小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

「夢への翼」~いざ10.19決戦

2010-10-19 02:48:41 | 千葉ロッテマリーンズ
皆さん本当にごめんなさい。おいらはぶっちゃけ月曜で決まると思ってあんまり疑ってませんでした。この先発投手なら十中八九決まると思っていました。皆さん本当にごめんなさい。

ロッテ逆転、タイに=19日最終戦決着―プロ野球パ・CS(時事通信) - goo ニュース
プロ野球の日本シリーズ出場を争うクライマックスシリーズ(CS)は18日、ヤフードームでパ・リーグのファイナルステージ(6試合制)第5戦が行われ、ロッテ(リーグ3位)がソフトバンク(同優勝)に5―2で逆転勝ちし、対戦成績を3勝3敗(相手のアドバンテージ1勝を含む)のタイに戻し、決着を最終戦に持ち込んだ。19日の最終戦でロッテが勝てば5年ぶり、ソフトバンクは勝つか引き分けるかすれば7年ぶりの日本シリーズ出場が決まる。

 ロッテは1点を追う七回、相手2番手のファルケンボーグを攻め、井口の二塁打を足掛かりにサブローの二塁打で同点。代わった摂津から代打福浦の適時打で勝ち越し、さらに里崎の二塁打でこの回3点を奪い逆転した。1点差の九回には清田の2ランで突き放した。


[ニッカン式スコア]

○ 内回り 1勝
S 元パイロット 2S
● ファンケル化粧品 1敗
HR 東スポの「HR打ったら負ける」のジンクスを覆しました2号

まさかねえ…。
まさかまさかまさかまさかまさかまさか、本当に最終戦までもつれることになるとは…。
シーズン中、あれだけホークスには、特に投手陣を中心に苦杯をなめ続けていたので、ぶっちゃけ所沢は行けても、福岡はきついだろうと予想していた。そもそも杉内和田の二枚看板相手に一つでも取れれば御の字、二つ落としたら覚悟はしましょう…という状況で、本当に杉内相手に一つ取れ、連敗した後に俊介が鷹打線を封じて一矢報いた後、なんとかかんとか継投でもう一つ取れてしまい、アドバンテージを含めたら3勝3敗のタイブレーク、本当に最終戦の10月19日を迎えてしまうことに。

ますは試合の要所要所を振り返っておくと…。
まあね。
ぶっちゃけ、「大嶺と大隣」という時点で、炎上する確率はどっちが高くて、どっちが先に火がつくんですか…って話になるじゃないっすか。
で、やっぱりどうしても希望的観測の意味を込めて、答えは「大隣」って言っちゃう訳ですよ。いや、きっと思っていることと言っていることがまるで正反対だと思うんですよ。でもね、それがある意味マリーンズファンの正常な行動パターンだと思うんでやんすよ。

その大嶺。

案の定球が荒れております。
1回裏には先制され、2回裏には早くも西本コーチが登場。ハッパをかけに行ったのか、本当に大嶺に発破を仕掛けたかは分からないけれど、2回のピンチをなんとかかんとかしのぐ。
これだけ悪いと、早め早めの継投策になるよなあ…と思っていたら、ドンピシャのタイミングの3回表から晋吾起用。
先制されて傾きかけた流れを、早め早めの継投でせき止めようとするベンチ。
晋吾も4回に2死3塁のピンチを背負うものの、長谷川のピッチャー返しを身体で止めようとする荒技を見せて見事ピッチャーゴロ、チャンスの芽を摘み取る。
こうなると試合はだんだんと膠着状態に。もともとチーム打率はお互いに1割5分を切っているという、典型的な投高打低状態だけに、どちらかが一度打ち出したら、多分おいそれとは止まらない流れだろう。
6回裏、1死後小久保がセンター前で出ると、ベンチはすかさず内投入。1死後松中にライト前に運ばれて2死1、3塁の大ピンチを招くも、松田を三振に斬って流れを断ち切る。
したらばその裏。
イニング跨ぎのファルケンボーグを、2イニングめにとうとう捕まえる。
井口がまず2ベースで出ると、定石通りサブローは100%送りバント…という場面で送れない…。
普通はどう考えてもホークス有利な流れ。
ところがここでファルケンボーグが痛恨のワイルドピッチで労せずして無死3塁。
開き直ったサブロー、追い込まれた球をひっぱたいて見事左中間を破る2ベースで同点。今江が送って1死3塁。
ここで今岡の代打福浦勝負。
この勝負手が見事に的中しライト前で逆転。
テギュンが続きなお1死1、2塁。
大松倒れて里崎の当たりは、ライト多村の前に落ち、多村が後ろに逸らす間に福浦の代走雅彦が還り1点追加!
ここは一気呵成でもっともっと取りたかったが、西岡フォアの後、清田の当たりはライト正面…。
まあ、ここで畳みかけられなかったというのが、投高打低の今シリーズを如実に著していると言っていい。

