第６０回ラジオNIKKEI賞＆第１８回函館SS

いやはや、昨日の中山グランドジャンプは、内容も、そしておいらの予想も凄惨を極めました…。

レースはメジロラフィキが速い展開で引っ張る、底力が問われる流れ。
当ブログの本命だったスズカスペンサーは３周目４コーナーで故障発生、左第一指関節脱臼で予後不良。
そしてゴール前２００メートルほどにある最終障害で、レースを速いテンポで引っ張って一杯になったメジロラフィキが障害飛越に失敗し、前脚をモロに障害に引っ掛けて落馬転倒、頚椎骨折で即死してしまうという大アクシデント。
レースは早め追走から最終障害のアクシデントで先頭に立ったメルシーエイタイムを、ゴール前マイネルネオスがとらえて優勝。
そして２着のメルシーエイタイムもどうやら脚元に故障を発生したようで、馬運車で運ばれていってしまった。

…こういったアクシデントは、競馬をしている限りはつきものだし、馬も人も命がけで馬作りに励んでいる以上、それはどんなに辛いことであっても、飲み込んでいかなければならない。
…それにしても、昨日のはテレビ中継を見ていても辛かった。現場に居合わせた方々の心中や察するに余りある。
競馬を２０年以上見ているから、こうした現場は何度となく見てきてはいるけれど、何度見たってきついものはきついし、平地のレースであれ障害のレースであれ、故障や落馬などのアクシデントなく、全馬が無事にゴールを駆け抜けて欲しいという気持ちはいつでも、どのレースでも忘れてはいけない。

スズカスペンサーとメジロラフィキに、合掌。

…。

……。

さて、今日の中山はラジオNIKKEI賞。
３歳馬のハンデ戦。

◎[１０]フレールジャック
○[５]ターゲットマシン
▲[８]プランスデトワール
△[７]マイネルラクリマ
△[２]カフナ

特筆した時計は出ていないが、２連勝と波に乗っているフレールジャックから。
陣営も「予想よりハンデが一キロ軽い」５４キロでの出走だけに、力が入るところだろう。
ターゲットマシンや[１３]ショウナンパルフェなどは、「ダービー○着」の実績で人気になるタイプだろうが、今年のダービーは上位２頭がぶっちぎっており、馬場の影響を考えても着順で手を出すのは危険。
ターゲットマシンは気性さえ少し落ち着いてくれれば一発大駆けがあっても全く不思議ではない。一息入って仕切りなおし。
ならばプランスデトワール。間隔は詰まっているが、陣営の使い方から見ておそらくここは勝負態勢。
馬券は馬単で◎からウラオモテ計８点。

続いて函館スプリントステークス。

◎[３]テイエムオオタカ
○[２]カレンチャン
▲[６]ケイアイアストン
△[８]マジカルポケット
△[１２]マヤノツルギ

前走レコード勝ちの余勢を駆るテイエムオオタカから。
おそらく函館の芝も合いそうでもう一丁。
勢いが未だに衰えないカレンチャン、札幌の相性からおそらく函館でも合いそうケイアイアストンなど、北海道の滞在競馬が合いそうな組を中心。
馬券はテイエムオオタカが人気がないだけに、馬単で◎からウラオモテ計１０点。裏でも来ればいい配当になりそう。