最近JRAに限らず、どこの各競技団体の通信機器の不正利用による処分が後を絶たず、先日は藤田菜七子もと騎手がいきなり騎手廃業したばかり。
それに続いて永野猛蔵までとは…。
これはたまげたなあ。
スマホ見て卒倒した。
実は同時にプレスリリースされたのが最近ガツガツ乗れる若手騎手2名の30日間騎乗停止で、ああまたかよなにやっとるんじゃJRAはと思ったら、一緒になって現れたのが永野猛蔵騎手引退の記事。
しかもスポーツ新聞がすっぱ抜いたわけでもなんでもなく、JRAの発表だから引き返せない。
更に一旦冷静になり記事を読んだら、スマホ2台持ちの1台持ち込みで倍満確定。
更には休業中に親族へ馬券指南なんぞを行っていたとならばもはや数え役満。
12ヶ月の騎乗停止で引退と相成った模様。
そりゃあ、調整ルームから開催終了後のレストランを予約して9ヶ月の騎乗停止を食らって休業中の騎手がいるんですが、それより処分は重たくなるわけですよね。
いやー、藤田菜七子ロスもまだまだ全然癒えてない中での永野猛蔵騎手のこれはなあ…
実は嫁さんが極度の藤田菜七子騎手ロスにかかっていて、その理由はやはり馬の世界、男の世界を新しく切り開いた女性に憧れて競馬ファンになった部分は多分にあるので、35年以上競馬をかじっているあたしは、そりゃあ何も言えませんわ。
というかですよ。
通信機器問題でこれだけ揉め続ける。
しかも若手はみな通信機器を時代に合わせてしっかり使いこなしているのだから、JRAや各種公営競技団体も、一律にNoではなくて、考え方というか、在り方を考え直さなくてはならない時期に来ているのではないですかね。
通信機器の発達で使いこなす若手がどんどん出てくるのに、間違って一発で数え役満では、あまりに未来がない社会になってしまうのでは。
もちろん通信機器の使い方一つで八百長の温床になってしまうのだから、使い方により慎重さが求められるのは間違いありませんが、関係者との連絡ではもはや必要不可欠なのであるから、ただダメです、アウトです、騎乗停止ですと一方的に教育するのでは、もはや時代に指導が合っていないのではと思うのですよ。
ただでさえこの産業は若い人材がものすごく大事。
だからこそ指導にも慎重になるのは当然で、指導の考え方、在り方を、JRAはもう一度ゼロベースで考え直してほしい。
そんな時期に来ている、もう突入しています。
…と思うのですが、皆様はいかがでしょう。
なんともやるせない朝を迎えております。
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