8回裏。
ピッチャーは伊藤。
本多がセンター前で出塁すると、続くオーティズは初球を3塁線を破る。クッションボールが跳ね返ってこないのをチラ見したか、本多は迷わず3塁を蹴って一気にホームへ。
なんと、わずか5球で1点差、なお無死2塁…。

この時点で腹をくくるか神頼みをするか。
おいらはもう腹をくくってました。
もうどうにでもなりやがれ。
その代わり、これまでこのシーズン伊藤が頑張ってきたんだ。そうそう無にするようなピッチングはしねえよ。

で、打順は土曜日に大恥をかいた小久保なんですよ。

初球にど真ん中ストレートを投げ込む奴がいるかよ…。

あまりに球が良すぎて小久保も見送ってくれたから助かったけれど、あれを打たれていたら…。
俺だって、酒を飲みながらだけれど、マリンビジョン観戦だって、一応そこまではちゃんと見てるぞww
結局、小久保三振、松中サードゴロ、代打ペタジーニセカンドゴロで、なんとか反撃の芽を摘み取ると、9回表に、まさにダメを押す清田のHRが飛び出し、最後は宏之が締めてゲームセット。

え~。

清田のHRの時に、「東スポの清田の呪いは今日に限ってはないよね?ないよね?」って思った野郎共は挙手!

ノシ

だって、そりゃ東スポ様の書くことですから。
ダメですよ、未だに「日付以外全部誤報」とか言ってちゃ。
競馬とプロレスとエロネタとロッテネタはガチですから。エロネタで騙されたら知らん。

さあ。

ねえ。

お父さん。←ミスター船橋風

まさかまさかの10.19決戦ですよ。

まあ、22年前の10.19は中学2年生。
ニュースステーションがニュースを飛ばして川崎球場の生中継をしていたのを、リアルタイムで見ていた世代からすれば、この響きがもう一度聞けるのは、パリーグファン冥利に尽きるところ。
そしておいらにとって、この10月19日というのは、初めてプロ野球に触れ合えた、阪急ブレーブスが、オリエント・リースへの身売りを発表した日でもある。
世間は川崎球場で騒然としている中、おいらは一人、ひっそりと、プロ野球の「第一次」青春時代に幕を下ろした日でもあった。

一夜明ければ決戦の時だというのに、なんなんでしょう、おいらのこの冷静さは。
2005年の時はお祭り騒ぎだったし、2007年ファイターズとの最終決戦は、ダルビッシュと成瀬の投げ合いという、パリーグファンからプロ野球ファン全員を巻き込んだ「至高の対決」として盛り上がったけれど、今回はなぜか、やたら冷静な俺がいる。
なんだろう。
「最終3連戦を、3つ取らないとAクラスがない」という状況で、まさかまさかの檻ッ鉄3タテ、明けの新潟では完全試合ペースからまさかの逆転勝ちでファーム日本一、所沢では8回裏に4点取られて9回表に4点取り返すという荒技を駆使して西武を撃破。
ここまで見させられていたら、ぶっちゃけ「どうにでもなれやい!」と、あぐらをかいている自分がいるんです。
これが年齢と経験というものなのか。
或いはただ単に流れに一人だけ乗り切れていないだけなのか。

