架線切断事故詳細

京成線で架線切断事故、スカイライナーなど運転見合わせ(朝日新聞) - goo ニュース

６日午前１０時４５分ごろ、千葉県佐倉市臼井田の京成線・京成臼井―京成佐倉間の臼井３号踏切で、大型クレーンが横断中、クレーン部分が架線に接触したため、上下線とも架線が切れた。

　京成電鉄によると、午後１時１５分現在、京成臼井―京成佐倉間が不通で、京成上野―成田空港間のスカイライナーも運転を見合わせている。復旧の見通しは立っていない。

事故発生地点の「臼井３号踏切」はここ。

いやー、参った参った。
京成津田沼駅前のかかりつけの耳鼻科に行こうと思って、大和田駅に着いたのが１０時４５分。
駅の電光掲示板を見たら、所定１０時４２分発高砂行き快速が掲示されていたから、折からの風雨と相まって、朝の「トンネルの向こう側」（いわゆる「赤い電車」ＫＱ）の遅れを引きずっているのかな…と最初は思っていたのだが、５分たっても１０分たっても電車は来やしねえ。
これはおかしいな…と思い始めたところへ「お客様にお知らせ致します…」の案内。

架線切断は長くかかるぞう…。

とりあえず、うすいの西側を走っていた快速と、後続のうすい発の各駅停車を大和田以西に避難させ、直後から下記エントリの通り、優等列車は八千代台、各駅停車は大和田での折り返しが開始された。うすい～佐倉間の架線切断なら、うすいの折り返し設備は生きるだろうと思うのだが、止めなければいけない送電区間の関係だろう。２００３年１月の実籾駅付近の衝突脱線事故の際も、実籾駅付近の支障事案だったにも関わらず、西側の運行区間が東中山（のち終電間際になって津田沼）返しだったのも、送電設備の関係で、実籾付近の送電を止めると、船橋辺りまでも止めなければならない仕組みになっていた…と、どこかで解説されたっけ。
こちとらも、津田沼の耳鼻科へ出たところで、帰りが困ってしまいかねなかったので、ひとまず八千代台の様子を眺めて、耳鼻科は後日に回すことにして帰宅した。
京急車の快速（１７Ｈ）も１本八千代台で折り返していったが、表示幕はどうしていたんだろう？　京急車に「八千代台」の幕なんてあったかしらん？

うすいまで運行区間が伸びたのは午後１時半過ぎ、うすい～佐倉間が開通したのは、結局午後４時半頃までかかった。

一番の実害を被ったのが、一般特急で成田空港まで行く道すがら、しばしの睡眠をむさぼっていたお客だろう。起こされた…と思ったら、成田空港まであと半分くらいの距離がある田舎駅で、しかも空港まで行くには、一旦船橋まで出てＪＲに乗り換えろだなんて…。
そういえば、総武快速線で輸送障害が発生した時に、成田エクスプレスを船橋に臨時停車させて、京成線に案内するという光景はたまに見かけるが、逆ってあるんかな。スカイライナーがたまたま船橋付近を走行していればあり得るだろうが、スカイライナーをどこの車庫に取り込むかっていう問題もあるしね。緊急避難で津田沼の車庫にぶっ込むってことはあるだろうけれど。

こんな時に得てしてしゃしゃり出てくるのが鉄ヲタいやマニア。
駅員に成り代わって、時刻表を見ながら懇切丁寧に客に大声で案内していたありがた迷惑なバカが八千代台にいたっけな。
そのバカ、京急の大森町だか梅屋敷に行こうとして迷っている、おそらくは就職活動中のお姉タンに、これまた得意げに話していたのだが…。
都営浅草線の泉岳寺で、京浜急行に乗り換えればいいですよ（聞くに堪えないので以下略）

あのなあ…。

こんな異常時に都営浅草線がまともに動いているとでも思ってんのかゴルァ( #゜Д゜)

このような場合は、俺だったら船橋から品川までは素直に総武快速をお勧めする。
高砂か青砥で待たされるだろうし、うまく行ったとしても、泉岳寺での京急の接続がないんですよ、異常時は。京急の方でトンネルに突っ込むこと自体を避けるので、異常時は泉岳寺～品川間の本数が極端に減るから、俺なら迂回推奨ですわ。どちらが早いかは正直賭けだが、慎重を期すのなら迂回だろう。
マニア君も、その辺をうまく考えないと。ありがた迷惑だぞ。俺がマニアだったりしてorz

　　
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