１０７回目のプロポーズ？

１０６連敗中の馬がやっと勝ちました。
１０６連敗の牡馬が初勝利　岐阜の笠松競馬で

　岐阜県の笠松競馬で１９日、１０６連敗中だったウイニングポーズ（牡馬６歳）が初勝利を飾り、デビュー以来１１３連敗中のハルウララに迫る記録にピリオドを打った。
　１０頭中２番人気のウイニングポーズはスタートからトップを走り、一馬身差でゴール。約３０００人の観客に名前通りの勇姿を見せた。
　レースは未勝利で３歳以上の馬限定。「勝って笑ってほしい」との願いから「めざせ一笑賞」と銘打った。出走した馬の中で一番負け続けていたのがウイニングポーズだった。
（共同通信） - 6月20日1時7分更新

このレースは未勝利馬限定戦。つまり１度も勝ったことのない馬たちの組み合わせでの出来事。１０頭の中でも、いやでも１頭だけ勝ち馬が出るレースなんである。
詳しくは馬柱をご覧下さい。
馬柱を見たところ、ウイニングポーズはこのところ３着、２着と、勝ちきれないまでも順調なレースぶりだったことから、順番にも恵まれた感じ。出走馬１０頭中、２着が９回と一番多かったし。
しかし、笠松にも一度として３着までにすら入ったことのない馬もいたのね。その馬は４着は何度かあったみたいだけれど。
同じことを高知でやったら大変なことになりそうだな。あそこはもはや競走馬最後の土地だから、馬柱を見ただけでも、どの馬が勝つのかさっぱりわからぬ有様であろう。
もっとも、予想の難しさだったら、こんな未勝利馬限定戦より、南関東ででよく行われる「未出走未受賞戦（５着にも入ったことのない馬のレース）」の方がよほど難しい。６着以下でも出走経歴のある方が強いのか、そんな馬だったら未出走馬の方がよほど強いのか、比較検討がめちゃくちゃ難しかったりする。

そういえば、ハルウララはどのような形態で復帰させようとする腹づもりなのだろうか、馬主の安西は。