
JR東、みどりの窓口を次々廃止 後釜の券売機に苦情も (朝日新聞) - goo ニュース

いやあ、珍しい。
これほど鉄ヲタはおろか一般客からも総スカンを食らう施策もはじめてではないか。
思えば1992年頃に、それまで秋田地区を走っていた客車鈍行列車を電車化する際、減車とボックスシートからロングシート化が行われて多数の客が座れなくなり、地元からは非難囂々だったことはあったけれど、あの場合は「学生乗客のマナー向上」という一面も持ち合わせていたので、今となってはもはや秋田地区でボックスシートを欲する客はいなくなっただろう。
ただ今回の場合はどうだ。
どう考えてもサービス改悪です。本当にありがとうございました。
特急がそれほど数多く停車しない地方の小駅なら、指定券は近くの大きな駅までどうぞ…という方がよほどすっきりしているというものである。
この施策の一番の問題点は、観光拠点駅にまで「買えないクン」を導入したということである。
例えば水上。水上といえば温泉街、シーズンになるとSLがやってきて観光客を運び、客はひとっ風呂浴びに温泉街へ繰り出し、頃合いが良くなる頃に駅に戻ってくる。SLに満足した人は、もし指定券を持っていなければ帰りがけに窓口で買うだろう。昨年1月4日に出掛けた時も、帰りのSLの指定券は、当日に水上駅窓口で求めたものだ。
これがもし「買えないクン」になったら…。
(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
例えば長野原草津口駅。駅名が示すとおり、この駅からはJRバスが連絡して、草津温泉まで入ることが出来る駅である。
温泉客の引く午後になると、バスから降り立った客が、帰りの特急草津号の指定券を求めて窓口に行列を作る。もし時間切れで買えなければ、特急の車内で車掌からきっぷを買うほかない。これがハイシーズンの休日午後ともなると混雑は輪をかけてひどくなり、バスのダイヤも吾妻線の列車に連絡することを大前提としてダイヤが組まれているから、乗り換え時間などほんの微々たるもの。これが「買えないクン」だったら、まず機械の前で待たされること間違いなし、下手したら列車が発車してしまう…(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル まあ、知っている奴は「草津温泉駅」という裏技があるが…。
首都圏の客の回転数と、拠点である盛岡の「機械の向こう側の職員」との回転数との不一致も指摘されている。ごくごく簡単なきっぷでも5分10分とかかるらしい。
悪いことは言わないから、kaeruくん導入は即刻中止して、その分指定席自動券売機(MV端末)を増やしなさい!!
MV端末はMV端末で、企画キップやJRバスの乗車券が買えないなど、問題があるにはあるのだが、ちょっと変わった切符を発行させるのなら近所の有人窓口駅まで案内すればよかろうし、下手に機械に向こう側の都合だけで何十分と待たされるのなら、その分自分でいじくれる自動券売機を置いた方が遙かにマシである。機械に不慣れな人たちは頭を悩ませるだろうが、そんなときは改札に立つ駅員がちょいと面倒を見てやれば済む話で、機械の向こう側の都合で何十分も待たされる方がよほど不経済である。
合理化は結構だが、今の「kaeruくん」のシステムは、どう考えても合理化には程遠い、客にも駅員にも不合理な面が浮き彫りになるだけである。なんでもかんでも合理化すればよいものではあるまい。
っつーか、そんなに合理化合理化というのなら俺たちにマルスを叩かせろ!! まあ無理だけどwwww。
ついでに、M型マルスまでついていたyesとnoのランプもつけてはくれんかのう。
今のマルスだと、係員の表情を見るまで、希望の列車の指定券があったかどうかわからないんで、あのランプを見れば取れたかそうでないのか、係員が打ち込み間違いをして「再考」のランプがつくのかよくわからないんで。
JR東日本が、駅員が客と対面して切符を売る「みどりの窓口」を次々と廃止している。昨年は11駅、今年は52駅の窓口が消えた。駅員の削減をねらうJRは代替の券売機のPRに懸命だが、「買いにくくなった」「サービスの低下だ」と批判が出ている。
群馬県中之条町のJR吾妻線中之条駅。温泉地に近く、1日約2400人が乗降する特急停車駅だ。だが、3月に窓口がなくなり、対話型券売機「Kaeru(かえる)くん」が設置された。
■見えない顔
「Kaeruくん」は、盛岡市にあるセンターのオペレーターと通信回線でつながっている。客は、券売機に向かってオペレーターと話し、その指示に従ってタッチパネルの画面表示を操作し、切符などを購入する仕組みだ。
JRは当面の措置として、臨時職員を派遣し使い方を説明している。新幹線の切符を買った地元の女性(71)は「今日は教えてもらったから良いけれど、次は混乱しそう」。定期券を買った男性(34)はオペレーターに「ミスがあった」と言われ、操作をやり直した。「相手の顔が見えないからイライラしますね」
