第１４回ユニコーンＳ

さて、今日は来月の大井のジャパンダートダービーに繋がる一戦、ユニコーンステークス。
３歳ダート路線がほとんど整備されておらず、中央の３歳馬でダート路線を使おうと思えばレースが限られるし、冬場から春にかけては適鞍がないため、スーニのような馬でも芝路線を歩まざるを得なくなる。
ダート路線で結果を出していた馬か、元々ダート適性があるのに芝路線を使って大敗していた馬か。或いは芝で結果が出ないからダートへ回ったクチか。

◎[１２]シルクメビウス
○[２]シンゼンオオジ
▲[４]メトロノース
△[９]グロリアスノア
△[１５]ドリームハッチ
△[１]カネトシコウショウ
△[３]デイトユアドリーム

昨晩からの雨でダートは締まって走りやすそうという判断での予想。
ダート馬も、力の要るパワー形か、雨で締まった方が走りやすいスピード形かに分けられる。
今日はおそらく時計勝負になると見て、時計を重視してピックアップ。

このレースに限らず、ダート路線でたえず人気になるのは、芝路線でそこそこの生成を納めてダートに転向する馬。もちろんこれらの馬の中には、本当にダートへの適性があって転向する馬も多々いるのだけれど、この時期のダート路線は、「芝ではそこそこやれてもワンパンチ足りないからダートへ」という馬も相当いるだけに、芝でそこそこ走る分、どうしても転向組が人気になりやすいので、ダート路線でしっかり結果を出してきた馬にとっては、かえって人気が落ちて狙いやすい。
その点、シルクメビウスは時計面での裏付けは十分で、芝からの転向組が人気を被ってくれるので人気が割れて買いやすい。ここはしっかり賞金を加算しておきたいところだろう。
シンゼンオオジは時計面の裏付けは今ひとつも、前走だけ走れればここでも狙い目十分。連闘策で脅威。
メトロノースは前２走を見る限り、もしかしたら早稲…という疑いもなきにしもあらずだけれど、２歳戦の時計だけ走れればチャンスはある。北海道２歳優駿で下した組を考えると、ここでも好勝負できそうな気がするのだが…。