昨日、特許庁まで出かけてきた。
金曜日の夜、阿部ちゃんと仕事の話云々でチャットをしていた時、どういう話の流れでこうなったのかは覚えていないのだけれど、乗り換え探索に乗り換え位置も検索できたら便利だねということで、そういえば、地下鉄の駅に貼り付けてある、この線のこの駅で何線に乗り換えるには前から何両目の車両に乗ればいいのかというポスターが、確か主婦か誰かが調べて特許を取っていたんだよなあという話になり、じゃあお前ちょっくら特許庁へ行って調べてこいということになったのである。
最初こそおい本気かよという感じだったが、考えてみれば、国会図書館以外に国の機関に出入りする体験なんて、今後そうそうないだろうから、たまには体験学習がてら出かけてみようかと思った次第。
特許庁は虎ノ門と溜池山王のちょうど中間当たり。外堀通りの霞ヶ関ビルの隣あたりらしい。
お昼過ぎに行動開始。
京成で船橋→西船橋→東京メトロ東西線→銀座線→虎ノ門。
虎ノ門で降りたのは、2003年の夏あたり以来ではなかろうか。特許庁の近くにある日本旅行業協会に、一般旅行取扱主任者試験の募集要項を取りに行った時は、確か土曜日か日曜日で、庁舎街に人影の人の字もなかった記憶が蘇る。一度でいいからこんな所で仕事をしてみたいなとは思っても叶わぬ夢よ。周りを見渡しても、いくら昨今クールビズが流行りとは申しても、いくらなんでもTシャツにGパンで虎ノ門から霞ヶ関辺りをうろついている奴なんてそうそういるわけがない。
特許庁ではやはり国の機関ということで、入り口で検問なんぞが行われていて、通行証があるのかゴルァと守衛のおっちゃんに聞かれて免許証を取り出す。いや、こんな所を爆弾テロで狙ったところで面白くもなんともないのだが…。
目指す資料閲覧室は2階にあるとのこと。
閲覧室の前に総合受付があり、かくかくしかじかこーゆーことが調べたいのだけれどと受付のお姉様に申し上げたら、それを調べるにはまず、地下鉄の乗り換え案内が属するコード番号を見つけなければならないそうで、相談窓口で相談してみたらいいと教えてくれたので、その通りの相談窓口へ。いたのは、いかにもここはお役所ですよといわんばかりの胡散臭いおっちゃんだった。ここでもかくかくしかじかこーゆーことが調べたいのよと申し開きをすると、おっちゃんは怪訝な顔をしながら、おそらくこのコード番号でいいだろうと見当をつけ、これで調べてみて下さいと、コード番号を書いた紙を渡してくれた。
そこから閲覧室備え付けのパソコンで調べることになるのだが、後には、図書館や博物館でいえば学術員のような、検索を手伝ってくれる初老のおじさんが数名控えていた。初老のおじさんにも同じようなことを伝えたら、「あー、あれねえ。今までも何人か調べに来たことがあるからすぐにでてくるだろう」とのこと。しかし検索には引っかからず。
自分が調べたかったのは、東京の地下鉄駅構内に貼ってある、乗り換えや出口には、どの車両に乗れば近いかという奴だったのだが、それがキーワード検索で「地下鉄」「乗り換え」「出口」などでいくらやってもでてこない。学術員のおじさんによれば、それが特許申請されたのはそんなに古くないから、パソコンで検索すれば絶対にでてくるはずと太鼓判。
しかし検索から一時間経過。いい加減煮詰まってきたところに、おじさんがもう一度助け船。
「コード番号からこれを削ればいいんじゃないかなあ」
コード番号から少し削ってから再探索をかけたら…。
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
苦闘一時間、やっと出てきた。そうそう、特許出願人が主婦で、駅に貼り付けているような奴。そうそうこれこれ!!
