きょうていけっか

とりあえずは～いおめでと～～！！

3連単2040円～♪

返還つきだけどなorz

レース結果はこちらから。
レース映像はリンクを貼れないので、下記をコピペして飛んでちょ。

http://www.heiwajima.gr.jp/asp/heiwajima/tv/tv_main_rep.asp?judge=Noflag&ReplayPATH=rebroadcast/heiwajima/new/200703210412SG第42回総理大臣杯.asx

やはり平和島には魔物が棲んでいた。
魔物はやはり、平和島とは愛称がよろしくない植木を餌食にした。

進入は展示、本番とも６号艇三嶌が動いてきたものの、２号艇吉田、３号艇濱野谷が枠番を主張して、１２３６／４５の並び。
ただ、三嶌が動いてきたことで２号艇と３号艇がけん制したため、この２者が多少深インになってしまった。これが植木に影響を与えたと言わなければ嘘になるだろう。レース映像を見てみると、確かに外２艇より、植木の起こしは若干早かった。
植木自体は最高のスタートを切ったかに見えたのだが…。

コンマ０１のフライングに散りました…。

考えてみれば、競艇とは恐ろしい世界。
なにが恐ろしいって、コンマ１秒でも出遅れの不利になる状況下で、全員がコンマ０秒台のスタート。確かに、「モンキーターン」の作中で、波多野が「こいつら全員狂っている！！」なんて言う訳だ。0.1秒で出遅れになってしまう競技なんだよね、競艇って…。１００分の１秒の世界ですから…。
Ｓ審議対象は００のタッチスタートとなった濱野谷も該当していて、スリットを見ると、植木は明らかに舳先が出ちゃったからフライングなのは間違いなかったが、濱野谷をどう判定するか、Ｓ審議がかなり長引き、２周目に入ってから返還欠場コール。あれがもうちょっと早ければ、おそらく優勝は２号艇の吉田だったろう。道中無駄に植木の引き波に乗ってしまい、１周２Ｍで濱野谷に差しを許してしまった。

濱野谷にとっては何もかもが恵まれた印象はぬぐえないが、何はともあれ勝ちは勝ち。植木が入っていたらどこまで行っても２着だったろうが、棚ぼたとはいえ１周２Ｍの差しは見事で、あっぱれと言うしかない。地元平和島で見事に錦を飾った。
今後もぜひＳＧ覇者の名にふさわしい走りで、ファンを魅了して欲しいもの。

１号艇植木のフライングに伴い、２０億あった売り上げのうち、返還分は実に１７億円以上に上り、植木もファンも痛かったが（フライングだと返還してくれるから、ファンは痛まないっちゃあ痛まないだろうが）、それ以上に主催者が痛かった。いや、痛いなんていうレベルじゃないだろう。返還額は競艇史上４位の額だそう。歴代一位がいつのどのレースかは生憎と調べていないからよく分からんが、どうやら２００２年６月の、宮島競艇のグラチャン優勝戦の、２艇フライングによる２４億円の返還が歴代ワーストになるのかな？　ちなみに、先日の戸田記念準優の４艇フライングは、返還率９９％ですって。主催者はまさに泣きっ面に蜂。

さあさあ、春からアテテイキマショー。