第１３回中山グランドジャンプ

東日本大震災の影響で、春の中山競馬が地震発生以降まるまる中止になり、福島の代替中山開催で施行されることに。各馬、春先はこのレースを目標に叩かれていたので、調整過程がいろいろ明暗を分けそうです…。

◎[５]スズカスペンサー
○[９]オープンガーデン
▲[８]マイネルネオス

本命スズカスペンサー。前走大敗はゲートでもぐり出遅れ、レースの流れに乗れずと、敗因が比較的はっきりしており、ペースを考えてもどうしても行きたい馬が見当たらない今回は、出遅れ癖があっても致命的な影響を与えるとは考えづらい。
中山の障害コースで３戦２勝とコース相性もよく、あとは大障害コースとスタミナ。
少なくとも臨戦態勢だけは、他の有力馬に比べればこちらに分がありそう。
オープンガーデン、マイネルネオスの２頭は臨戦過程にやや難ありとみて印を下げたが、実力比較を考えれば上位。ただ、休み明けは両馬とも得意であるとは言いがたいだけに…。

人気の一角[３]テイエムトッパズレと[１２]メルシーエイタイムは、上記２頭より更に臨戦態勢に難ありと見て、今回は見送り。
テイエムトッパズレは前走が案外で、気の悪さはいつものことだとは思うけれど、ここで人気になるようなら嫌ってみる手。
メルシーエイタイムは平地→障害のいつものパターンが取れなかったことに一抹の不安。高齢馬は何よりリズムが大切で、このパターンが崩れたとなると評価を下げざるを得ない。

馬券は馬単で３つ巴。
下２頭が人気なので、配当に注意しつつ資金配分したい。
３連複なら１点勝負だが、３連勝馬券はスタイルではないし、３着は狂いがあっても不思議ではないだけに、馬単で強弱をつけて買っておきたい。