PASMO導入へカウントダウン

いよいよPASMO導入へ向けて、本格的なＰＲが始まった。
いつも乗っている京成電車でも、ちょいと駅間が長いところで必ずPASMO導入のＰＲアナウンスを聞くようになった。

ＩＣ乗車券は、ＪＲ東日本でも数年前に「suica」が導入されたが、鉄にあるまじき所業というか、おいらはスイカが導入されてからというもの、一度たりともＩＣ乗車券の類を使ったことがない。
前の会社では一括して定期券を買って、各社員に配布されていたので、ＪＲの定期についてはスイカにするか磁気定期券のままにするか選べたのだが、熟考の結果、磁気定期券のまま使うことにした。

なぜかといえば、他社線改札での乗り越し精算がメチャクチャ面倒そうだったから。
前の会社の場所柄、地下鉄東西線を利用する機会が相当数あり、磁気券なら自動精算機で一発精算できるけれど、ＩＣ乗車券だと有人改札へ回っていろいろ処理しなければならず、面倒くさいことこの上ない。
更に輪をかけて導入を躊躇せざるを得なかったのは、輸送障害発生時に処理にメチャクチャ時間がかかること。磁気定期券やきっぷを買っていれば、ワゴンセールで配られる振替票一つでどうにでもなるのだが、ＩＣ乗車券だとそうはいかず、下手をすると振り替え乗車の対象外になってしまうこと。元々は鉄道事業者の都合でＩＣ乗車券を「旅客の責任において」選択したのに、システムの相違から振り替え乗車の対象外となるばかりか、振り替え乗車の手続き一つにしても多大な時間がかかるのは、どう考えても理不尽極まる。

その点さえ解消されれば、ＩＣ乗車券はかなり魅力。
関東近県ならどこへ行ってもどれに乗ってもＩＣカード一枚でいいのも魅力だし、PASMOでスイカグリーン券を買えるのも大きな魅力。いちいち改札の外に出して貰って磁気グリーン券を買いに行かなくても済むしねえ…。
魅力なのは確かだが、いかんせんいざというときの対応が、磁気券とはまるで違うのが足踏みの原因なわけで。

ＩＣ乗車券を導入しても、パスモはスイカエリアで使えるが、スイカと相互利用できるイコカ地域での利用が出来ない。だったらスイカを使えばいいのだろうが、いちいちＪＲの駅まで出向くのが面倒ww　まあ、大阪まで何度も行くわけじゃないしねえ。

どうしようかなあ…。
やっぱり磁気券で様子を見ることになるのかな。

　　
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