小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

関西のりもの会議 しょの4

2018-08-13 06:12:02 | それゆけ乗り鉄トラベラーズ
4作目は、全くと言っていいほど車窓が見えない夜中の鉄活動。

というわけで、こちらの記事の続きであります。

朝から飛行機、船、鉄道と本屋を巡り巡ったあげくにようやくたどり着いた、近鉄新大宮駅前の東横インに投宿してみたのはいいけれど、これまた旅の高揚なのか、このまま黙ってベッドインという気がしなくなった。
…というよりは、南海難波駅で買ってつまみにした551の豚まんが予想以上に重たくて、ついつい腹ごなしをしてしまいたくなってしまったというのがある意味真相w

さて、どうすっか。
まだ夜7時半過ぎだから、どこにでも出かけようと思えば出かけられる。大阪の立ち飲み屋に出かけてもよいけれど、今来た道をそのまま戻るのもね。
だったら未乗線区をつぶせっちゅーことで、このあたりだと橿原線平端から分岐している近鉄天理線が未乗で、近鉄天理駅とJR天理駅は隣り合っているから、そのままJRで奈良へ戻ってきてもいいかな。だったら小一時間でぐるりと回ってこられる。
ついでに特急券売機で、明日の近鉄奈良9時30分発の京都行き特急券を買い、明日の出発時間をはっきりさせておく。
というのは、この列車は近鉄伝統の2階建て特急ビスタカー。
ビスタカー自体は子供のころに一度、宇治山田から近鉄名古屋に向かう際に階下席に乗ったことがあり、それ以来乗っていないので、せっかくなので2階席を押さえておきたい。
近鉄ビスタカーといえば、パリーグファンにはおなじみ。

\南海電車はボロ電車!/
\近鉄特急2階建て!/

このヤジですっかりおなじみ近鉄特急ビスタカー。
もうね、せっかく関西の乗り物という乗り物を荒らしまくりに来たのだから(いや本来の目的は明日のプロ野球観戦w)、乗れるものにはこの際乗っておかないと損である。
貧乏人根性丸出しや(´・ω・`)

というわけで、新大宮から近鉄奈良線で一駅、大和西大寺へ移動。
ぶっちゃけ、ホームの売店で酒を買い込んで、ここで電車見酒をしたっていいくらいだw
目指す近鉄天理行きは、1番奥まったホームに止まっており、それでも対面乗り換えができるのだから、大和西大寺駅の構造は素晴らしいと思う。

近鉄8000系も、久々に乗るのかな。
あれ、今年初頭に名古屋に出かけた時に乗ったっけか。あれは名古屋線系統だから系列が違ったかしら。
余談ですが、近鉄名古屋線は名古屋線で、大阪線とかとは少々毛色が違っていて面白いですな。急行にトイレが付いていたりして、長距離客にも配慮があるのもうれしい設備。
通勤電車にトイレって、大阪線急行とかにはついていたっけな?

そんなわけで、折よく停車していた、大和西大寺始発の天理行き普通のご尊顔をスマホで1枚。



大きめのカメラをぶら下げてきた方がよかったのだけれども、中途半端に重たいので、宿に置いてきてしまった(´・ω・`)
そこはちょっと失敗した。いかんせんスマホとデジカメとではまず画質が違う。
何時発の列車に乗ったかは忘れたが、19時50分とか、おそらくそのあたりの列車だったように思う。
いろいろな断片的な記憶をたどり行くと、この列車の前に橿原神宮前行き普通列車が発車しており、そうなると乗ったのは西大寺20時12分発の近鉄奈良行き5091列車だったように思う。その後天理駅に着いて、JRの連絡列車がちょうど2本ある…と思った時刻ともにちょうどマッチするので、それで出かけたに違いない。
土曜日の夜ということもあり、西大寺で乗り換えてきたローカル客で、車内の座席は程よく埋まり、立ち客もぱらぱらという乗り具合。
途中駅では盲導犬のワンちゃん、いやワンちゃんなんて書いてはいけないな、盲導犬が乗ってきて、しっかり人間をガードするお仕事に従事中。
彼らの仕事は大変だ。ただでさえ異文化コミュニケーションなうえに、異文化である人間様に吠えてはならないルールをしつけられるのだから、厳しさは察するに余りある。
橿原線と別れる平端あたりになると、車内はローカル線独特の、、若者たちだらけの集団になる。
橿原線から別れるとよりローカル線色が強くなり、駅に着くごとに、虫の鳴き声があちらこちらから聞こえてくる。

