世の中は高校野球の地区予選が各地で決勝戦を迎えるなど花盛りですな。
地元千葉では市立船橋と木更津総合が勝ち上がって、明日決勝戦を迎える。
各地で汗と涙の熱戦が繰り広げられた中、神奈川県大会準決勝第1試合、東海大相模対横浜高校の一戦で、振り逃げ3ランが展開されるという事件が起こった。
SANSPO.COM>ニュース速報 - 横浜、悔やみきれないミス… 「振り逃げ」で3失点
それでは動画で状況を確認致しませう。
You tube - 振り逃げ3ラン
これはもう、残念ながら横浜高校サイドのボーンヘッドというか、基本的なルールの欠落が生んだ悲劇としか言いようがない。
振り逃げの解釈はウィキペディアが詳しい。
振り逃げ - Wikipedia
これは第3ストライクが直接捕球ではなかったので、ボールを持って打者にタッチするか、1塁へ投げて打者走者アウトにするべき場面。
で、実はこの状況で触球されておらず、3ストライクの時点でアウトでは無いと言うことを、バッテリーも打者も全く気づいていなかったということ。おそらくは東海大相模のベンチから「走れ」の指示が飛んで慌てて1塁へ走ったら、横浜高校の守るべきグラウンドが既に無人の原野と化しており、とにかく走るだけ走った打者走者まで生還して3点…という流れ。
高校野球の準決勝、ましてや東海大相模と横浜高校は昨年の決勝で相まみえた因縁の相手、事実上の神奈川県大会の決勝戦と言ってもいいカードで、実に冷静だった東海大相模のベンチワークが、横浜高校を上回ったということだろうか。横浜高校キャッチャーのミスであるのは間違いないが、選手はおそらく目の前のプレーに精一杯なのだから、周囲が声を出して助けてやらねばならなかった。キャッチャーが打者に触球していなかったのだから、打者走者が走塁を始めた時点でボールを回していたら…。あくまでグラウンド上で戦う選手を補完するのがベンチの役割だとするならば、横浜高校はそれさえも怠っていた二重のミスとなってしまう。
これで横浜高校のキャッチャーの彼に、ミソが付かなければいいのだが…。
これに懲りずに精進して、立派なキャッチャーとして大成して貰いたいものだが…。
この一件は、プレーする選手達はもちろんのこと、我々見る側も、今一度野球のルールについて勉強する必要があるのではないかなと、つくづく思い知らされた事例でありました。
おいらもせっかく野球規則を買ったのだから、もうちょい読みこなさなければ…。
地元千葉では市立船橋と木更津総合が勝ち上がって、明日決勝戦を迎える。
各地で汗と涙の熱戦が繰り広げられた中、神奈川県大会準決勝第1試合、東海大相模対横浜高校の一戦で、振り逃げ3ランが展開されるという事件が起こった。
SANSPO.COM>ニュース速報 - 横浜、悔やみきれないミス… 「振り逃げ」で3失点
第89回全国高校野球選手権 神奈川大会準決勝(28日・横浜スタジアム)昨春の選抜大会を制した横浜が準決勝で姿を消した。明暗を分けたのが、守備での悔やみ切れないミスだった。
四回に3点を先制され、なお二死一、三塁の場面で、相手打者の菅野が2ストライク後にワンバウンドの球を空振り。三振だと思った横浜ナインはベンチに引き揚げたが、捕手が打者にタッチも一塁送球もしなかったため三振は成立せず、その間に菅野まで3人が一気に生還した。
「振り逃げ」で致命的な3点を許した渡辺監督は「捕手はタッチしたと言っていたが…。あれで十中八九、流れが向こうにいった」と無念そうだった。
それでは動画で状況を確認致しませう。
You tube - 振り逃げ3ラン
これはもう、残念ながら横浜高校サイドのボーンヘッドというか、基本的なルールの欠落が生んだ悲劇としか言いようがない。
振り逃げの解釈はウィキペディアが詳しい。
振り逃げ - Wikipedia
これは第3ストライクが直接捕球ではなかったので、ボールを持って打者にタッチするか、1塁へ投げて打者走者アウトにするべき場面。
で、実はこの状況で触球されておらず、3ストライクの時点でアウトでは無いと言うことを、バッテリーも打者も全く気づいていなかったということ。おそらくは東海大相模のベンチから「走れ」の指示が飛んで慌てて1塁へ走ったら、横浜高校の守るべきグラウンドが既に無人の原野と化しており、とにかく走るだけ走った打者走者まで生還して3点…という流れ。
高校野球の準決勝、ましてや東海大相模と横浜高校は昨年の決勝で相まみえた因縁の相手、事実上の神奈川県大会の決勝戦と言ってもいいカードで、実に冷静だった東海大相模のベンチワークが、横浜高校を上回ったということだろうか。横浜高校キャッチャーのミスであるのは間違いないが、選手はおそらく目の前のプレーに精一杯なのだから、周囲が声を出して助けてやらねばならなかった。キャッチャーが打者に触球していなかったのだから、打者走者が走塁を始めた時点でボールを回していたら…。あくまでグラウンド上で戦う選手を補完するのがベンチの役割だとするならば、横浜高校はそれさえも怠っていた二重のミスとなってしまう。
これで横浜高校のキャッチャーの彼に、ミソが付かなければいいのだが…。
これに懲りずに精進して、立派なキャッチャーとして大成して貰いたいものだが…。
この一件は、プレーする選手達はもちろんのこと、我々見る側も、今一度野球のルールについて勉強する必要があるのではないかなと、つくづく思い知らされた事例でありました。
おいらもせっかく野球規則を買ったのだから、もうちょい読みこなさなければ…。
いくら予選の数が凄くても、出てくるべき高校はしっかり出てきますから、それ自体は凄いことではあると思います。