どうせなら、3位から「夢への翼」で扉を開けちまいな。

YouTube - 2005千葉ロッテマリーンズイメージソング「夢への翼」byえちうら

今回、タイトルに「夢への翼」を入れたのには、ワケがあります。

2005年のパリーグ制覇は、まさにえちうら抜きでは語れないほど、この曲とチームの快進撃はシンクロしておりました。
え?2005年をご存じない?
じゃあ知っとけ。
おいらのブログの過去ログを引っ張り出してごらんなさい。
2005年のマリーンズの快進撃を、イメージソングで支えた「えちうら」が、来年1月15日を最後に、活動を終了することが先日アナウンスされました。

えちうらからの大切なお知らせ - えちうらoffical web

明日の戦いが、願わくば、2005年にマリーンズと共にしたえちうらへのはなむけになることを、願ってやみません。

ホークスファンの皆さん。
明日のがっぷり四つのガチンコ対決、受けてたって下さい。

そしてマリーンズファン。
10.19、10.19っつってるけどなあ…。

10.19のロッテの成績は負けと引き分けなんだよ…。・゜・(ノД`)・゜・。

明日は泣いても笑っても、成瀬と杉内のがっぷり四つ対決。
がっぷり四つ対決ならこちらにも分があるぜ。
恨みっこ無しの一発勝負、受けて立とうぜ。
それではご近所迷惑顧みず、皆さん元気な声でご唱和下さい。
それではいきますよ、

マリーンズ、ファイティン!!



 にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ 

  

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
確かに (雷庵博人)
2010-10-19 06:31:53
>>ここまで見させられていたら、ぶっちゃけ「どうにでもなれやい!」と、あぐらをかいている自分がいるんです。

これだけの試合を見せていただいたら正直「もう十分」だと思います。これ以上「結果」を求める気がしないよ。

うん、さすがに兄弟だ。なあ兄弟。(邪道・外道風に)

>>10.19のロッテの成績は負けと引き分けなんだよ…。・゜・(ノД`)・゜・。
これが伝説の「引き分けフラグ」ならなければよいのですが・・・。
返信する
いやいや (小馬太郎兵衛)
2010-10-19 09:28:17
おいらも、檻ッ鉄戦3連勝の日に各メディアで大恥をさらしw、新潟であんな試合を目の当たりにし、西武ドームでまさかの大逆転を目の当たりにして、満足しちゃっている自分がいるんです。
でも、さすがに「思っていても」これでもう十分とは言えないww
その言葉は、今日の夜まで取っておきます。

今日は、引き分けだと相手の優勝なんですよね…。
返信する
さうなんですか (yomikaki)
2010-10-19 12:42:39
えちうら、活動家停止ですか。
いやーホント、あの年は「夢への翼」が非常に印象深いシーズンでしたねぇ。翌年からのいかにものテーマと違って、すっとはいってきた気がします。今年はというと「千葉マリンに集う我ら」が同じように感じてるかなぁ。

正直、年初にはこんなに長く試合が見れるとは思ってなかったのだけど、ここまできたら、11月にも試合が見たい!
返信する
今更ながら… (陀羅尼助丸(もう…嬉しくて…涙))
2010-10-20 03:20:53
今更ながら…二十数年前の日付変わって昨日、⇒川崎球場で展開された10.19の決戦の日は…、長年?応援して来たロッテを応援してたのですが…気が付けばテレビ&ラジオの前で、、近鉄を応援してしまってましたが……何か?(-"-;)。


スミマセン…m(_ _)m。

今となっては、関西の貴重なパ・リーグ球団⇒檻ッ鉄球団は支持してますが…応援はしてませんので…。
同一リーグで浮気したのは~後にも先にもその時が初めてです(泣)。

そんな訳で、今回の10.19は…ちゃんと!終始~ロッテを応援しました(b^-゜)ゝ!。

小馬さんの「10.10.19ロッテ日記」が上がるのを楽しみにしてます(^-^)/。

3位からの日本シリーズ進出!~何とも!敗者復活感があって…良い感じですね。
私が「近い将来⇒西村ロッテマリーンズが日本シリーズ進出するよ」って今シーズン序盤に言った覚えがあるんですが、、こうも早く来るとは…(^"^;)ゞ。
返信する

コメントを投稿