小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

ロンドン五輪前に冬季五輪会場を見る

2012-08-14 21:16:54 | Weblog
意図的に夏季五輪前に冬季五輪会場を見ようと思ったのではなく、偶然ですw

あっという間に今年の夏季五輪であるロンドンオリンピックは終了してしまったけれど、ロンドン五輪開幕直前の先月21日、おかんと白馬に宿泊した際、近所に長野五輪で数々のドラマを演出したスキージャンプ台があったので出掛けてまいりました。
そのときの様子をば。

夏休みに入る直前のタイミングの20日に白馬に宿泊し、明け21日。
前夜は長野県全体が集中豪雨にあい、白馬村が属する大北地区以外の、長野市から諏訪地方にかけてのほとんどの市で記録的な降水量を観測し、JR長野駅では在来線が全ての列車の発着を見合わせたり、市内でも冠水箇所がはっせいするなど、大きな被害が出た翌朝とあって、白馬岳は完全に雲を被っており、雨こそ上がって降る気配はないものの、山登りへのゴンドラや、登った先の展望はあまり期待できそうになさそう。
ならば、近所にジャンプ台があるというのででかけてみた。

白馬村のジャンプ台は、長野県でも観光に力を入れていり施設であり、長野県の三大観光施設に入るのだという。ちなみに他の二つは、長野市内の善光寺と、国宝松本城。
これら3つを線で結ぶと完全なトライアングルで、長野~松本間はJR篠ノ井線や高速バス、松本~白馬間はJR大糸線、白馬~長野間は特急バスでそれぞれ結ばれているので、距離がある大糸線松本~白馬間を特急利用とすれば、移動も各所間がそれぞれ1時間~1時間半ほどで移動できる。

白馬ジャンプ競技場へは、白馬駅から白馬八方方面行きバスに乗り白馬八方バスターミナルで下車、徒歩で10分ほど…と書かれてあるけれど、たぶん10分ではきかず、15分~20ほどかかるのではないだろうか。白馬駅からは車で5、6分といったところ。

公式サイトはこちら。

ジャンプ競技場についたのは朝9時半ごろだっただろうか、シーズン直前のオフ期間ギリギリなのにもかかわらず、駐車場には早くも他府県ナンバーが数台停車している。



エントランスには、ジャンプコースをくぐるためのものものしいトンネル。
ジャンプのウェアが観光客をお出迎え。



トンネルをくぐって、ジャンプ台の真ん中へ。



正面のリフト乗り場からリフトに揺られ、写真真ん中にそびえ立つ展望台まで昇ることができる。
ちなみにコースの真ん中の写真の部分まで入るのはフリーで、ジャンプ競技場と木々のマイナスイオンを吸い込むためにこの場所にとどまるのであれば、入場料はかからない。
ちなみに正面から見て右側のコースがラージヒル、左側がノーマルヒル。
よく見ると高さが左右違いますでしょ。



こちらがラージヒル。
時折コースにスプリンクラーで散水が行われております。



こちら左手のコースがノーマルヒル。

…と。



高校生が練習してました(・・;)


↑※クリックで拡大します。

すげえ…(・・;)

高校生が普通に飛んでる…。





うひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

そりゃあ高校生くらいになったらジャンプ台でジャンプできないようであったら、それこそオリンピックなど狙えるべくもないわけで。
しっかしまああのそのこのあのあのあの高校生…。

怖くないんかね((((;゜Д゜)))))))

だって、リフトで登るような高いところから滑ってくるじゃないですか。
飛ぶじゃないですか。
着地するじゃないですか。
転んだりバランスを崩したら痛いじゃないですか。
痛いじゃすまないか((((;゜Д゜)))))))
ある意味命がけの競技。
一瞬の隙が命取り。
それはどんなスポーツにも言えることなのだけれど、ジャンプ競技は落下してくるから尚更。う~む。

ジャンプを終えた選手達を、五輪のロゴが迎えてくれる。



思えば、今飛んでいる高校生達で、地元長野五輪をリアルタイムで知っている子供達はどれほどいるんだろうか?
あたしはあの頃はサービス業で休みもマチマチだったはずで、ジャンプ競技の名シーン、名実況なんてリアルタイムで見逃してるんだよなあ…(´・ω・`)

なので、写真の位置でも高校生達のジャンプの練習はいくらでも見学できるので、展望台に昇りさえしなければ、ジャンプ練習に見学代はかからない。

でも、さすがにここまで来て展望台にも登らないのもいかがなものかと思うので、せっかくなので展望台に登ってみよう。
展望台へはリフトで中腹まで上り、その後エレベーターで展望台に登れる仕組み。
ここからは大人一人500円。
ジャンプを終えてジャンプ台へ戻る選手達と一緒にリフトに乗る。



