小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

馬の生存競走も大変です

2006-04-04 13:36:15 | 競馬の話をしようか
<ばんえい競馬>能力調教検査に260頭参加 北海道・帯広…Yahoo!ニュース
今年度のレースが15日に開幕するばんえい競馬で馬の出走資格を認定する能力調教検査が3日、春の雪が舞う北海道帯広競馬場であった。2歳以上の約260頭が参加。高さ1.7メートルの障害にかかると、馬は白い息を吐いて力走を見せた。
 検査は馬主や生産者ら約800人が見守る中行われた。本番のレース同様、約500キロのそりを引き、200メートルのコースを基準タイム内でゴールしなければならない。
 帯広測候所によると同市の午前8時の気温は氷点下1度。雪がうっすら積もった馬場はそりが滑り、馬たちにとっては負担が少ない検査となった。【仲田力行】


>検査は馬主や生産者ら約800人が見守る中…
正確には、検査には馬主や生産者、肉屋ら約800人が見守る中…と書くべきであろう。
ばんえい競馬は、まずこの能力調教検査で、かなりの数の馬がふるい落とされてしまう。昨日行われた第1回の能力検査では、水分をかなり含んだ馬場ということもあって、260頭参加のうちの220頭が合格したようだが、例年は合計で1200頭あまりの馬のうち、合格できるのはおよそ6分の1。馬も必死だけれど、人間も馬の合否でその年の厩舎成績が左右されると言っても過言ではなく、人もまた、生存競争に必死なのである。
で、ふるい落とされた馬は、その場で博労が待っている。なにせばんえい競馬公式ページのばんえい競馬コラムにも、

>不合格馬は、故郷に帰るか、グルメファンの欲求を満たす食材として全国に配送されます

と書かれているくらいなのだから(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
故郷に帰って、農耕馬になれればまだいいよなあ。
人もまた、先のばんえい記念で史上初の4連覇を成し遂げたスーパーペガサスの後輩を見つけようと、馬と共々、必死なのである。

しかし、ばんえい競馬って当たらないなあ…。
たまに大井競馬場に行った時に、ふるさとコーナーでばんえい競馬の場外発売をやっていれば参加するのだが、とにかく当たらない。当たらないというより難しい。
なにが難しいって、たとえばパドックでも、サラブレッドと違って、馬のどこを見ればいいのかがまずようわからん。まあ、気合いが入っているとか入れ込んでいるとかはおおよそ察しがつくけれど、走るのと違って、とにかく力にものを言わせる猛者ばかりなものだから、脚の踏み込みなんか見たってしょうがないわけで、根本的に平地の競馬とは馬の見方が違うのかしらん。
馬のタイプもスピード形とパワー形というのがあって、スピード形は水分を多く含んだ馬場で力を発揮するタイプ、パワー形は馬場が乾ききった方がいいタイプで、この辺は地方競馬に慣れ親しんでいれば、良馬場がいいのか重馬場がいいのかというタイプに共通するところだろう。そこまでわかっていても当たらないんだから難しいなあ…。
一度は生でばんえい競馬を体験してみたいものである。欲を言えば、日ハム対ロッテ戦の遠征が重なる週末がいいのだけれど、北海道といえば道営ホッカイドウ競馬もあるし、夏には中央競馬も北海道にやってくるし、全部楽しむには1週間では足りないような気がする。思い出の北海道ちほく高原鉄道もあと半月あまりで廃線になってしまうしなあ…。北海道といえば平岸高台公園も行かねば。
むう、北海道に行きたいなあ…。


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