小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

行ったよ大阪(1)

2005-04-01 12:10:00 | Weblog
なんか最近体調がよいのは、おそらくは千葉マリンへ行っているからなのであろう。
もともと、パリーグ開幕までには体調は元に戻るかどうか分からなかったし、そうでなくても波があるから、波が上手く開幕に合えばいいなと思っていたのだが、その波がうまく開幕に合わさったようだ。
波がよくなったのをいいことに、勢いだけで大阪へ行ってみることを決意。2泊も3泊もできる身体ではないけれど、いいなら出かけてしまえと。
大阪へ行く目的は…。千葉ロッテマリーンズの遠征に合わせて出かけることに(汗)。
マリーンズは月曜日から3連戦をオリックス・バッファローズと大阪ドームで対決することになっており、水曜にでかければ、翌木曜は丸一日どこかを観光すればよい。
うちの親もそうなのだが、一端行くと決めたら行動に移すのは速い。この前の新潟へ行ったときもそうだったのだが、とっととみどりの窓口へ直行、水曜日朝7時10分東京駅発車の「東海道昼特急大阪1号」というバスを手配してきた。
とって返して帰りの手段も検討。史上初の「往復バスの旅」を決行するべく、千葉行きのバスをネットで検索して空席照会をしてみたら、大阪発は取れるものの残席2と混んでいて、京都発を見てみたら余裕ありとのことだったので、京都発千葉行きを即決。このバスだと、京成上野駅にも寄ってくれるので、帰りは京成上野から大和田まで一本で座っていける。
最近はコンビニも便利になったもので、コンビニの端末で高速バスの予約までできちゃう。早速近所のコンビニへ出かけて、木曜日3月31日京都発の千葉行きを、京成上野まで押さえる。
ちょっと待てよ。
そこで考えた。「東海道昼特急」で出かけると、運賃が6000円と安いのはいいのだが、移動だけで一日潰れてしまい、大阪に着いたら即球場入りになってしまう。翌日を一日フリーにしてあるのだけれど、どうせ時間に制約もないのだから、これを半日早めて、火曜の夜に夜行で東京を発てば、もう一日浮く計算になる。どうせ大阪ドームに行くのは夕方なのだから、朝から夕方までもう一日時間ができる。それなら半日早く出てしまえということで、昼特急を29日火曜日発の夜行バスにしてみよう。
ネットも便利なもので、JR系の夜行高速バスの空席状況も、ネットを使えば一発で見ることができる。見ると、大阪行き、京都行きは混んでいるものの、京都経由奈良行き「ドリーム奈良号」は余裕あり、で、確か他のドリーム号系列がみな2階建てバスなのだが、奈良便はスーパーハイデッカーだったよなと思いつつみどりの窓口へ突撃、昼特急のチケットを奈良便に変更したら、出てきた席番は21番A。
…。高速バスをたびたび使っている人なら一発で分かりそうなものだが、これって2階建てバスの1階席じゃん…。しょぼーん。
なんでしょぼくれるかというと、2階建てバスは天井が狭い上、これが一階席ならことさら、頭がつかえるような天井の低さなのである。寝てしまうし、乗用車に乗っていると思えばいいのかなとも思うのだけれど、あの狭さはちょっと敬遠したかったのに…。まあいいか。

そんなわけで29日火曜日、22時00分発の京都経由奈良行き「ドリーム奈良号」で出発。バスは去年導入された新車で、そんなに回数を使っていないのか、中は新車のにおいがぷんぷんする。
懸念していた1階席の狭さだが、1階席は人が3人だけしかいなかったし、隣人がいなかったこともあって、思ったほどの狭さは感じなかった。逆に言えば、これがきちきちに満席だったときは狭苦しいんだろうな。今日はスペースを広く使えるし、狭いながらもプライベート空間と考えれば、結構なモノである。ただ、足下は狭いし、リクライニングシートも、夜行にしてはこれくらいしか倒れないの? と思うくらい、雀の涙の角度しか倒れてくれない。これでどうやって寝ろというのか。
目をつぶって身体をシートに預けるものの、なんとなく目がさえるのかなかなか寝付けない。というより、寝た気がしないまま時間だけが刻々と過ぎてゆき、結局ほとんど寝付けずじまい。俺は夜行バスではほとんど眠れた試しがないんだよなあ。寝台列車ならぐっすりと眠れるのに、身体が横になるかならないかで、こうも睡眠状況が違うのかと思う。
少しは寝た気はするのだが、睡眠感がまるでないまま、予定より30分ほど早い5時半過ぎに京都駅烏丸口着。そういえば、こーゆー時にマイスリーを飲まないでどーするんだよ。持ってくるのを忘れちゃった。でもあれ、残眠感が強いからなあ。。。

