小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

がっかり…

2004-11-12 10:46:02 | Weblog
なにががっかりかというと、昨夜の大井競馬の2歳馬重賞、ハイセイコー記念エスプリフェザントには、少なくとも南関東公営競馬の2歳陣を背負うくらいの馬と睨んでいたから、この負け方はショックだなあ。だって、リンクを貼り付けた出走履歴を見てもらえばわかるとおり、デビュー2戦でつけた着差が合計26馬身。それが昨日、同じくらいの着差をつけられて負けるんだから。なによりファンもそれだけの馬と思うからこそ、いくらヤネが×××な久保勇だからとはいえ、重賞で単勝1.1倍の人気になるわけで。そんな馬がスタートで躓いて後方から→2角で追い上げ好位→3角後退っていうのはいくらなんでもなしでしょ。まるで絵に描いたような糞騎乗。一説によると、スタートがまずかったのもあるけれど、道中、馬が足元を気にしていたようなところがあったらしい。うーん、もともと速力上位の馬だから、砂を被るとこんなものなのかも知れない。こんな馬が砂や芝を被る展開になっただけで馬券が紙くずになることなど、いくらでもあることだからねえ…。
これが「本当に強い馬」になると、いくらスタートで安めを売ろうが関係ないんですよ。いい例が、たこすけさんと一緒に浦和競馬場で見ていた、今年1月のニューイヤーカップのベルモントストーム。一応、道中5番手から抜け出しという形になっているけれど、この時、この馬もスタートに失敗、ゲートに足をぶつけて出血、スタートでは最後方だったのだけれど、好枠を利して好位につける二の脚を持っていた。そして血を見ながら勝っちゃうのだから大したもの。結局この馬はその後の故障が災いして、南関東クラシックは取れなかったけれど、故障がなければ間違いなく、クラシックの一つは取れていた馬。強い馬は、ハンデの一つや二つ、関係ないみたい。それが昨日のエスプリにはなかったということ。
そしてなにより残念なのが、こういう馬が惨敗を喫して、以後巻き返してきた例はほとんどないということ。ヤネが××だったのか、馬が早熟だったのかは今後を見てみなければわからないけれど、もし脚元が無事で、次に出てきたとしても、地元川崎なら2歳馬の全国交流になってしまうし、南関重賞を使ってきても、正直手は出せない。まず人気にはなるだろうし、しかもかなりの確率で飛ぶだろうから、かなり危険な人気馬になるのである。
そんな馬券の妙味的な話はともかく、一頭の若い芽が摘まれた。これは間違いない「事実」になってしまうのだから。

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