リフトに乗るなんていつ以来かしら。
確かに記憶にあるのは、1990年3月に、第3セクター転換直前の舞鶴線(現在の北近畿タンゴ鉄道)を天橋立で途中下車、「股のぞき」で有名な「天橋立ビューランド」までリフトで登ったことがあるけれど、おそらくはそれ以来ではないかと思う。



5分程度の空中散歩で中腹へ。



ここではジャンプ台の躯体を下から覗くことができる。
ここから展望塔で4階まで上がる。

この展望台の売りは、ラージヒル、ノーマルヒル共に、ジャンプのスタート地点まで近づき、それこそ選手達と同じような目線でジャンプコースを眺めることが出来る点。
展望塔はリフト乗り場のある中腹が1階、以下ノーマルヒルのジャンプ台への連絡通路とつながるのが2階、ラージヒルのジャンプ台とは3階でつながっており、4階が一般向けの展望台ということになる。
ちなみに、リフトと同様、展望台へのエレベーターも選手と混乗する形になるので、混雑時にはエレベーターは選手優先になるので、若干待たされることもあるようだ。
エレベーターの写真がないのでなんとも説明のしようがないのだが、スキー板を抱えて乗る選手のために、エレベーターはドアもゴンドラもかなり背が高い仕様になっている。

まずは一気に4階の展望台まで。



展望台から見下ろす地上はこんな感じ((((;゜Д゜)))))))
ちなみに、この写真だと左手に見えるラージヒルコース左の構造物は、オリンピック開催時の立見席。

ついでなんで、展望台から臨む白馬の街並みもご覧いただきます。



ラージヒルのスタート地点をちょこっと覗く。



さて。
選手達が練習で使っているノーマルヒルのスタート地点に行ってみよう。
スキーシーズンは雪が降るということもあり、選手が出入りするエリアにはすのこが敷かれ、水を切って展望台エリアに進むようになっている。
階段で2階に降り、ノーマルヒルのスタート地点へ…。

ふ…。

ふう…。

ふぅわっはっはううううう…。

ジャンプ台の躯体が金網で出来ているから下が丸見えだよう((((;゜Д゜)))))))

雪や水を切らなければいけないので当たり前といえば当たり前なのだが、頑丈な金網が身を守ってくれるとはいえ、躯体を覆う金網から地上までは、おそらく高さ的にはゆうに20~30メートルはあるだろう。
あたしも高所恐怖症というほど恐怖症ではないけれど、下を覗き込めば30メートル下ってーのは怖すぎるわ((((;゜Д゜)))))))

それらの恐怖心に打ち勝った観光客だけが、ジャンプ台のスタート地点という、極上の展望スポットを勝ち取ることが出来るのだw別に生存競争というわけではないけど。



さあ、鳥になれ。


↑※クリックで拡大します。

斜面をグーッと滑っていって…



どーん。



ジャンプ台のスタート地点をテレビで見ることは多々あっても、スタート地点を間近で、それも選手の練習中という、実際さながらの状況で見学できるこの迫力は、他のスポーツ施設にはない、観光気分でありながらジャンプ競技を体験した気になれるという、素晴らしい売りを持つ観光施設であると思う。

ノーマルヒルスタート地点への連絡通路がある2階から、リフト乗り場のある1階へ下りる階段の中には、長野五輪時に使用された看板が、今も誇らしげに掲示されている。



ここはリフトでないと駐車場や別敷地にあるオリンピック記念館のある地上には降りられないので、帰りもリフト。
このリフト、時折何の予告もなく人を乗せたまま止まるから怖いんだよね((((;゜Д゜)))))))

リフトの中腹には、リフトに座ったままでジャンプ体験が出来るところがあります。



このレベルのところで足を合わせて、また斜面になったところでどーん、みたいな。
一応ベルトなどはついていないので、飛ぼうと思えば飛ぶことも出来なくもありませんが、間違いなく次からは出入り禁止になります。

聖火台からジャンプ競技場を一望。



改めて、人はよくもまあこんな競技を考え付いたものだと驚きますわ。
そしてこんな立派なジャンプ競技場を作る建設技術の高さ。

まだまだ残暑厳しい折、避暑がてら安曇野から白馬方面に回る方々は大勢いらっしゃると思います。
もしお時間があれば、人類の英智を結集したオリンピック種目の会場、白馬ジャンプ競技場へぜひどうぞ。

(※取材日…2012年7月21日)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こわっ! (ジャムジャムジャンケン)
2012-08-14 22:23:56
この写真だけでも十分怖いです。
下から見てるだけで十分ですよ。

それにしても、オフシーズンというか、雪のない季節にも練習しているんですね。
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びっくりしました (小馬太郎兵衛)
2012-08-15 10:13:59
一面に人工芝を敷き詰めることと散水で、オールシーズンの稼働を可能にしたようで、地元白馬や大町方面の選手はもちろん、遠くは飯山からの高校生もおりまして、まさか実際のジャンプを目の前で見られるとは思いませんでした。

しっかしあのジャンプ台は、高所恐怖症の人は絶対に近寄れませんな…(・・;)
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