小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

ものの見事にケチがつき続報

2005-08-23 18:35:47 | Weblog
父兄と学校側の意見がかなり食い違ってます。

<高校野球>暴力行為の内容に相違 部員の親と学校側

 第87回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催)で57年ぶりの連覇を達成した駒大苫小牧高(苫小牧市、篠原勝昌校長)で野球部長(27)による暴力行為が発覚した問題で、被害を受けた部員の父親は23日、毎日新聞の取材に「息子は(6月に)30、40発、拳で殴られた」と述べ、「平手で数回」と説明する学校側と大きな食い違いがあることが分かった。一方、同校から報告を受けた道高野連は同日午前、日本高野連に問題を報告。同校は同日開いた全校集会で、生徒に経緯を報告し謝罪した。
 ◇「30~40発殴られた」部員の父親反論
 暴力を受けた部員の父親は学校の22日夜の会見内容について「どうしてこんなうそをつくのか。うその塊だ」と反論した。
 父親は6月上旬の暴力について「朝の練習でエラーして、白い歯を見せてニヤッとしたら、部長が拳で顔を殴り、バットでこずかれたり、蹴られたりして、30~40発殴られた。部長はその際手の甲を骨折したはず」と説明。学校側の「平手で3、4発たたいたというのは全く違う。今もあごががくがくするので、明日病院で検査する」と話した。
 「学校から再三穏便に済ませてほしいと言われた」と述べ、父親からの要請で高野連への報告を大会終了後にしたとの学校側の説明を否定した。
 一方、駒大苫小牧高の原正教頭は23日、高野連への報告が遅れたことについて「(被害生徒の)保護者と校長との話し合いで大会終了後に公表することになっていた。遅れたとは思っていない」との認識を示した。
 被害生徒への事情聴取について「今日中に話を聴きたいと思うが、仕事などの関係でどうなるか約束できない」と述べるにとどまった。

さあ、読者の皆さんはこの記事をどう読むか。
おそらく学校側としてはプレーに集中させてやりたい、そんな親心が対応を後手後手に回らせたという感が否めない。
そしてこの被害者の父兄からすれば「なぜ我が子にだけこんな暴力を」という思いが見え隠れする。でなければ、あこがれの甲子園を目の前にして暴力沙汰を告発すればどうなるか、分かっていたはずであると思うのだ。あるいは「他にも暴力を振るわれた部員がいる」と告発したかったのかもしれないが、この時期に告発すれば、どのような結果が見えることになるのかは自明の理である。
しかし、殴られてアゴががくがくするというのは…。
スポーツ選手はアゴのかみ合わせが命といえるだけに、実質選手生命を奪われたと言えるのではなかろうか。殴り方くらい知っておけよ…。
この時期の告発というのは、ある意味タイムリーヒットになってしまった。しかも優勝していなければ、ここまでケチがつかなかったかもしれないが、下手に優勝してしまっただけに思わぬ反響になってしまったのではないだろうか。

しかし、昨日も書いたとおり、「殴って殴って甲子園」というやり方は、もはや現代社会には通用しないかもしれない。もはや「時代遅れ」なのかもしれぬ。

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