■機能に制約
JR東日本は05年3月に「Kaeruくん」を東京都の青梅線7駅に初めて導入し、今年に入って47駅増やした。1日数十件しか窓口の利用がなかった駅が多いが、高崎線北鴻巣、行田両駅など、1日の乗降が1万人を超す駅も含まれる。
JRは「券売機で窓口と同等のサービスが維持されている」として、時刻表に「みどりの窓口」の表示を残したままだ。ただ、宿泊券や航空券が買えないなど、実際の窓口と異なる制約がある。
北関東の駅の駅員は、窓口廃止後、目や耳の不自由な人たちから「どうやって買えば良いのか」と何度も尋ねられた。画面表示と音声を組み合わせている「Kaeruくん」は、目や耳が不自由だと操作は困難だ。駅員は「みどりの窓口があるほかの駅に客が流れ、売り上げが十数%減った」とため息をつく。
全54駅の「Kaeruくん」を盛岡市のセンター1カ所で受け付けるため、定期券の購入者が多い朝は最高30分程度待たされることもある。
JR高崎支社管内はこの春、支社別で最多の14駅の窓口が廃止された。労組の一つ、国労高崎地本には利用者や観光団体から苦情が多く寄せられている。唐沢武臣書記長は「都市部のもうかる駅は改装に力を入れる一方、地方の駅を切り捨てようとしている」と会社側を批判する。
■首都圏でも
JR東日本は経営合理化の一環として駅員の削減を続けてきた。今年4月現在の駅員は1万1650人。98年より約3000人少ない。窓口を廃止した駅では2、3人程度の削減が見込めるという。
今年5~6月には北松戸、天王台など常磐線4駅の窓口も廃止した。JRは「利用が比較的少なく、近隣に大きな駅があるため」と説明する。代わりに「指定席券売機」を置いたが、通学定期の新規購入ができないなど、制約は「Kaeruくん」よりも多い。
JR東日本によると、同社の約1700駅のうち、窓口があるのは「Kaeruくん」のみの54駅を含め732駅。今後も廃止を進める方針だ。同社営業部は「窓口を廃止した駅は無人ではない。体の不自由な方や券売機の使い方がわからない方は、駅員に言って頂ければ対応します」と理解を求める。

いやあ、珍しい。
これほど鉄ヲタはおろか一般客からも総スカンを食らう施策もはじめてではないか。
思えば1992年頃に、それまで秋田地区を走っていた客車鈍行列車を電車化する際、減車とボックスシートからロングシート化が行われて多数の客が座れなくなり、地元からは非難囂々だったことはあったけれど、あの場合は「学生乗客のマナー向上」という一面も持ち合わせていたので、今となってはもはや秋田地区でボックスシートを欲する客はいなくなっただろう。
ただ今回の場合はどうだ。
どう考えてもサービス改悪です。本当にありがとうございました。
特急がそれほど数多く停車しない地方の小駅なら、指定券は近くの大きな駅までどうぞ…という方がよほどすっきりしているというものである。
この施策の一番の問題点は、観光拠点駅にまで「買えないクン」を導入したということである。
例えば水上。水上といえば温泉街、シーズンになるとSLがやってきて観光客を運び、客はひとっ風呂浴びに温泉街へ繰り出し、頃合いが良くなる頃に駅に戻ってくる。SLに満足した人は、もし指定券を持っていなければ帰りがけに窓口で買うだろう。昨年1月4日に出掛けた時も、帰りのSLの指定券は、当日に水上駅窓口で求めたものだ。
これがもし「買えないクン」になったら…。
(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
例えば長野原草津口駅。駅名が示すとおり、この駅からはJRバスが連絡して、草津温泉まで入ることが出来る駅である。
温泉客の引く午後になると、バスから降り立った客が、帰りの特急草津号の指定券を求めて窓口に行列を作る。もし時間切れで買えなければ、特急の車内で車掌からきっぷを買うほかない。これがハイシーズンの休日午後ともなると混雑は輪をかけてひどくなり、バスのダイヤも吾妻線の列車に連絡することを大前提としてダイヤが組まれているから、乗り換え時間などほんの微々たるもの。これが「買えないクン」だったら、まず機械の前で待たされること間違いなし、下手したら列車が発車してしまう…(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル まあ、知っている奴は「草津温泉駅」という裏技があるが…。
首都圏の客の回転数と、拠点である盛岡の「機械の向こう側の職員」との回転数との不一致も指摘されている。ごくごく簡単なきっぷでも5分10分とかかるらしい。
悪いことは言わないから、kaeruくん導入は即刻中止して、その分指定席自動券売機(MV端末)を増やしなさい!!
