泣いても我慢をすべき時

勝ち負けの世界なんだから、いい試合もあるし、悪い試合もあるのよね…＿|￣|○

日本ハムが逆転サヨナラ勝ち＝プロ野球・日本ハム－ロッテ(時事通信) - goo ニュース

[ニッカン式スコア]

TEAM	１	２	３	４	５	６	７	８	９	10	11	Ｒ	Ｈ	Ｅ
総武線	０	０	０	０	０	１	０	０	０	０	２	３	６	２
中央線	０	１	０	０	０	０	０	０	０	０	3x	４	10	０

○　中村　２勝１０Ｓ
●　新劇場王　１勝３敗５Ｓ
ＨＲ　湯涌温泉６号

うーん…。
勝敗だけを切り取るのであるならば、勝てた試合、いや勝たなければならなかった試合。
そんな試合を落としちゃうのは、一言でまとめてしまえば東京ドームの日ハム戦だったからでなんとなく全て説明できてしまうような気がする自分が怖い。

結局、先日大逆転負けを喫した大阪ドームの檻ッ鉄戦でもそうだったのだけれど、抑えるべきバッターを確実に抑えないと、いくら２点リードを貰っていてもこうなるということですな。
問題の１１回裏も、イニングの先頭を任された川崎が、しっかり田中賢介を抑えておけばこうならなかったし、賢介を出してきたところで、荻野がしっかりと鵜久森を抑えておけば、或いは三木にバントを決められても、しっかり２点差で１死２、３塁で迎えることが出来たならば、相手にみすみす流れをくれてやることもなかったということ。
惜しむらくはあの三木のバント、当たり自体はキャッチャー金澤が取っているから、バント自体はそれほどいい当たりではなかったとは思うが、金澤が一瞬３塁を見て誰もベースカバーにいなくて、握り直してファーストに送ったら悪送球になってしまった（ようにおいらは見えた）ので、一概に金澤を責めるのも酷だろう。あのタイミングで３塁へ放ったところで間に合ったかどうかは微妙だが、あの場面でアウトカウント一つすら稼げず、なおかつ１点くれてやってなお無死２、３塁では、荻野も三者三振を狙う以外に方法がないし、あの場面で三者三振に切って捨てられる投球が出来たなら、中継ぎなんかしているはずがない。
まあ、あの場面は目に見えないエラーがあったのも確かだが、それもこれも全ては結果論だろうねえ…。

試合自体はみすみす流れを渡してやっての逆転負けで、現地観戦された皆さんにとっては、この上なく精神的ダメージの残る敗戦かとは思うが、宏之が復調気配なのは何より喜ばしいこと。それだけでも、今日は十分収穫があったのだし、確かに今日の敗戦は痛すぎるほどだが、あえて先々を見据えるとするならば、復調気配の宏之を見られただけでも良しとしなければなるまい。

おそらく今日は、金澤と荻野、川崎は、さぞ眠れぬ一夜を過ごすことになるだろう。
ただ、こればっかりは３人、特に川崎と荻野は、次のステージへ登るためへの大きな壁と捉えて欲しい。昨年、ボビ夫さんの長い長い査定期間を乗り越えて、晴れてセットアッパーへのキップを掴んだ二人なのだから、１度や２度の失敗でどうのこうのという監督ではあるまい。ボーダーライン上の選手にはある意味冷酷な面を見せる監督だが、これはと思った選手はとことん使い倒すのもボビーの選手起用の特徴だし、そのために去年長い長い査定期間を乗り越えたのだから、１度や２度の失敗くらい、この先のペナントレースで取り返せばよいだけのこと。何かと去年までのＹＦＫと比較されるのは仕方がないが、去年までのＹＦＫとて盤石だったかといえば、決してそうではないわけで、まるっきり同じ立場に立たされている二人、特に不調にあえいでいる川崎は、今が一番の堪え時だろう。
この二人が立派に後の一翼を担ってくれないと、この先のマリーンズの未来はない。
川崎荻野でノックアウトだなんてシャレにもならないが、時にはこうした試合もあるだろう。
この二人にはなんとかモノになって貰わなければ、抑え不在のチーム状況が何年も続くハメになる。
今日の試合だけを切り取ってやさぐれるのは致し方ないし、酒を飲んで気晴らしの一つや二つしたくなるのはファンとしては当然。
ただ、この二人がモノになってくれないと、先々のマリーンズはお先真っ暗だし、そんなマリーンズを選んだのはおいらだし、そんなおいらをマリーンズも選んでくれたのだから、今日は泣いて我慢してただただ伏雄しよう。
君たちにもはや替わりはいない。
だから俺達も声を張り上げるのだ。
今日の我慢が先々の未来へ続くのなら、今宵の眠れぬ夜など屁でもないわ。
おいらもダテに１０年以上マリーンズファンをしているわけではないんでね。
その辺の往生際は悪いぞ。

ちきしょう。
冷蔵庫にあるその他の雑種でも飲み干すか今日は。

クハー。

鉄は「クハー」って言った方がいいのか「モハー」って言った方がいいのかどっちよ？（笑泣）