パソコンが壊れているので、地元の駅にできたネットカフェからお送りいたしております。
長いようで短かった舞浜のリゾートホテル暮らしが、やっと終わりを告げた。
昨日の勤務最終日。
遅番勤務で午後二時半出社の後、すぐに退社手続きをとるべく経理部給与課(いわゆるペイロール)へ。保険証返納やら、明日(つまりは今日ですが)、市役所へ行ってしなければいけない手続きなどを聞く。
仕事の合間に、仕事場の他部署で仲良くしてくれた人たちに最後のお別れのあいさつ回り。どちらかというと社交的な人格ではないので、あいさつ回りをする人数はそんなにいるわけではないけれど、仕事の合間を縫ってあいさつ回りをしなければならないのだから一仕事。だんだん挨拶慣れしてくるとはいっても、曲がりなりにも7年半在籍したホテル。寂寥感が漂わぬといったら嘘になろう。
みんな一様に次の進路先を気にしてくれるのだけれど、まだ決まっていないのが現実。それは一部を除いたほかの同僚たちも一緒だ。みんなまだ決まっていなくて、ひとまず特別割増金を握り締めてゆっくりするのだろう。俺もそうするつもりだし、そのための特別割増金なのだから←違
でも一人だけ、ウエイトレスで、本当にさびしそうな目で俺を送り出してくれた人がいた。入社2年目の彼女。レストランでは失敗の連続だったようで、何度か人知れずバックサイドで泣きながら仕事していたのを、後ろからこっそり見ながら、励ましの言葉と共に背中を叩いた事もある。そうした姿を知っているから、俺は最後にこう言い残した。
泣いた数だけ強くなれるし、泣いた数だけ優しくなれるから。
別に飾ったつもりでもなんでもなく、本心でそう彼女に言い残した。たとえ今は失敗だらけのウエイトレスかもしれないけれど、その涙がいつしか糧になって、後輩にも指導していくことができると、俺は信じているから。周りの同僚たちは彼女をどう判断しているかなど関係ない。今仕事ができるかできないかなど関係ない。泣いても仕事に立ち向かっていった彼女を応援してやりたかったのだ。
この希望退職で北海道に帰ることになった管理職ともお別れ。一人になったオフィスは、寂しかった。
仕事が終わり、ユニフォームやら社員証、ロッカーキーなどを、深夜なのでセキュリティを通じて人事に返還。さあ帰ろうと思った刹那、去来した思いは…。
何か忘れ物があるだろお前。
もうこのホテルに来ることもないとか、7年間ありがとよなどという発想じゃなく、忘れ物。
それに本当に気がついたのは、舞浜駅に着いてからだった。
家の鍵をユニフォームに入れたままだった!
あわてて最終のリゾートライナーでホテルへ引き返し、ユニフォームのポケットに入ったままの鍵を見つける。まさか最後の最後で、最終のリゾートライナーでホテルへ向かう羽目になるとは。
武蔵野線の終電が出てしまったので、仕方なくタクシーで地下鉄浦安駅へ向かい、東葉高速線で東葉勝田台まで帰ることに。そのときのタクシーのおっちゃんがやたら八千代に詳しくて、浦安でタクシーに乗っているのに八千代談義に花が咲き、ついでに運賃の半端60円をおまけしてくれた。なんかいいことあるような気がするよ。くぬぎ山交通のタクシーのおっちゃん、ありがとう。
こうして職場最終日は、なんだか感慨にふけることなく終了。結局最後の最後までばたばたしっぱなしだった。
今だから思う。別に仕事から逃げ出すために辞めたわけではないので。
ヒルトンホテル、ありがとよ!
長いようで短かった舞浜のリゾートホテル暮らしが、やっと終わりを告げた。
昨日の勤務最終日。
遅番勤務で午後二時半出社の後、すぐに退社手続きをとるべく経理部給与課(いわゆるペイロール)へ。保険証返納やら、明日(つまりは今日ですが)、市役所へ行ってしなければいけない手続きなどを聞く。
仕事の合間に、仕事場の他部署で仲良くしてくれた人たちに最後のお別れのあいさつ回り。どちらかというと社交的な人格ではないので、あいさつ回りをする人数はそんなにいるわけではないけれど、仕事の合間を縫ってあいさつ回りをしなければならないのだから一仕事。だんだん挨拶慣れしてくるとはいっても、曲がりなりにも7年半在籍したホテル。寂寥感が漂わぬといったら嘘になろう。
みんな一様に次の進路先を気にしてくれるのだけれど、まだ決まっていないのが現実。それは一部を除いたほかの同僚たちも一緒だ。みんなまだ決まっていなくて、ひとまず特別割増金を握り締めてゆっくりするのだろう。俺もそうするつもりだし、そのための特別割増金なのだから←違
でも一人だけ、ウエイトレスで、本当にさびしそうな目で俺を送り出してくれた人がいた。入社2年目の彼女。レストランでは失敗の連続だったようで、何度か人知れずバックサイドで泣きながら仕事していたのを、後ろからこっそり見ながら、励ましの言葉と共に背中を叩いた事もある。そうした姿を知っているから、俺は最後にこう言い残した。
泣いた数だけ強くなれるし、泣いた数だけ優しくなれるから。
別に飾ったつもりでもなんでもなく、本心でそう彼女に言い残した。たとえ今は失敗だらけのウエイトレスかもしれないけれど、その涙がいつしか糧になって、後輩にも指導していくことができると、俺は信じているから。周りの同僚たちは彼女をどう判断しているかなど関係ない。今仕事ができるかできないかなど関係ない。泣いても仕事に立ち向かっていった彼女を応援してやりたかったのだ。
この希望退職で北海道に帰ることになった管理職ともお別れ。一人になったオフィスは、寂しかった。
仕事が終わり、ユニフォームやら社員証、ロッカーキーなどを、深夜なのでセキュリティを通じて人事に返還。さあ帰ろうと思った刹那、去来した思いは…。
何か忘れ物があるだろお前。
もうこのホテルに来ることもないとか、7年間ありがとよなどという発想じゃなく、忘れ物。
それに本当に気がついたのは、舞浜駅に着いてからだった。
家の鍵をユニフォームに入れたままだった!
あわてて最終のリゾートライナーでホテルへ引き返し、ユニフォームのポケットに入ったままの鍵を見つける。まさか最後の最後で、最終のリゾートライナーでホテルへ向かう羽目になるとは。
武蔵野線の終電が出てしまったので、仕方なくタクシーで地下鉄浦安駅へ向かい、東葉高速線で東葉勝田台まで帰ることに。そのときのタクシーのおっちゃんがやたら八千代に詳しくて、浦安でタクシーに乗っているのに八千代談義に花が咲き、ついでに運賃の半端60円をおまけしてくれた。なんかいいことあるような気がするよ。くぬぎ山交通のタクシーのおっちゃん、ありがとう。
こうして職場最終日は、なんだか感慨にふけることなく終了。結局最後の最後までばたばたしっぱなしだった。
今だから思う。別に仕事から逃げ出すために辞めたわけではないので。
ヒルトンホテル、ありがとよ!
もう遅いかなぁ。。。
しばらくは、サイコロの旅、旅行先郵便局での貯金、競馬等々思いっきり羽を伸ばして下さいね。
あべちゃん、保険証は即日国保に切り替えましたよ。
ちなみに、コメントは携帯からできるので、わざわざネカフェやまん喫へ行かなくていいのです。