…さて、どうしようか。まだ朝の5時半、毎度おなじみ東横イン心斎橋西を16時チェックインで取ってあるので、まる半日空いている。
ほとんど眠った気がしないから…。温泉でも行こうか。
関西の温泉といえば、言わずと知れた魅力の有馬温泉。京都からでも比較的手近だから、まずは目標はここへロックオン。有馬温泉へのルートは4つ。大阪梅田から特急バス、神戸三宮からバス、神戸新開地から神戸電鉄線、もう一つは阪神・JR・阪急芦屋(阪急は芦屋川)からバス。実は有馬温泉は10年前に一度行ったことがあり、そのときは三宮からバスで行ったので、今日は芦屋からバスで登ってみよう。六甲山を越えてゆくバスなので、登山の雰囲気を味わえる。
その芦屋から出るバスは、始発が8時、その次が8時半。先を急ぐ旅ではないから、大阪へ出ればモーニングにありつけるだろうし、阪神電車で芦屋へ出れば始発でバスが待っているから、8時半くらいかなあ。
その前に京都からどうやって大阪へ出るか。普通に目の前のJRに乗っていってもいいのだけれど、そういえば前回、強化合宿で京都に来たときに、競馬場前を京阪電車がびゅんびゅん通っていたにもかかわらず乗らずじまいだったなあ。じゃあ京阪電車にでも乗って大阪に出よう。京阪電車に乗るには…。ここから近いのは京阪七条駅だが、歩くのも面倒だし、10分も待てば市バスが四条河原町まで連れて行ってくれるので、四条河原町から歩けばものの3、4分で京阪四条駅だから、まずは市バスに乗って四条河原町へ移動。
ここまで来て阪急電車に乗らずに「おけいはん」するのもばかばかしいと思うのだが、阪急電車乗り場を通り過ぎて四条大橋を渡り、京阪四条駅へ。まだ特急はうごいておらず、6時15分頃の急行電車で一路淀屋橋へ。
淀屋橋から地下鉄御堂筋線で一駅大阪梅田へ。地下街の手近な喫茶店でモーニングをとり、阪神梅田7時57分発の急行で芦屋へ出て、8時半発の有馬温泉ゆき阪急バスに乗り換える。
阪急の駅を過ぎて山の手にかかると、あたりは名高い高級住宅地。そういえば星野シニアディレクターもこの芦屋川近辺に住んでいたっけなと思い出す。高級住宅地だから、すれ違う車もおベンツとかBMWとか、そんなんばっか。さすがは芦屋。
ぐんぐん坂を登って高度を稼ぎ、芦有ドライブウエイに差し掛かると、時折阪神平野が一望できる。あれは東側だから宝塚の方か、ってーことはあれが武庫川やから、あのでかい建物は阪神競馬場やななどと、景色に圧倒されつつ山を登って、やがて有馬へ向かって下ってゆく。
約45分のドライブで有馬温泉に到着。さっそくお湯を目指して突撃。
出かけたのは、バスターミナルにほど近い公共浴場・金の湯。有馬温泉特有の茶色いお湯で、タオルも茶色くなっちゃった。
30分もつかっていたら、疲れがぬけるどころかのぼせちゃった。いやー、気持ちいい。

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1 コメント

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懐かしい (越前)
2005-04-01 19:34:53
地名がちらほらと。前にもお話しましたが、僕は以前大阪に住んでまして、なおかつ淀屋橋はオヤジの職場の駅。でも、オヤジ曰く「御堂筋線ほど通勤でストレスの溜まる路線はない。」とのこと。

ちなみにかつての大阪の家は千日前線沿線にあり下町情緒あふれる町でした。思い出すなぁ大阪市生野区。
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