第５７回川崎記念

むぅ、難しい…。

出走表はこちらから。

勝つ勝たないではなく、どんな勝ち方を見せるかが焦点だったヴァーミリアンが、月曜日朝の段階でフレグモーネ（発表は右飛節炎）で出走取消、続いて前日火曜日の前日前売開始直前になって、サンライズバッカスが右肩跛行で出走取消。
レース前日だというのに、早くも主催者涙目の形になってしまった。

このレース、何が難しいって、このレースでどうやったら儲けられるのか、考えるだけで難しい。
本当に儲けを出そうというのなら、それこそド本命の組み合わせに有り金を全部ぶち込むくらいの気概で勝負しなければならないところだが、ヴァーミリアンが出ているレースならいざ知らず、このレースで有り金をぶち込むくらいなら、前後に行われるＢ２Ｂ３のレースで、前走浦和を使って負けてここへ連闘をかけてきた地元川崎の馬を買えば、本当に来てくれたら結構な配当になる。どうせ同じ金で遊ぶなら、川崎記念よりは、その前後のレースで遊んだ方がよっぽど面白い。

正直このメンバーの組み合わせでは、メンバーの妙味もへったくれもあったものではない。
よほどの波乱がなければ、まず上位４頭のケイバ。
むしろ、５着に来る馬を当てた方がよっぽどギャンブルになるんじゃないの？
そーゆー賭式があったら、おいらは迷わずマルカカイゼルを買うけどね。

このレース、着目点一つで、買う馬券が大きく変わってくるような。

ヴァーミリアンを物差しにして考えるなら、ＪＣＤで追いすがった△[１]フィールドルージュ、ＪＢＣクラシックで追いすがった◎[２]フリオーソ、この２頭の優劣を考えるべきところではあるが、ここで一つ。
フリオーソがこれだけの人気になるのなら、春の南関クラシック戦線で常にフリオーソと接戦を演じていた○[４]アンパサンドの評価がガタ落ちではないかなと。
ましてや展開利が見込め、水かき付きの蹄から、ダートも合いそうだけれども初ダートという▲[９]シャドウゲイトがこの人気。
フリオーソが人気になるのはわかるのだが、だったらこの馬も人気にならなくてはおかしいだろう。
前走は厳しすぎる休み明け。叩き２走目の今度は違う。ましてや前走はただでさえ休み明けの馬はほとんど好走した試しがない東京大賞典。
久しぶりの川崎コースがどう出るか。調教でもややささっていたらしいが、ここは持ち前の能力でカバーするだろう。

この組み合わせだと、ボックス勝負なんてお里が知れる行為はとてもできまい。
４分の１の確率で頭を決めて勝負するレースだろう。
馬複、馬単だと◎○しか買いようがないよねえ…。
３連単だと、◎○の折り返しから▲△。これで４点。

いや、フリオーソとフィールドルージュで鉄板だという方は、どうぞそっくりそのまま１－２にぶち込んで下さい。
どうも１－２で決まりそうな気がしないんだよねえ…。

穴中の穴中の穴中の穴中の穴は、賞金目当てでもつれて一発、マルカカイゼルの３着付けを１００円買い足そうかな。