MV端末はMV端末で、企画キップやJRバスの乗車券が買えないなど、問題があるにはあるのだが、ちょっと変わった切符を発行させるのなら近所の有人窓口駅まで案内すればよかろうし、下手に機械に向こう側の都合だけで何十分と待たされるのなら、その分自分でいじくれる自動券売機を置いた方が遙かにマシである。機械に不慣れな人たちは頭を悩ませるだろうが、そんなときは改札に立つ駅員がちょいと面倒を見てやれば済む話で、機械の向こう側の都合で何十分も待たされる方がよほど不経済である。
合理化は結構だが、今の「kaeruくん」のシステムは、どう考えても合理化には程遠い、客にも駅員にも不合理な面が浮き彫りになるだけである。なんでもかんでも合理化すればよいものではあるまい。
っつーか、そんなに合理化合理化というのなら俺たちにマルスを叩かせろ!! まあ無理だけどwwww。
ついでに、M型マルスまでついていたyesとnoのランプもつけてはくれんかのう。
今のマルスだと、係員の表情を見るまで、希望の列車の指定券があったかどうかわからないんで、あのランプを見れば取れたかそうでないのか、係員が打ち込み間違いをして「再考」のランプがつくのかよくわからないんで。



私のような一般人(特急とかに詳しくない)には困ります。
それもそうなんですが、
引っ越してきたら最寄の駅が無人・改札なし・切符売り場なしなんです。
これも合理化でしょうか?
Kaeruくんて、銀行ATMよりタチ悪いのぉ。
そんな駅の隣に、マルス直結の端末置いて「JR券すぐ発券できます!!」って大看板立てて立地したら、儲かるやろな~♪
っていうか、1年ほど前のJR奈◎駅の窓口のやつら、ガキのクセに言葉遣い知らねえからムカついた!
言うてることは的を得てるし、文章にすると丁寧やけど、言葉の発し方の問題。豪速球ピッチングマシンみたいに、ボンボン投げつけるような言い方してくさるねん!
県庁所在地&観光都市の大駅なので、行列さばくのに必死なんかもしれんけどさ。
機械と、機械的人間と、どちらがいいか・・・???
それはあなたの駅が元々ドい(ry)
>へいちゃんさん
昔の国鉄みたいに、切符とお釣りを投げてよこすよりはマシかと
JRでは、この手の機械のユーザビリティの評価をきちんとしないのか、どうやってもこの程度の使いにくさは残るのか、謎です。
そうなんですね。もしもし券売機、好評だったことを聞いたことがありませんw
指定席券売機は、特定の列車を指定する分には、画面をタッチしていけばいいだけなので楽でしょうが、ちょっと複雑だったり、臨時列車だったりすると買えない列車があるのは困りものでして。
どうせなら全部買えるようにしてくれればいいんですが、機械化というのはどうしてそのようにしてくれないんでしょうねw
最近はJR東日本も合理化の一環として、一時期整備を進めていたみどりの窓口をどんどん縮小していく傾向にあるので、指定席を買いづらくしていく方向性はどうなんでしょう…と思うこともありますね。