小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

書は捨てなくても街に出よう

2006-08-26 10:52:54 | Weblog
今日は地元の花火大会。
地元の街が、1年に1度だけ、それこそ打ち上げ花火のごとく華麗に盛り上がっては何事もなかったように闇の中に消えてゆく日である。
花火大会の会場近くでは延々と「八千代ふるさと音頭」が流れ、子供達はロックソーランで汗を流す。
地元の花火大会…というか、「八千代ふるさと親子祭」、前市長が3年前の現職時に、賄賂の疑いで逮捕されて以来、出直し選挙で当選した現市長は、訳の分からないところでの経費削減を声高に訴えはじめ、市立図書館の経費を大幅に削減して市民の大ひんしゅくを買ったばかりか、実はこの「八千代ふるさと親子祭」自体の休止が、まことしやかに流れたこともある。しかも市民の反応たるや、「あの市長ならやりかねん」と、特に廃止反対の声が上がるわけでもなく、いたく冷静に動きを分析していた。
財政難で祭りの打ち切りを言い出すのはなにも八千代市だけではなく、お隣の佐倉市でも、毎年8月上旬に印旛沼のほとりで開催されていた「佐倉国際花火大会」が、2年前の開催を最後に打ち切られている。余談だがこの花火大会の見物客輸送には京成も大乗り気で、帰りの客を輸送するために、上野行きや八千代台行きといった、特発の臨時列車を設定して対応しており、鉄としては、1年に一回、「八千代台行き」の方向幕が見られる日としても名高かった。最近「八千代台」の方向幕が使われた例としては、昨年7月に首都圏を襲った震度5の地震で千葉県の鉄道が一時壊滅状態になった時に使用された例くらいだろうか。

その地元の花火大会。
21世紀になってから、とんと足が遠のいた。
というより、意識して祭りから離れている。
思い起こせば6年前。
当時つきあっていた人との最後のデート場所が、この祭りの会場だったからだ。

それ以来、この時期だけは祭りの会場にはいたくなくなり、仕事帰りだったらわざと寄り道して帰りを遅らせるなり、別の仕事を入れるなり、別の案件を入れてみたり、徹底して祭りから遠ざかろうとしている。とにかく街へ出よう。書は持たなくとも。

その行為が、果たして正しいかどうかは、知らない。
しかし、男には、触れてはならない過去の遺物というものがある。
それこそが、「本気」だったことの、なによりの証なのだから。

空に消えてった 打ち上げ花火…

  

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