来年からはＴＫＯになるんですか

２００５年の牽引力になった、いわゆる「ＹＦＫ」は、今ここに終焉の時を迎えました。

ロッテ・藪田がＦＡ宣言＝米大リーグ入りも視野に－プロ野球 (時事通信) - goo ニュース

ロッテの藪田安彦投手（３４）が７日、フリーエージェント（ＦＡ）権行使の申請書を球団に提出した。千葉マリンスタジアム内で記者会見した藪田は「残留か移籍かの結論は、メジャーも含めた他球団の評価を聞いてから決めたい」と語り、米大リーグ入りも視野に入れていることを明らかにした。球団側は慰留に努める方針。

　ロッテでは抑えの小林雅に続くＦＡ宣言。既に戦力外を通告された藤田はこの日、巨人と契約し、チームを支えてきた救援３投手がそろって退団する可能性も出てきた。

　藪田は新日鉄広畑から１９９６年にロッテ入団。主に中継ぎで活躍し、２００５年には藤田、小林雅との継投で日本一に貢献。今季は３８ホールドポイント（ＨＰ）で最優秀中継ぎ投手となり、初めてタイトルを獲得した。通算成績は３４３試合に登板して４４勝５９敗９セーブで防御率４．０３。

今の今まで、マリーンズに限っては、ＦＡ移籍だのといった話題にはついぞ無縁（というわけでもなかったが）だったのだが、ここに来て、しかも２年前の優勝の原動力ともなったＹＦＫのＹとＫが、それぞれＦＡ宣言することになるとは…。

そりゃ、個人的に言わせてもらえばとても寂しい。
（Θ щ Θ）の行く先はどこかはまだ分からないが、おそらく来季メジャーという意味では、薮田の方がより現実味が沸くのではないかと。試合を組み立てていたストッパーとセットアッパーを、二人同時に失うのだから、ことは簡単ではあるまい。

でもねえ…。

あれだけさんざんチキンハートと言われ続けていた薮田が、ボビーがやって来たと共にようやく開眼、セットアッパーで活路を見いだし、今や押しも押されもせぬセットアッパーに成長したことを思えば、長くファンをしていた者からすれば、それこそ目を細めたくなるものではないか。
ならば、これはおいら自身の気持ちなのだけれど、寂しがるよりは、堂々とメジャー挑戦をブチ上げるまでになったのだから、そのチャンスを掴んで欲しい…と思う。薮田とてもうベテランといわれる年齢、おそらくメジャー挑戦となればラストチャンスになるに違いない。ならば、そのチャンスを是が非でも活かして欲しい。
いや、本心はおいらだけではなく、ファンなら誰しも残って欲しいに決まっている。
ただ、薮田が歩んできた苦難の道のりを知るものからすれば、メジャー志向があるのなら、快く送り出してやりたいな。ロッテ魂を海外で見せつけてくれたら、これほど痛快な出来事はあるまい。

断腸の思いなんですがね…。

そりゃ寂しいけどよお…。

来年の投手陣はどうするんだろ…。
川崎と荻野はそのままスライドするとしても、どちらもセットアッパー的な役割だったしねえ…。二人のうちのどちらかを抑えに回すのか、或いは先発から誰かを抑えに回すのか。短いイニングを放らせたら、地味様もまだまだいけるとは思うけれど、地味様の性格からして、おそらくストッパーには不向きだろうし…。

っつーことは、アレか。
川崎と荻野に、「あの人」を持ってきて「ＴＫＯ」ってか。

おかげでうちがＴＫＯ負けなんつったらシャレにもならんぞ。

で、Ｔに入る人は誰か。皆さん思い思いの投手を入れてみて下さいな。

ＹＦＫの片割れのもう一人の組長、無事に再就職先が決まったようで。

よりによってあの球団だとは思わなんだが。

「新しい自分を見せたい」ロッテ・藤田、巨人と契約(読売新聞) - goo ニュース

巨人は７日、ロッテから戦力外通告を受けていた藤田宗一投手（３５）と来季の契約を結んだと発表した。

　１年契約で、背番号は３７。

　藤田は社会人の西濃運輸から１９９８年、ドラフト３位でロッテに入団した。１年目から５年連続で５０試合以上に登板するなど左の中継ぎとして活躍。藪田、小林雅との「ＹＦＫトリオ」で２００５年の日本一に貢献し、０６年ワールドベースボールクラシック（ＷＢＣ）の日本代表にも選ばれた。１０年間の通算成績は５２３試合、１８勝２０敗８セーブ、防御率３・８９。

　球団事務所で入団会見に臨んだ藤田は「注目される球団で不安もあるが、新しい自分を見せたい。ロッテファンには『何でこいつを出したんや』と思わせたい」と抱負を述べた。巨人の清武球団代表は「実績がありながら自由契約となり、何としても見返したいという本人の強い気持ちもあって、早期の合意につながった」と話した。

よりによって塵売か…。
二岡がいるというだけで小坂を腐らせている球団だけあるから、来年もう一波乱ありそう。
まあ、俺達も組長に対してはさんざん言ってきた前科があるから、是非とも地団駄を踏ませる活躍を期待したいものである。うちとの交流戦以外でorz