小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

非冷房列車バンザイ!

2006-08-05 14:28:18 | 鉄ネタなんてどうよ?
まさか21世紀の御代にあって、冷房車登場というのがニュースになる日が来るとは…。

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <雑記帳>悲願92年 冷房車両お目見え 三重・三岐鉄道
三重県桑名市と、いなべ市間約20キロを結ぶ三岐鉄道北勢線に4日、1914年の開業以来初めて、悲願だった冷房車両がお目見えした。同線の軌道幅は762ミリで、新幹線のほぼ半分と狭い。全国的にも珍しい小型車両のため、冷房化は技術的に難しかった。乗客増加策の切り札として、総額4億円をかけて実施する。


冷房電車運行開始 - 三岐鉄道HP

つうか毎日新聞。
今更冷房車如きで客が増えるのかと小一時間(ry)
これが30年前の記事であれば、ようやく日本各所にクーラーが普及しはじめた頃で、車にもエアコンが搭載されるようになった時期で、クソ暑いクーラーなしの車に揺られるくらいなら、涼しそうな電車に乗って買い物に行こうか…という考えはあるだろうし、自然な流れだとは思うのだが、今や電車も車も冷房付きは当たり前で、マイホームでさえも一家に一台どころか各部屋に一台エアコンを設置しているのは当たり前だからねえ…。まあ、見事な時代錯誤っぷりと捉えれば、十分ニュースヴァリューに値する記事ではある。

今や全国的に見ても「非冷房列車」は希有な存在になりつつある。
主だったところを南から順番に拾い上げていくと、

・琴電の旧型車
・岡山電気軌道の3000形(ただし夏場は運用から外れる)
・近鉄内部、八王子線
・大井川鉄道のSL列車の雑形客車
・秩父鉄道1000形(元国鉄101系)の真ん中の車両
・仙台市営地下鉄
・東北地方、北海道のローカル気動車

などである。あとはたしか銚子電鉄の電車も、冷房はついていなかったかと。
十年一昔とはいうけれど、思えばおいらが高校生時代の15年前は、ちょうど非冷房車両の冷房改造が各社で盛んに行われていた頃で、非冷房だった列車も全国にそれなりに残っていた。
房総地区などは、それまで非冷房電車ばっかりだったのを一斉に冷房改造に着手したものだから電車が足りず、廃車前提のおんぼろ車を小山から借りてきて埋め合わす…などという芸当も盛んに行われた。
たとえば北陸線米原口や湖西線のデットセクション区間(当時は米原~田村間が交直切り替えポイントだった)を行く「チョン行」気動車列車なんぞは冷房が全くついておらず、敦賀や福井方面に向かって走る、元急行用475系や元寝台特急用419系に比べたら、なんとも惨めな気がしたものだ。

こんな記事を書いていたら、なんだか無性に非冷房列車に乗りたくなってきた。
窓を全開にして風に当たりたくなってきたぞ。
銚子電鉄だと手近でいいけれど、羽生から秩父鉄道を延々乗り通してみるか。
望み通り1000形が来るかどうかは運次第だが。



その前に熱中症になっちゃいそうwww

  


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