで。

馬券は馬単で◎からのウラオモテ６頭流し１２点買い。
◎○は勝負というよりは、むしろ▲◎で来ちゃったら取りガミと割り切って買うほかないだろう。
どうしても当てたい向きは、上位３頭のボックスでもいいとはおもうけれど、配当がねえ…。

加えて本日の「勝負所」。

京都８Ｒ[６]ケイアイプログレス。連勝した勝ち時計は平凡も、連勝の勢いに乗る手。関東馬の関西遠征は人気がないだけに、ここは狙って妙味有りとみた。