1枚30円というプリントアウト代を、他に特許申請されている類似品を含めて都合24枚プリントアウトし、おじさんに感謝の意を伝えその場を辞する。
とってかえしてあべちゃんに連絡すると、資料が今見たいとのことなので、あべちゃんの働く武蔵浦和まで移動することにする。
溜池山王→赤坂見附→新宿→埼京線→武蔵浦和。
武蔵浦和で待つこと10分ほど、スターバックスで待ち合わせ、あべちゃんに資料を渡す。
正直、これが本当に事業になるとは今の段階ではこれっぽっちしか思っていないから、どうやってえ乗り換え探索と共にインターネットにリンクさせればよいのやら、アイデアが浮かばない。確かにインターネットにリンクできれば便利なことこの上ないのであろうが、アイデアが出ない…。
しかも腕もないしなあ…。
打ち合わせが終わった後は、地元八千代台へ戻る。
八千代台にほど近い、千葉市花見川団地に住む元芝居仲間夫妻の片割れの誕生日パーティが行われるらしく、顔を出しておく。
あの当時の芝居仲間に会うのはおそらく4年ぶり。
先日、家にほど近いイトーヨーカドーで買い物をしていたら、夫妻の妻とバッタリ会った。
やだあ! ケント君なにやってるの!?
俺のことをケント君と呼ぶあんたは…。あらまあお懐かしい。
しかし人の買い物中に首根っこを掴んで、あんたこんなところで何やってるの!?とはひどい話ではないか。
それが炎もとい縁で4年ぶりの再会となったわけであった。
いや、まさか国の機関に出入りすることになるとは思いもしなかったぞう。
なにせ、普通の生活をしていたら、特許庁はもとい、国の機関に出入りすることもないのだから。
まあ、貴重な体験になったかしらん。
金曜日の夜、阿部ちゃんと仕事の話云々でチャットをしていた時、どういう話の流れでこうなったのかは覚えていないのだけれど、乗り換え探索に乗り換え位置も検索できたら便利だねということで、そういえば、地下鉄の駅に貼り付けてある、この線のこの駅で何線に乗り換えるには前から何両目の車両に乗ればいいのかというポスターが、確か主婦か誰かが調べて特許を取っていたんだよなあという話になり、じゃあお前ちょっくら特許庁へ行って調べてこいということになったのである。
最初こそおい本気かよという感じだったが、考えてみれば、国会図書館以外に国の機関に出入りする体験なんて、今後そうそうないだろうから、たまには体験学習がてら出かけてみようかと思った次第。
特許庁は虎ノ門と溜池山王のちょうど中間当たり。外堀通りの霞ヶ関ビルの隣あたりらしい。
お昼過ぎに行動開始。
京成で船橋→西船橋→東京メトロ東西線→銀座線→虎ノ門。
虎ノ門で降りたのは、2003年の夏あたり以来ではなかろうか。特許庁の近くにある日本旅行業協会に、一般旅行取扱主任者試験の募集要項を取りに行った時は、確か土曜日か日曜日で、庁舎街に人影の人の字もなかった記憶が蘇る。一度でいいからこんな所で仕事をしてみたいなとは思っても叶わぬ夢よ。周りを見渡しても、いくら昨今クールビズが流行りとは申しても、いくらなんでもTシャツにGパンで虎ノ門から霞ヶ関辺りをうろついている奴なんてそうそういるわけがない。
特許庁ではやはり国の機関ということで、入り口で検問なんぞが行われていて、通行証があるのかゴルァと守衛のおっちゃんに聞かれて免許証を取り出す。いや、こんな所を爆弾テロで狙ったところで面白くもなんともないのだが…。
目指す資料閲覧室は2階にあるとのこと。
閲覧室の前に総合受付があり、かくかくしかじかこーゆーことが調べたいのだけれどと受付のお姉様に申し上げたら、それを調べるにはまず、地下鉄の乗り換え案内が属するコード番号を見つけなければならないそうで、相談窓口で相談してみたらいいと教えてくれたので、その通りの相談窓口へ。いたのは、いかにもここはお役所ですよといわんばかりの胡散臭いおっちゃんだった。ここでもかくかくしかじかこーゆーことが調べたいのよと申し開きをすると、おっちゃんは怪訝な顔をしながら、おそらくこのコード番号でいいだろうと見当をつけ、これで調べてみて下さいと、コード番号を書いた紙を渡してくれた。
