小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

八千代市長選挙 豊田氏2選

2006-12-18 10:49:36 | Weblog
任期満了に伴う、地元八千代市長選挙が昨日行われ、現職の豊田俊郎氏が、松原のぶよし氏をわずか1500票差で振り切り、2選を果たした。
選挙結果は八千代市選挙管理委員会HPから、投開票速報コーナーへ。

もともと豊田氏の無投票再選が確実だったところへ松原氏が立候補してきて、無理矢理選挙を行った感はぬぐえないし、それにもまして、正直なところ争点という争点が不在だったことも、現職の豊田氏に有利な風が吹いたと言うほか無い。その現れが、投票率40%という数字に如実に示している。
争点と言えば、公営保育園の民営化や、自称30億、噂では100億もかかると言われている陸上競技場新設の是非という、普通に暮らしている分には正直どーだっていいところしか争点にならず、選挙民も候補者のどこをどう比べたらよいのか分からなかったことだろう。
おいらとすれば、陸上競技場なんざ作るなら、ゴミが浮きまくっている市民プールをどうにかしやがれという1点だけで、対抗馬の松原氏に1票を投じた。緊縮財政を旨としている豊田氏だが、図書館の予算を20分の1に削減したり、もはや八千代市民の夏の風物詩である「八千代ふるさと親子祭り」を一度は廃止しようとしたり、緊縮財政は結構だが、どうも予算を削減する場所を間違っているような気がしてならなかったし、なにより、八千代市創設から20年近くも八千代市の顔として君臨した故仲村氏、贈収賄容疑で逮捕されてしまった前市長の大沢氏と比べると、どうにも八千代市の顔として機能している気がしない。大沢氏も贈収賄容疑で逮捕されてはしまったが、市民の声を市長が直接聞きますよというコーナーを設けたのは実に画期的だったし、仲村氏の陰を消さんと、呼ばれればどこにでも出掛けていくフットワークの軽さが印象的だった。
その点、現職の豊田氏はどうだろう。
ごくたまに、J-COMやちよの、市内のイベントを伝える映像に顔を出すところは見るものの、じゃあ具体的に任期中に何をしたのか…となると、申し訳ないが、顔が全く見えてこないのだ。
その裏では、緊縮財政で学校への予算をケチったり、伝統ある祭りの廃止を打ち出したり、東葉高速への支援打ち切りを打ち出したり、果ては八千代台のシャッター通りに歯止めがかからなくなったり、どうにも「功績」というものが全く見えてこない。
まあ、功績と言えば、自らの公約を撤回してまで誘致した八千代医療センターだけだろう。これも氏にしてみれば、迫り来る少子高齢化の折、終末医療の必要性が叫ばれて渋々公約を撤回したようなもので、病気になったら佐倉や習志野に連れて行かれるという事自体がおかしかったのだ。
陸上競技場建設も結構だが、そんな年に数度利用するかも知れない箱物を作るくらいなら、既存のスポーツ施設の改修を早急に実施して貰いたい。ましてや、陸上競技場建設と引き替えに市民プール廃止など言語道断である。まあ、あれだけ朽ち果ててプールの底にゴミがざらざら浮いているような状況では、誰だって行きたくなくなるに決まっている。

まあ、豊田氏が再任されたと言っても、得票差はわずかに1500。ほぼ半数の市民が、豊田市政にNOを突きつけた形になったのだから、今後の舵取りは非常に難しいだろう。

同時選挙の市議会選挙は、正直誰に入れたらいいかわからんw
Fumi氏とのつきあいで、武田哲三氏に一票を投じてきたが、無事3選を果たされたようでなにより。
あ、一部で噂になった飲酒ひき逃げ事故を起こした市議は、今回落選したらしいですw 普通飲酒ひき逃げなんか起こしたら、選挙には出てこないものなんだが。そんな人が選挙に出てくるのも、ある意味八千代らしいというか千葉らしいというか。

これを機に、普段は何の興味を持たなくても困らない市政にも注目してみようかな。

  
↑ 貴方の街の市政はどうですか?


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