列車は20時35分頃に到着。客のほとんどはJR天理駅へ向かっていくようだ。
バスのロータリーを見やると、近鉄奈良行きの幕を出したバスがあり、そちらに乗ってもよさそうなもので、それ自体は今度、明るいうちに来たら乗ろうかしら、

さて、JR天理駅。
案内表示を見ると20時49分に奈良行き、20時51分に桜井、高田回りの王寺行きがそれぞれ入ってくるようだ。
ここまできたならばもうあとは2択。
そのまんま奈良へ帰るか、どうせなら古い町並みが残っているであろう桜井、香具山あたりを回って王寺へ戻っているのもいいのかな。

ただ、天理から直に奈良へ戻るのなら駅はたった4つ。
逆方向から回ろうとすると…数えきれないw
まわれないということはないけど。

あとは車種で決めましょうよ車種で。

まずは奈良行きがやってきた。



はい105系ツモ!

あとは高田回りの王寺行きの車種。
これが221系とかだったら、そのまんま奈良行き乗るわw



よしきた105系!

え~、同じ105系ということで、より走行距離が長く楽しめる、桜井、高田経由の王寺行きに乗ることにしました。
大阪近郊区間内に入るので、天理から直で奈良へ行っても、4分の3周ほど大回りして奈良へ出ても運賃は変わらない。
105系。何がいいかといえば、足回りが103系そのものだから、首都圏では聞かれない103系サウンドを、心ゆくまで堪能できちゃうのである。
ある意味そのためにわざわざ天理まで出た…という理由もある。



車内もいまだに非冷房時代の跡かたを残す、非常灯の造作。



そんなわけで、王寺行きへ。奈良発だからなのか、いまのところは乗客はログシートの座席にさらりと埋まっている程度。
近鉄大阪線が接続する桜井で若干客が入れ替わり、途中駅では大学の授業が終わったのか、思わぬ時間で大学生の結構まとまった量の乗車があるなど、乗車率は起伏が激しい印象。これが土曜日の夜中なのだから、昼間ならもっと入れ替わるに違いない。
それよりも何よりも、久々に小一時間も103系モーターのうなりに酔いしれてしまった。
もうね、これですよ。子のうなりを聞けなきゃ103系じゃないんですよ、系列が違って今は105系ですけど、出どころは一緒だからさ。

小一時間ほど国電サウンドで(*´Д`)ハァハァできたところで、そろそろ奈良に戻っておかなければならない時間が近づいてきたようだ。
ここは素直に、すぐにやってきた大和路快速奈良行きに乗っておく。

奈良に戻ってきたのは21時06分ごろ。
なんだか聞き覚えのあるブロワー音を聞いたので、ホームに駆け上がってみたら、ちょうと21時17分発の奈良線京都行き普通が、103系で待っていて、空もう1枚でも2枚でもいただきましょういただきましょう。



これに乗って京都まで行っちゃう?
帰ってこれるのたぶんてっぺん回るよ。それでも行っちゃう?イッちゃう?

…時間帯も時間帯だけあって、さすがにこれだけは泣いて放棄せざるをえまい。さすがに今から京都に行って帰ってくるのは…ねえ。

JR奈良駅と近鉄奈良駅の間は何度か歩いたような記憶があるのだけれど、バスも頻発しているようなので、今回は近鉄バスで近鉄駅前に出て、一駅新大宮に戻って、今度こそ投宿いたしましょう!

……

………。


腹減った(´・ω・`)

腹が減ってはぐっすりなど眠れないというところで、新大宮駅前にあった天下一品で、新メニューの冷やし中華を頼んでみる。
うんうんうまいとおもったところで、今日の行程は終了。

明日は朝9時半の特急に乗るのだから、近鉄奈良には9時くらいにはついておきたい、となると飯食って宿を出るころは何時かな…。
全てが逆算しつくされていく。

部屋に舞い戻れば、シャワーでも浴びて、家から持ち出した睡眠薬でも飲めばぐっすり寝られるだろう。おやすみなさい。






( ´Д`)y━・~~まさかこの選択が命取りになるとはなあ…


(※この項続く)
(※取材日…2018年5月26日)


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