そこから閲覧室備え付けのパソコンで調べることになるのだが、後には、図書館や博物館でいえば学術員のような、検索を手伝ってくれる初老のおじさんが数名控えていた。初老のおじさんにも同じようなことを伝えたら、「あー、あれねえ。今までも何人か調べに来たことがあるからすぐにでてくるだろう」とのこと。しかし検索には引っかからず。
自分が調べたかったのは、東京の地下鉄駅構内に貼ってある、乗り換えや出口には、どの車両に乗れば近いかという奴だったのだが、それがキーワード検索で「地下鉄」「乗り換え」「出口」などでいくらやってもでてこない。学術員のおじさんによれば、それが特許申請されたのはそんなに古くないから、パソコンで検索すれば絶対にでてくるはずと太鼓判。
しかし検索から一時間経過。いい加減煮詰まってきたところに、おじさんがもう一度助け船。
「コード番号からこれを削ればいいんじゃないかなあ」
コード番号から少し削ってから再探索をかけたら…。
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
苦闘一時間、やっと出てきた。そうそう、特許出願人が主婦で、駅に貼り付けているような奴。そうそうこれこれ!!
1枚30円というプリントアウト代を、他に特許申請されている類似品を含めて都合24枚プリントアウトし、おじさんに感謝の意を伝えその場を辞する。
とってかえしてあべちゃんに連絡すると、資料が今見たいとのことなので、あべちゃんの働く武蔵浦和まで移動することにする。
溜池山王→赤坂見附→新宿→埼京線→武蔵浦和。
武蔵浦和で待つこと10分ほど、スターバックスで待ち合わせ、あべちゃんに資料を渡す。
正直、これが本当に事業になるとは今の段階ではこれっぽっちしか思っていないから、どうやってえ乗り換え探索と共にインターネットにリンクさせればよいのやら、アイデアが浮かばない。確かにインターネットにリンクできれば便利なことこの上ないのであろうが、アイデアが出ない…。
しかも腕もないしなあ…。
打ち合わせが終わった後は、地元八千代台へ戻る。
八千代台にほど近い、千葉市花見川団地に住む元芝居仲間夫妻の片割れの誕生日パーティが行われるらしく、顔を出しておく。
あの当時の芝居仲間に会うのはおそらく4年ぶり。
先日、家にほど近いイトーヨーカドーで買い物をしていたら、夫妻の妻とバッタリ会った。
やだあ! ケント君なにやってるの!?
俺のことをケント君と呼ぶあんたは…。あらまあお懐かしい。
しかし人の買い物中に首根っこを掴んで、あんたこんなところで何やってるの!?とはひどい話ではないか。
それが炎もとい縁で4年ぶりの再会となったわけであった。
いや、まさか国の機関に出入りすることになるとは思いもしなかったぞう。
なにせ、普通の生活をしていたら、特許庁はもとい、国の機関に出入りすることもないのだから。
まあ、貴重な体験になったかしらん。
今度自分も行ってみようかなぁ。
なにげにさらっと書いてありますな
ハンドルネームなんてちょこざいなもんは使わない主義だから本名なのはかまわないんだけど
今回は調べに行く事が目的だから無問題です、ハイ
いや、国会図書館と違って、特許庁はそれなりの目的を持った人が行かないと全く面白くないという諸刃の剣なのですよ。事実自分が行ったときも、周りにいた人は弁理士さんと思われる人ばっかりでした。
fumi様
スマソ。
まあ、この中の読者でよもや先鞭を付ける人はいないと思うけれど、極秘事項やね。スマン。